ハイスクールD×D大和の不死鳥
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3シュートイベーションなの!
1ヶ月、この世界に来て3ヶ月がたった。
「はーい整列!」
「「「「「はい!」」」」」
俺達はあちこちボロボロになりながらもなのはさんの言葉に従って整列する。
「それじゃ本日の早朝訓練、ラスト一本。みんな、まだ頑張れる…?」
「「「「「はい!」」」」」
「それじゃシュートイベーションをやるよ。私の攻撃を五分間、被弾無しで回避しきるか私に一撃を与えればクリア」
五分間、なのはさんの攻撃を被弾無しで回避………普通に無理だな
「誰か一人でも被弾したらやり直しだからね? 頑張っていってみようか!」
うわ~エグイぜ。
「このボロボロ状態でなのはさんの攻撃を5分間避けきる自身はある?」
「ない!」
「僕もありません!」
「無いです!」
「(リミッター外せばいけるけど……)無いな」
本当なら撃ち落とせば楽だけどね
「ふぅ…それじゃ絶対に一撃入れるわよ! あたし達が乗り切るのはそれしかないから!」
指揮官目指しているティアナ、さすがだぜ。土気をあげるね
「それじゃ準備はいいかしら? それじゃスタート!」
そう始まりの宣言をする。開始直ぐになのはさんは『アクセルシューター』を発動、なのはさんの周りに魔力弾が何個か浮いている
「(エリオとキャロは後方でチャージ。スバルはなのはさんと殺りやって、ティアナはスバルの援護、俺の事は気にしないで)」
『(はい!)』
『(わかりました!)』
『(わかった!)』
『(分かってるわよ!)』
「(なら、スタート!)」
スバルは『ウィングロード』で空を走りながらなのはさんをほんろう、ティアナはビルの窓からなのはさんを狙っている。キャロとエリオは後方でチャージ中、俺?俺はキャロ達の反対側にいる
「ラクス、モード『ブリッツ』」
【了解!モード『ブリッツ』】
その場から俺の姿が消える。ブリッツの『ミラージュコロイド』を展開したのだ。俺の姿は誰も捉えられていないが音は消せないので少し不便だ
『ある程度まではブリッツで近づいて決める!』
俺はゆっくりとなのはさんに近づいていく
『ラクス、いつでもタイタスを使えるようにしておいてくれ』
【了解!マスター】
タイタス……AGE1の一つだ、スバルのリボルバーナックルみたいな殴るのみが取り得のモードだ。
「いまだ!モード『AGE1タイタス』」
【了解!マスター】
「ふぇ!?」
さすがに真後ろに突然現れたら驚くよな。
「ウオォォォォォ」
殴るが防御魔法に阻まれてしまう
「やれエリオ!」
「はい!」
エリオの武器『ストラーダ』がロケットのように後ろに火を噴きエリオと共になのはさんに突っ込んで行く
「ウオォォォォォ!」
「くっ………」
エリオの攻撃は防御魔法に阻まれてしまうが爆発しエリオは後ろに下がる
「はじかれた!?」
煙りからなのはさんが現れる
「ミッションクリア。ほら、ちゃんとバリアを貫いて攻撃あたたっよ」
なのはさんのジャケットには少し傷がついていた
「はぁ~終わった」
「さて、それじゃみんなもチーム戦にだいぶ慣れてきたね」
それで俺達は揃って「ありがとうございます」と返事を返す。
それからなのはさんはティアナの事を褒めて「指揮官訓練受けてみる…?」って言ってたけど、ティアナは『戦闘訓練でいっぱいいっぱいです……』といって辞退した
「きゅくる~…」
そこにフリードがなにか言っているようだ。
「フリード、どうしたの…?」
「なんか、焦げ臭いような…」
それで俺も匂いを辿ってみると、スバルのローラーが焦げ付いていた。
「ああー! いけない!! しまったなぁ~。無茶させすぎたみたい…」
「オーバーヒートかな? 後でメンテスタッフに見てもらおうか」
「はい…」
それでスバルは落ち込む。
実戦用では無いからな四人の、俺?俺のも一応実戦用では無い、もう一度言う実戦用では無い、あれでだ。『ストライクストライカー』や『インパルスシルエット』などがあるのにも関わらずだ。実戦用の状態が恐ろしいぜ
「ティアナのアンカーガンも厳しい?」
「はい。騙し騙しです…」
「みんな、訓練にも慣れてきたし、そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかな…?」
「「「「新デバイス…?」」」」
よかったな、お前たちの相棒が手に入るな
そこで俺はふと思う
「(そろそろ、俺の目的が現れるな)」
俺の目的………この世界のオウガテイルなどのアラガミ型の機械を潰すことだ
うん?ティアナの奴、嬉しそうだけどなぜか、暗いな、どうかしたのだろうか?
続く
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