GOD SLAYER
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mission1
Side:???
「…………あれ? ココドコ?
たしかついさっき、レイジバーストで傾城クリアしたからよっしゃ全ミッションコンプリィィィィィツ!! って叫ぼうと思ってたんだけどな」
良く見たらヴィータ無いし。あのミッション、2の時も思ったけど難易度設定ガバガバ過ぎると思うんだ。殺生石3つ置きからの神機兵のオラクルソード大回転切り&サリエルの追尾光線四連発とかどうしろと?
Oアンプル使いまくって赤ゴリラ2体と人形蝶を被食デルタ撃ちまくりでなんとか倒したけどマガツは単純に強いのに加えて行動が原種と違い過ぎるから困るね。まだラケル先生の方が楽だった。何とか勝てたけどね。
で、勝ったと喜ぼうとしたらこの上下左右前後全てが真っ白な空間。ホント訳がわからないね。この後畑見に行かなきゃならんのだが。
『その割には落ち着き過ぎじゃないか?』
「んん?」
声がした方を見ると、黄金長髪の女みたいな男の人が立っていた。ドチラサマ?
『ドーモ、カミノガキクロ=サン。カミサマです』
「アイエエエ! カミサマ!? カミサマナンデ!?」
『ニンジャスレイヤーの一般人かよ。内心だと大して驚いてないくせに』
あ、バレた?
『ドクシン・ジツはカミサマにはデフォルト装備だ。とまあ、そんなことは置いといて。
お前、転生してみる気はないか?』
「転生? 二次で当たり前の殺してしまいました的な?」
『否だ。お前は死んじゃいない。魂だけココに口寄せしただけだ。転生するにしてもしないにしても、それなりの措置をしなきゃならんけどな』
「それなりの措置?」
『おう。転生するなら肉体も口寄せする。転生しないなら記憶消して元に戻す。どうする?』
「転生先は?」
『君の大好きなゲームさ。つまり』
「ゴッドイーター?」
『イエス』
「転生する!」
『早いな。良いのか? さっきまでの世界にはもう戻れないぞ?』
「畑仕事とゲームしかしてないからネッ友は居てもリア友いない。親族とは絶縁状態、ってか両親離婚してクソ親父には三行半叩きつけてオカンは蒸発しちまったし。こんな世界に戻る気ない。無印時代じゃなくてもいいから友達ホスィ」
『そうか。ならそう処理しとく。あ、スマンが、大した特典は付けられんぞ? 世界が世界だし』
「まあそれは仕方ないか。なら、適当に特典付けといて」
『ヨロコンデー。では行ってらっしゃい』
と、パツキンのカミサマとの話が終わると、足元に穴が空いた。
『あ、無印の二大マッドが一番近い世代になってるからな』
「わかりましたオタッシャデー」
そう言って私は落ちていった。
Side:END
――――――――――
『さてと。転生先はGOD EATER。転生時期は無印の二大マッドの片割れのヨハネス・フォン・シックザールが生まれる三年くらい前の時期だから……あぁ、もう片方のペイラー・榊の一つ下か。
取り敢えず、特典はどうするか。身体能力とか見るに、既に神機使い並の身体能力なんだがなぁ。そうだ、四次元ポケット的なバッグをプレゼントしよう。あと、黄金律B+を付けようかな。
さて、ソコはもう君が主役と言っても過言では無い世界だ。好きなところへ行き、好きに生きな。神之垣クロ君。なに、君が自由に動けるようにワタシ達で色々やっとくさ』
金髪のカミサマ――もとい、ズェピアはそう呟くと、スーっと透明になっていき、空間から消えた。
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