| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『ひとつ』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『ミッドナイト』


馬鹿みたいに騒いで忘れたい

一瞬でも良いから真っ白になりたい

そしたらまたイチから考え直せるでしょ?


頭抱えて悩んでたってラチあかない

誰かがラクになれって叫んでる

でも快楽の後の虚しさは更に濃くなるだけって知ってる

僕には快楽なんて存在しない

すべてが不感症だから


イヤホンをイレた耳の鼓膜が破けるくらいの爆音で誤魔化す

止まらない涙と高鳴る鼓動で我を忘れたフリをする

ほんのひとときの現実逃避、それが現実


あれが在れば
これが在れば
そんな無い物ねだり無意味

現実を蔑む暇なんて無い
現実を塗り替えたい
現実は変わらない
其れが今の現実
逃げれない

逃げれない現実
現実逃避から抜け出せない

いっそ壊してくれたら
なんて思ったり
馬鹿みたいだと笑ったり
そうすべて他人事

イヤホンをイレた耳の鼓膜が破けるくらいの爆音で誤魔化す

止まらない涙と高鳴る鼓動で我を忘れたフリをする

ほんのひとときの現実逃避、それが現実

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧