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Ghost trick

作者:夜光蝶
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集結

ルフィ「デッケーなぁ~!」

ウソップ「森の中に屋敷が…!?」

深い森の奥を進んだ先には、大きな屋敷が建っていた。

アリス「さぁ、お兄ちゃん達。奥へ進んでごらん?僕の家族がお待ちかねだよ」

ルフィ「お邪魔しま~すっ!!」

ブルック「ヨホホホホ~♪」

そして、言われた通り奥へ進んで行くと、長いテーブルに沢山の椅子と料理が並んでいた。

ブルック「ゾ…ゾロさん!?」

ウソップ「ナミ!サンジ!ロビンにチョッパーも!?」

そこには、黒いスーツとドレスを見に纏う行方不明だった仲間達が座っていた。

ルフィ「な、何で…アイツ等が此処に…!?」

アリス「君達と感動の再会をさせたかったんだ」

―パチンッ!―

ウソップ「フランキー!」

フランキー「お前ぇ等!?」

指を鳴らすと、目の前に最後の仲間フランキーが現れた。

アリス「やっと全員集まったね」

不気味な笑みを浮かべると、少女の皮が剥がれ落ちる。


『ようこそ。麦わらの皆さん』


無理矢理皮を剥がすと、特徴的な黒い瞳が露になる。

『何でって顔してるねぇ。確かにあの子は、この国の住人だったよ』

ウソップ「住人だった…?」

『そう。けど、あの子は幼くしてこの国の規律を乱したんだ。何をしたかって?』

そして、彼女はこう言った。


『恩人のこのウチに逆らったんだよ』


狂気に満ちた笑みに、彼等は思わず背筋を凍らせた。

『哀れで愚かしいよねぇ。
逆らわなければ、もっと長生き出来たのに…』

ルフィ「!!!」

ムウマの言動に怒りを露にするルフィは、拳を振るう。

ルフィ「何!?」

ウソップ/ブルック/フランキー「!!??」

『悪いねルフィ。此処では君の味方は少ないよ(妖笑)』

しかし、本人には当たらずゾロの刀で防がれてしまう。

ルフィ「おい!俺の仲間を返せ!!」

『良いよ…と言いたい所だけど彼等はもうこの国の住人であり家族でもある。
返す訳にはいかないなぁ』

すると、彼女はクスリと笑うと更にこう言った。

『けど、そこまで言うならちゃんとした場所で全員集まらないとね…(妖笑)』

―パチンッ!―

スモーカー「何処だ此処は…!」

ルフィ「ケムリン!!それに虎男と鶏冠まで!!」

再び指を鳴らすと、同盟組が集結し、“家族”以外立ち入る事が許されない王宮内へと転送されていた。


『さぁ、家族会議を始めようか』


to be continued

 
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