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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]

作者:stk
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トレーダーの被害

トレーダーはかつて分岐点としても使用され、銀河鉄道には欠かせない惑星である。
SDF(空間鉄道警備隊)みずがめ小隊の一同と綾となのはは驚いていた。
駅施設は無事ではあるが、管理本部内実験施設、管理本部内緊急病院、SDF(空間鉄道警備隊)各小隊専用隊舎が全壊していて、エリア管理本部から大きな爆発音が聞こえてきた。
エリア管理本部を見てみるとそこにはSDF(空間鉄道警備隊)及び、SPG(空間装甲擲弾兵)が死守しているが押されていた。
それにいち早く気づいたシュテルは
「みずがめ小隊、全員突撃。」
といい後方から攻撃を開始した。
すると未来から念話が届き
『綾になのは聞こえてる?エリア管理本部はほとんどの人物が暗黒に感染してしまったんだ。魔力体勢ののあるSDF(空間鉄道警備隊)、SPG(空間装甲擲弾兵)は感染していなが。今回の犯人はおそらく魔導書、世界の記録書(ワールドアーカイブ)の一部である黒点の書(ブラックブック)なんだ。これは強い願いがなければ発動しないんだ。それを願った人物を探してくれ。以上だが聞きたいことは?』
その事を聞き綾は
『黒点の書(ブラックブック)が相手なら白点の書(ホワイトブック)があればいい話じゃねーのか。そもそも世界の記録書(ワールドアーカイブ)は兄貴の手元にあったはずだ。』
『すまない綾。現在、世界の記録書(ワールドアーカイブ)は時空管理局の歴史美術館に貸し出していたんだ。だから犯人も世界の記録書(ワールドアーカイブ)は持ってない。だが黒点の書(ブラックブック)は願った人が持っているはずなんだ。だから黒点の書(ブラックブック)を探せば見つかる筈だ。そしてはやてに世界の記録書を持ってきて貰っているところだから、はやてが来たら転移魔法でエリア管理本部長室まで来てくれ。』
『待って未来君。どうしてここの人たちは感染してしまったの?ここなら襲撃されていなから大丈夫だと思うんだけど。』
なのはが言っていることは正しい。
しかしここの局員、研究員は感染している。
『この前此処に運ばれてきた研究所長が菌を持ってきてくれたようでね。』
それならありえる話である。
襲撃された惑星の人物をトレーダーに連れてきたのだから
『おっ、はやてが来たようだ。急いできて貰えるかな。』
「なのはちゃんに綾、急ぐで。シグナム、フェイトちゃんここは頼むで」
「「「「了解。」」」」
そしてはやてたちは転移魔法を使って未来が待つ、エリア管理本部長室に向かった。

エリア管理本部長室
「早速で悪いが貸してくれ。」
未来は、はやてから世界の記録書(ワールドアーカイブ)を借りると
「世界の記録書(ワールドアーカイブ)起動。コンテンツ確認。」
未来が中を確認すると
「やっぱり黒点の書(ブラックブック)がないや。もうちょっと待ってて。世界の記録書(ワールドアーカイブ)の構成組織、白点の書(ホワイトブック)。創造主夏村未来が命じる、この地に降りてきた黒点の呪いを消したまえ。」
未来が言い終わると世界の記録書(ワールドアーカイブ)から白点の書(ホワイトブック)が現れ、白く光出した。
数秒たつとしたから聞きえていた銃声や爆発音が止まった。
下の階の映像を見るとそこには疲れ倒れるSDF(空間鉄道警備隊)、SPG(空間装甲擲弾兵)の隊員がいた。
多くの研究員、局員が管理本部外の病院に送られた。

病院に送られなかった患者を外にいる機動6課のメンバーが救援活動に参加してくれた。
「シグナム、そっちの人に包帯を巻いてあげて。」
「了解した。ところでテスタロッサ、何故我々も救助に参加する?シャマルがいれば十分なのではないか?」
「そうかもしれないけど、シャマルには緊急の患者さんを見てもらいたいから。」
「つまりお前は、シャマルの負担を減らしてくれているのだな。」
「そういうことにもなるかな。とにかく早く終わらせよう。」
「ああ、そうだな。」
救援活動は小一時間ほど続いた。 
 

 
後書き
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