ハイスクールD×D大和の不死鳥
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4妖精の尻尾
◇ヤマト
ウェンディちゃんの歓迎会をした翌日、俺とウェンディちゃんはマグノリア唯一?の魔導士ギルド『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の前にいた。他のメンバーは情報収集+マグノリアの探索にでると言うことで俺は妖精の尻尾に行くことにしたらウェンディちゃんが一緒に行くと言い出したので連れてきた。
「なんか、中が騒がしいけど入ろうか………」
「う、うん……」
建物内から大声が聞こえたりと騒がしいが目的のために建物に入る。
「お邪魔しま~す」
建物に入るとあちらこちらで喧嘩が行われていた。
「………ウェンディちゃん………帰ろうか……」
「うん………」
入ったことに後悔しながら建物からでようとすると後ろから声をかけられる
「待ってくれんかの」
後ろを向くと小さいじいちゃんがいた。
「誰でしょうか?」
「わしは、ここのギルドマスターのマカロフじゃ」
この人がギルドマスターですか、おじいちゃんだけどかなり強いですね
「よかったです。現ギルドマスターに相談がありまして………」
「相談じゃと?わかった、着いてきてくれ」
「ありがとうございます」
俺達は二階の一部屋に案内された
「相談とはなんじゃ?」
「はい、簡単に言いますとギルドを造ろうと考えていましてそのあたりの流れを聞きたくて伺いました」
普通なら評議院に行くべきだろうが、まずは、現ギルドマスターの人に話を聞きたかった。
「二人だけでか?」
「いえ、20人程です」
リアス達も足せば五十人ぐらいにはなるがとりあえずはなのは達だけで計算した。
「なら、わしのところに入らないかの?」
う~ん、嬉しいお誘いだけどなぁ~
「お誘いはうれしいですがすみません。僕達は僕達で1からギルドを作りたいのです」
ほんとのところ、七年後には一旦ここを離れるから元々あるギルドには入りづらいんだけどね
「そうか……それは仕方ないのぉ」
「すみません」
「いいんじゃ。さて、ギルドを作りたいとのことじゃが、マスターはお前でいいんじゃな?」
「はい。まだ、名乗って居ませんでしたね。僕はヤマト、この子はウェンディです」
名前は聞いていたが自己紹介はしていなかった。
「ヤマトがマスターじゃな。わかった、わしが手伝ってやるからの」
「ありがとうございます。」
マカロフさん、優しい方ですね。
「なに、気にするでない。明日評議院で手続きするから一緒に来てくれるかのぉ?」
「わかりました。明日また来ます」
俺は軽くお辞儀をしてから部屋を後にし建物を後に………したかったのだが扉の前に上半身裸の少年とマフラー少年が待ちかまえていた。
「おい!俺と勝負しろ!」
「いや、俺だ!」
俺と戦いたくて待ってたらしいが二人ともなかが悪くてすぐ喧嘩になっていた。
「わ~かった、取り敢えず外にでるぞ」
室内での戦いは不味いので取り敢えず外にでる
「さてと、面倒だから二人まとめてかかってこい!」
「へん、俺一人で十分だ!」
「なんだと!」
上半身裸の少年が挑発してマフラー少年と喧嘩になる。
「こないなら、こっちから行くぞ?」
喧嘩しているのでさっさと終わらせるために瞬歩を使い後ろに回る
「「!?」」
二人は驚いて動けなそうなのでデコピンで終わらせようとするが………
「『火竜の鉄拳』!」
マフラー少年が拳に炎をまとって殴ってきた。俺は瞬歩でかわす
「滅竜魔法か………」
滅竜魔法はこの世界の魔法だからあるのは当然だとは思っていたがもうあえるとはな……………あれ?天竜グランティーネ………滅竜魔法………ウェンディちゃんも滅竜魔法の使い手ドラゴンスレイヤーってことか?魔法にかんしてはなるべく聞かなかったからな、後で聞いてみよ。
「アイスメイク………」
俺が考え事をしていると上半身裸の少年が両手を合わせる
「ランス!」
少年の周りには氷の槍がいくつか現れ俺に襲いかかってくるがすべてよける。
「なるほど炎と氷………魔法の属性が合わないから二人とも仲が悪いのか……」
この二人なら近い将来俺に追いつきそうだな
「フフ………」
面白い二人を見つけて少し笑う
「火竜の咆哮!」
マフラー少年が咆哮を放ってくるが俺はプロテクションでガードする
「もう少し楽しみたいけどウェンディちゃんやみんなが心配するから終わりにするかな……」
俺はまた瞬歩で二人の後ろに立ち気絶させる
「はい、俺の勝ち」
二人とも倒れる前に抱えると観客の少女と青いねこが走ってくる
「ナツ~」
「大丈夫、気絶させただけだからすぐに目覚めるよ」
俺は二人を少女に預けウェンディちゃんを連れその場を後にした。
続く
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