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Fate/staynight/the/crossovermoment

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法則を嫌った「法則」

 
前書き
超久々の投稿です!!
読んで頂けると幸いです! 

 
 第六次聖杯戦争
 聖杯戦争は無限の可能性を秘めた最高の実験場だ。
『吸血鬼』『人造人間』『神』
 聖杯戦争のルールに反した者達の介入は別の『可能性』を秘めた『ルート』だ。
 本来、従来の聖杯戦争で存在を否定された存在達。
 彼等は聖杯を『愚弄』する。


 願望機『聖杯』を召喚する条件。
 聖杯戦争が始まった時点で『小聖杯』『聖杯』『大聖杯』の順に出現する事は確定事項だ。
『セイバー』『アーチャー』『ランサー』『ライダー』『バーサーカー』『キャスター』『アサシン』英霊達の魂を聖杯に捧げる事で聖杯は完成する。
 ・・・・狂った聖杯戦争の完成だ。
 聖杯戦争を裏で支配する者達の目的は不明。
 目的以前に手口が不明だ。
 狂った聖杯戦争の英霊達は『イレギュラー』を兼ね備えた前例の無い英霊達。
『ソルジャー』『ガンナー』
 今回の聖杯戦争で初めて召喚された出現された英霊は英霊を愚弄する英霊。
 生前、彼等は何者で何を求めたのか?

 聖杯戦争は単純なゲームだ。
 単純なゲームは単純な程、退屈を紛らわす。
 繊細で複雑なゲームは・・・・効果が得られる以前に戦争の意味を失いかねない。
 聖杯戦争は合理的で単純な方が結果を求める『場合』   聖杯は覚醒する。

「聖杯は覚醒する」

 聖杯を最大限に活用する方法・・・願望機で夢を叶える聖杯は真実を知らない国語辞典だ。
 単純なゲーム『聖杯戦争』勝てば夢を叶えられる。負ければ・・・『死』
 前回の聖杯戦争は勝っても負けても得られる物は存在せず、殺戮ゲームで終えた。現状の状態と資材を交互に応用すると前回以上の結果を求めても問題はクリアする。
 第一次聖杯戦争は聖杯戦争の中では、ずば抜けた成績だ。聖杯戦争のルールを禁忌を超えた別の『法則』神の類を初めて実現する事を許された最初で最後の聖杯戦争は聖杯戦争を管理する者から見れば上々の結果だ。
  聖杯戦争を次のステップに別の法則に移行する準備を整えた彼等は何を『トリガー』に選ぶのか?

「伝説を具現化する英霊?」

 素朴な少女の疑問をガンナーは丁寧に簡単に説明する。
「僕達『英霊』は前世で関連する武器を所持する。
 僕の場合は曖昧・・・・まぁ、生前の状況で結構、適当に整理されるんだけど」
 聖杯戦争のルールで結構、勝手に曖昧に英霊の宝具は変えられる。生前に扱っていた物語で携わった架空武装、神話の話を宝具にさせる事も可能で本当に曖昧なのだ。望んだ神話を望んだスキルを英霊に与える事も可能な聖杯戦争・・・ゲーム感覚でenjoyする者達の心境は狂ってるのか?
「スキルは役職で様々! RPGゲームの容量で望んだスキルを与えよう!」
「え、でも・・・英霊のスキルは役職で決まるんじゃ?」
「オッ、流石、マスター。
 解ってるね」
 聖杯戦争で召喚された英霊達は与えられた役職で決められたスキルが与えられる。聖杯戦争を愚弄する英霊『ガンナー』は例外だが・・・例外を超えた例外『イレギュラー』を聖杯戦争で服用すれば別の可能性を別の法則に逸らされる可能性・・・可能性を超えた法則・・・法則を超えた可能性達は進化を発揮するのか?
「元々、与えられた『スキル』を書き換える・・・いや、上書きの方が正しいかな。
 僕の元々のスキルは遠距離武器を複製する能力・・・本来わね。
 マスター、君の魔術回路が僕のスキルを変えたんだよ」
「私の魔術回路・・・『ゼウスdeerブレイカー』」
「神の魔術回路は僕の魔術回路を投影魔術を存在を変えたんだ。
 感謝してるよ。僕の因果を断ち切って、別の道を与えてくれたマスターを」
 その表情は嬉しそうで刹那。
 真実を知る者は彼の表情を見て何を考えるのか? 互の信用する者達・・・でも、何を望むのか彼等は知らない。『ガンナー』が求める物を真夜は知らない。逆に真夜が求める物を『ガンナー』は知らない。

「時間だ」

 少女の瞳は光を喪失する。
 限界を迎えたのだ。
 魔術回路『ゼウスdeerブレイカー』に蝕まれた真夜。脳の処理の大半を魔術回路に送った結果、真夜は疲労を回復する事は出来ない。紛らわす程度、一瞬、忘れられる事を可能にするのが睡眠。余計な情報を一切カットする事で処理の安定化を促している。

『神の魔術回路・・・法則を嫌った法則ですね』

 槍を構えた英霊『ランサー』が現れる。
 周囲の結界に感知されず、気配を消して、普通に淡々と現れた。
「・・・なんだ?」
「不機嫌そうですね~怒ってます?」
「・・・」
「怒ってるんですね~解ります」
 笑った表情でガンナーを見る。
 読めない・・・空気も奴が考えてる事も奴の存在も。
 三本の槍を所持する英霊『ランサー』歴史上に三本の槍を所持する人間は記憶に当てはまらない。奴の服装・・・世界の隅々を探しても、似た服が存在するのか? 疑問を抱けるレベルだ。
「何の用だ?」
 言葉と同時に銃を構える。
 避けられると解っても銃を構えた。
「オッと、物騒ですね。
 私はパシリ・パシリですよ~。
 って、無言で銃を撃つの止めてくれます!?」
 声は慌ててるが避けている。
 瞬間移動・・・原理不明な回避行動はガンナーを困惑させる。ガンナーの能力『防御無視』ガードを突き抜ける攻撃を常時、行える。『防破』盾を鎧を剣を突き抜けるスキルを『盾破』は追尾能力を兼ね備えた最強のスキル。それを奴はランサーは避ける。
「避けるな」
「無茶、言わないでトリガーを止めて!」
 瞬間移動の法則を『防破』は対応する筈だ。
 弾丸はランサーの魔力に反応する筈なのだ。
「『魔弾』」
 音速の弾丸は空気の壁を突き抜ける。
 先程の弾丸に比べれば弾丸の速度は低下している。躱される可能性は高まった。
 が、追尾能力は先程の数倍。瞬間移動を繰り返す奴でも絶対に躱せない。

「喰らえ・・・『グングニル』」

 弾丸は消えた。

「流石の私でも、全てを対処不可能と判断しました。
 イヤ~貴方は私に対処不可能と判断されたんですよ~? 神話『ヘラ』の魔力に匹敵する程の」

 何者・・・なんだ。
 空間を『ねじ曲げた』?

「私の真名を知れば貴方の疑問も消える。
 ですが、私のマスターは疑り深い『人間』でしてね」
 困惑・疑問は別の法則を過ぎらせる。
 法則を嫌った法則・・・法則を知らない法則を完成するのがランサーの目的。『真聖杯戦争』に参加する為の下準備は別の法則を知る機会を与えた。何故、『聖杯戦争』は英霊を呼ぶのか? 何故、世界は間違っているのか?
 聖杯を求めた者達の勲章は次の段階に進む為の鍵なのだ。
「聖杯戦争をルールを破った召喚・・・お前は・・・」
「私は英霊。
 生前は関係、有りません」
「生前は存在しない、だろ?」
「ふむ。流石、未来の英霊。
 予測を超えた結論・・・見事です」
「・・・・・」
「他言無用・・・解ってます」
 ハッハッハと陽気に笑ってる。余裕だな。
「真名が眠ってる状態に救われるなんて」
「貴方の魔術回路はマスターの魔術回路と同期している。
 その状況に私も、救われたって事に・・・」

 ランサーの口は閉ざされた。

「何を勝手に暴露してんだ?
 ランサー?」

 零呪を輝かせた少年は消費する。
 貴重な零呪を消費する程の存在・・・聖杯戦争の規定を外れた英霊・・奴の正体は。
「僕のサーヴァントが迷惑を掛けた」
「アァ、本当だ」
 投影武器を収めた。
「真面目な話、僕のサーヴァントは馬鹿だ。
 今回の件は綺麗サッパリ忘れてくれ」
「アァ」
 忘れる・・・奴の正体は。
 推測、憶測に過ぎない可能性をガンナーは恐怖する。
「今回、僕達が集まったのは。
 必要な物を調達する為だ」
「必要な・・物?」
「今回の聖杯戦争は別格でね。
 僕達の予測を遥かに上回った殺戮ゲーム・・・君も薄々と気付いてるよね?」
「何を、だ」
 コインが弾かれた。
 弾かれたコインは少年の手元でキャッチ。コインを隠した。
「さて、手元のコインは裏? 表?」
「・・・・」
「君の選択は右? 左?」
「・・・・」
「ねぇ、 世界を滅ぼした魔術師さん?」

 投影魔術を扱えた。
 戦争の中で彼は無敵だ。
 無限の銃・無限の弾を生成する魔術師は数多の戦場を駆ける。
 正義の味方・・・正義のヒーローを望んだ者の結末を弓兵は知っている。
 結果を省いた英霊を正義を裏切った英霊を・・・彼等は知っている。正体を正義の意味を悪を退いた英霊を同一人物は知っている。

「・・・・感じる」

 衝撃・激動・感動。
 別の法則・・・・俺は知っている?
「士郎・・・?」
 隣の美少女『セイバー』は俺の変化に気付いた。
 魔術回路・・・on。魔力を魔術回路に注入、別の法則を辿った『者』にエールを送る。
 魔術で魔力で法則を辿った者達の会話は一瞬で終わる。別の法則・・・法則を嫌った法則を同一人物達は知っている。繋がった者達は予見するのだ、別の法則を世界を過去を未来を現実に幻想を抱いた者達の導は聖杯戦争を聖杯を刺激する。















 
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