ハイスクールD×D大和の不死鳥
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
11ヤマト眷属の修行
いのりとEGOISTを結成した翌朝
「ふぁ~よく寝た」
俺は目を覚ました。
「すーすー」
「そういえばきのうはいのりの部屋で寝たんだったな」
いのりを起こさないように部屋からでていつも通りいのりのおにぎりを作ったてリビングにいく
「おはようヤマト、ところで昨日はどこにいたのよ」
リアスが昨日どこにいたかと問いつめてきた
「昨日ヤマトは私の部屋にいた」
確かにいたけどそれ言うとリアスが怒るんだよね
「全く、あなたは……」
怒ると言うよりあきれてしまっているね
「ごめんごめん。ところでさ、グレモリー眷属と兵藤眷属に修行を手伝ってもらいたいんだけどお願いできる?」
できなければなんとかするしかないな
「もちろん手伝うわ!」
「ヤマトには勝ってもらいたいからな手伝うよ」
両眷属の王がやると言ってくれたのはありがたい
「特に姉さんと簪といのりを鍛えてほしい」
五年前からリアスの眷属だったレナ、雪、秋はかなり強くなってるはずだからいいとして姉さんと簪のレベルは五年前のライザー戦のイッセーなみだから(神器の扱いに関しては)。俺は…………俺は剣術を鍛えないとな『天翔』の奥義を使わないといけないかもしれないからな
「私もやるの?」
「うん、魔力を中心に修行してもらうと思ってる。それといのりにも神器が宿ってるらしいんだ」
いのりにも神器が宿っていたのだ
「イメージだったよね?」
「そうだよ」
いのりは目を閉じ集中し始めた
「これが私の神器………」
いのりの右手には俺と同じく『王の能力の紋章』が浮かんでいた……いや、この場合『女王の能力の紋章』になるか
「いのりの神器はそれなんだね」
嬉しく無い顔をするいのり。それもそのはず前の世界での力なんだか持ちたくは無かっただろう
「いのりには魔力の才能はあるからそれを駆使すれば使わなくてすむよ」
「………うん」
使えなくていい、いのりの心が壊れてしまうかもしれないから
朝食のあと修行するため中庭に集まった
「これから修行を始める、姉さんと簪は神器の特訓と剣術の特訓でいのりは魔法の特訓でレナ、雪、秋、レイヴェルはそれぞれの修行をしてもらおうと思う」
「私達は好きに修行しろと?」
四人の実力は未知数、今の俺よりも強いかもしれないから俺が修行を決めるよりも自分にあったのをやらせるのがいいと判断した
「剣は技も教えるのか?」
「そうしたいけど剣技を使えるのいたっけ?」
五年前から俺以外いない
「俺の騎士は希少な流派の使い手だから教えられるぞ?」
イッセー……騎士がいたから聞いたんだ
イッセーの後ろから二人の剣士が前に出てきた
「飛天御剣流の使い手緋村剣心でござる」
「俺は時雨蒼燕流9代目山本武だ、よろしくな」
聞いたこと無い流派だな、でもイッセーが選んだ眷属なら期待はできるな
「姉さんに剣心さんで簪に山本さんが教えてほしい」
何となくだがこの組み合わせがいいと思った
「わかったでござる」
「わかったぜ」
木場とゼノヴィアにも手伝ってもらって修行をはじめてもらった
「私達も始めるわよ」
「頼む」
「……うん」
俺、いのり、朱乃さん、リアス、アーシアは魔法の特訓を始めるようとしたとき
「僕達もいいですか?」
そういえばここにはもう一つの眷属がいたんだけっけ
「ええ、あなた達にもお願いしようと思ったところだわ、ネギくん」
「魔法なら僕もできますからね」
えーとこの子が王なの?見た目十歳なんだけど?眷属の見た目は中~高校生なんだけど?
「そういえば初めましてでしたね、僕はネギ・スプリングフィールドです、こう見えても同じ王なんでよろしくお願いします」
魔力が尋常なくらいあるな、王の中ならダントツの量なんじぁないのか?
「俺はヤマト、この子はいのりこちらこそよろしくお願いする」
「それでは簡単な特訓からですね、朱乃さんお願いします」
「わかりましたは、まずはこのように魔力を球体で出してみましょうか」
この特訓はライザーの時にやったな、懐かしい
「……できた」
「……こんな感じだっな」
俺といのりはものの数分で手のひらに球体を作り出した
「流石ですわ、ネギくん、後お願いするわ」
あとはネギくんとの特訓なんだね
「魔力を氷、火、雷の順番で変えてみてください」
魔力の性質変化だっけ?
「どうして………」
氷に変えたいのりがつぶやいた
「どうしたのいのり?」
いのりの方を向くと手には紫の結晶があり、いのりは泣いていた
「少し、いのりと話してきます」
「そうして来た方がいいわね」
なぜ泣いていたかはすぐに気づいた………紫の結晶は話しだとアポカリプスウィルスの結晶であるはずだ、それが出てきたと言うことはいのりの中の人格が何かしようとしているんだろう
俺はいのりをお姫様抱っこしていのりの部屋に向かった
◇
剣術レッスン
「まずは二人の実力を見せてもらうでござる」
「そうだな、ヤマトの言った通りの組み合わせでするか」
そう言って構えてくる山本さんと緋村さん
『全力でいきます(いくよ)』
『蒼龍帝の剣』を構え特訓の通りに振るう私だがそれすべてが山本にはじかれてしまう、シャルロットさんも同じのようだ
「なるほど才能はあるからそれをどこまで生かせるかでござる」
「そうだな、もしかしたら後継者ができるかもしれねえな」
後継者ができるかもしれない?私達が?ヤマトのためなら何でもやってやる
続く
ページ上へ戻る