戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第十四話 斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!その二十
「だからだ」
「すぐにゴールに戻り」
そのうえで」
「ゴールを守る」
「そうするのですね」
「そうだ、沢田軍曹」
ゴールキーパーにもだ、斎藤は言った。
「気をつけろ」
「はい、ジャスティスカイザーがですね」
「姿は見えない」
しかし、というのだ。
「だが彼等はここにいる」
「このグラウンドに」
「そしてだ」
そのうえで、というのだ。
「ゴールに迫っていてだ」
「ゴールを狙っていますか」
「間違いない、だからだ」
「はい、私はここで」
「ボールの気配を読め」
こう言うのだった。
「奴等はシュートを放つ」
「おうよ、その通り!」
「ご名答!」
ここでその二人の声がした。
「俺達はいるぜ!」
「このグラウンドにな!」
「そしてな!」
「今から一点ゲットだぜ!」
こう叫んでだ、ゴール中央に位置しているキーパーから離れてだ。
ゴールの右端に二人で姿を現した、そしてそこから。
「喰らえ俺達の必殺シュート!」
「今見せてやるぜ!」
ボールも同時に出ていた、そして。
二人はそのボールにシュートを放つ、そのシュートは。
「ミラージュシュート!」
「マッハシュート!」
ブラジルチームだった、ファミコン版及びスーパーファミコン版キャプテン翼に出て来る強豪チームである。
「この二つのツインシュート!」
「名付けてミラージュマッハツインシュート!」
「これは効くぜ!」
「リーサルツイン以上にな!」
その二人のツインシュートだ。
「翼君と岬君のシュート以上だぜ!」
「あの二人はツインシュートだけでなくオーバーヘッドツインも打つけれどな!」
打てばほぼゴールとなる、どちらも。
「その翼君と岬君以上のシュート!」
「ゴールデンコンビも真っ青だぜ!」
「俺達の正義の力!」
「今ここで見せてやるぜ!」
やたら騒ぎつつシュートを放ち、そして。
一点を入れた、さしもの日帝衆も急にゴール前になおかつキーパーのいない場所に出て来られて必殺シュートを打たれてはだった。
一点が入った、しかもここで。
試合終了の笛が鳴った、シュートを決めた二人はガッツポーズをして叫んだ。
「よし、やったぜ!」
「見たか俺達の新しい力!」
「姿を消せる様になったんだ!」
「ついでに気配も匂いも音もな」
「全部消せるんだぜ!」
「勿論レーダーにもソナーにも反応しないぜ」
ミノフスキー粒子やニュートロンジャマーを使っている様に。
「まさに完璧なステルス!」
「忍法透明の術だぜ!」
「この力の他にも新たな力がどんどん備わっていくぜ」
「作者の思いつきでな」
「そしてその思いつきでその場その場で出て来る力で!」
「俺達は勝つ!」
こうグラウンドで宣言するのだった。
「日帝衆がどれだけ強くてもな!」
「俺達には力があるんだ!」
「その力で勝つぜ!」
「これからもな!」
高らかに叫び続ける、そして。
尚智がだ、尚武に言った。
「おい、いいな」
「ああ、勝ったからな」
「いつものあれをやろうぜ」
「やっぱりあれをしないと締まりが悪いな」
「当たり前だろ、俺達はヒーローだぜ」
尚智は彼等だけが思っていることを弟に言うのだった。
「それならな」
「勝ち名乗りは絶対だな」
「ヤッターマンやゼンダマンだってしてるしな」
「俺達もだな」
「ああ、だからな」
「今日もやるか!」
こう二人で言ってだ、海からかなり離れている万博競技場から舞台は白波と飛沫が舞い散る大海原に移動して。
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