| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

32模擬戦なの!

◇ヴィヴィオ

ジオラマ内には私、なのはママ、パパ、キャロお姉ちゃん、エリオお兄ちゃんノーヴェ、そしてアインハルトさんがいる

「ここなら、全力でやっても誰も気にしないでできるぞ」

全力でできるなら……

「最初から全力で行きます!」

クリスを手に取り、

「セイクリッド・ハート。セットアップ!!」

光と共にわたしは大人モードになる。その光景を見ていたアインハルトさんは、

「・・・・武装形態」

 光が晴れそこからはわたし同様大人になったアインハルトさんがそこにいた。

「ルールは魔法無しの格闘戦、時間は無制限だが、どちらかがダウンした時点で試合終了だ。それでは始め!」

「(綺麗な構え・・・油断も甘えも無い。きっと良い師匠に、良い家族に恵まれたんだ)」

「(すごい威圧感。いったいどれ位、どんなふうに鍛えたんだろ)」

「(この子はきっと格闘技を楽しんでる)」

「(勝てるなんて思わない)」

「(私とはきっと何もかもが違うんだろう)」

「(だけど、だからこそ一撃づつでも当てよう」)

そして互いに動き出した。

 拳をぶつけ、それを避け、再びぶつけ、防がれ、ぶつけ。永遠のサイクル化のように繰り返す。

「(強い………)」

「ハアァァァァァァァ!」

わたしの拳はアインハルトさんを捕えた。

そして吸い込まれるかのように拳はアインハルトさんの腹部に当たった。

◇ヤマト

「さすがヴィヴィオだな」

離れた所でみている俺達、当てた時になのはは少し喜んでいた

「アインハルトとヴィヴィオ。必要な互いな存在なんだろうな」

ライバルとして親友として良い仲になれるだろうな

◇アインハルト

わたしは体制を立て直し反撃にでると互いの拳が互いのほほにぶつかる。

「やった?!」

そして再びぶつかる。

「(この子は、どうしてこんなに一生懸命に?家族が見ているから?)」

「(大好き、大切で、護りたい人がいる! 小さいわたしに生きることと、強さと、勇気、力の意味を教えてくれた! 世界中のだれよりも大切にしてくれて、心を温かくしてくれた! だから、強くなるって決めたんだ! 強くなるんだ! パパに追い付いて、隣に立てるぐらい!)」

 再び彼女が一撃を放つ。その一撃は今日一番の重さがあった。でも、

「(私にだって悲願はある!)」

そして、

「覇王断空拳!」

わたしの断空拳が彼女にあたる寸前に彼女はその場から消えた。

◇ヴィヴィオ

私はアインハルトさんの攻撃が当たる寸前にパパから教えてもらった瞬歩を使ってかろうじて避けることができた。

「何をしたのですか?」

「パパから教えてもらった魔力無しでの高速移動『瞬歩』を使っただけです」

魔力無しの高速移動、瞬歩……パパが言うには体に流れる気を操り高速で移動する物らしい。私のは移動だけで攻撃には移れないがパパは瞬歩の状態で攻撃できるその上もあるそうだけど。
今はアインハルトさんとの戦いに集中しないと

「次は私の番だよ!」

私とアインハルトさんは同時に走り出す

「パパ直伝……不死乱舞!」

不死乱舞……本当はパパが魔法を使って使う技を魔法無しで八発入れるのが不死乱舞です

「っ!? がはっ!?」

アインハルトさんはそのまま倒れた

「そこまで!」

模擬戦がパパの合図で終わるとパパ達がそばに来てくれる

「おつかれ、ヴィヴィオ」

「よく頑張ったなヴィヴィオ」

パパとなのはママが頭を撫でてくれる

「えへへ、パパのおかげで何とか勝てたよ」

「でも、これで、満足しててはダメだからな?」

そんなの分かってるよ

「うん、分かってるよパパ!」

その後私達はジオラマ内で一日過ごしアインハルトさんとは友達になってから別れた

続く

その頃、ある洞窟内では

「ククク、とうとう、準備が整った。待っていろ、時神ヤマト!」

ひとりの男………オオグルマが叫び狂ってる前には中型~大型のアラガミと昔時神家を絶望に追いやったドラゴン型のアラガミと極東支部を危機に追いやった特殊型アラガミがいた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧