world-龍皇伝-
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第1部:絶望の中
前書き
「ねえ、生きたい?」
「うん、もちろん」
「どんな風に?どんな風に生きたい?」
「.. 生き生きと、生きたい」
絶望。左を見ても、右を見ても、正しい方向がどちらなのか分からなくて。
希望。輝かしい、眩い光。
僕は、このどちらもいらない。もつことを許されない。
「元」の世界の生き残り、人間の子孫だから。
後書き
「ねえ、死にたい?」
「うん、もちろん」
「どんな風に?どんな風に死にたい?」
「惜しまれながら、死にたいかな」
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