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『ひとつ』

作者:零那
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『涙』


深く深い処を突き刺した其の哀しみと悔しさに、ただただ涙流すしか出来なくて...

独りでは生きられないと解ったのは、みんなの優しさに触れることが出来たから...

間違いを間違いだと否定してくれる、正しいことを正しいと肯定してくれる。
そんなアナタ達に出逢い、僕は変われた。

泣いて泣いて、叫んで叫んで、足掻き続けた。
それでも、怒りと悔しさは、次から次へと溢れかえる。

嘘偽りの無い感情で向き合えるアナタ達を僕は誇りに想う。

深く深い処を突き刺した其の哀しみと悔しさに、ただただ涙流すしか出来なくて...

独りでは生きられないと解ったのは、みんなの優しさに触れることが出来たから...

もう二度と触れられないアナタ達...
もう二度と...

 
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