ハイスクールD×D大和の不死鳥
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冥界のフェニックス
8リアスの焦り
アーシアが悪魔に転生しレイナーレが家に来てから数日、アーシアも家にすむことになり三人ですむことにイッセーはアーシアをとられ妬いていたがな
そんなある日の夜寝室に入ると魔法陣が浮かび上がり
魔法陣の輝きが強くなると魔法陣から人影がれた。
女性のシルエットに紅髪の・・・
「リアス様!」
魔法陣から出てきたのは、リアス・グレモリー様だった。
しかし、何故こんな時間に?間違えてくるような人では無い。
顔を見ると思いつめた表情を浮かべている。
「ヤマト、私を抱きなさい」
「抱く?抱きしめろと言うのですか?」
「その抱くじゃない。私の処女をもらってちょうだい。至急頼むわ。」
処女を貰って欲しい?・・・冗談で言ってる様な事じゃない。
考える時間を与えずに、リアス様は俺の手を掴みベットに押し倒す。
俺が下となって、リアスが覆い被さっていると言う態勢だ。
「リアス様?」
「いろいろ考えたのだけれど、これしか方法がないの」
「これしか?何の話をしているんですか?」
「既成事実ができてしまえば文句はないはず。
身近でそれが私とできそうなのは、貴方かイッセーしかいなかったわ。
けど、イッセーはアーシアのことが好きみたいだから、貴方しかいないの・・・・」
「木場……だめだな」
「祐斗はダメよ。彼は根っからのナイトだから絶対に拒否するわ。残ったのは貴方だけだから・・・」
そう言って、リアスは身に纏っていた服を脱ぎ捨て、あっという間に下着姿になった。
今のリアス様の姿は妖艶だった。ゴクリッと固唾を飲み込んでしまいそうなほどに・・・
このままだと、自分の服も脱がされてしまいそうなので、リアスに軽くチョップを入れる
「イタッ」
「落ち付け、いつものリアス様らしくないぞ。結婚………ライザー・フェニックスのことに関係があるんだな?」
「なぜそれを!?」
そこにグレモリ―の魔法陣が現れそこから銀髪のメイドが出てきた。
「こんなことをして破談に持ち込むつもりですか?」
突然、現れたメイドはリアス様を確認すると、淡々と言った。
「こんなことでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてくれないでしょう?」
「そんな事をすれば旦那様もサーゼクス様も悲しまれます」
メイドは俺の方を向くと、ペコリッと頭を下げて自己紹介した
「はじめまして。私は、グレモリー家に仕える者のグレイフィアと申します。以後、お見知りおきを。先ほどは失礼しました」
「ヤマトです」
なぜかこのメイド俺をジロジロ見てくる
「・・・あまり、人をジロジロと見ないで欲しいものです」
「グレイフィア、あなたがここに来たのはあなたの意志?家の総意?それともお兄様の意志かしら?」
「全部です」
グレイフィアは即答しリアス先輩は諦めたように深くため息をつく。
「そう。兄の女王(クイーン)であるあなたが直々に人間界に来るのだもの。そういうことよね、わかったわ・・・」
リアスは脱ぎ散らかした服を回収して着る。
「・・・ごめんなさいね、ヤマト。私も少し冷静ではなかったわ。今日のことはお互いに忘れましょう」
「わかりました」
「グレイフィア、私の城で話しましょう。朱乃も同伴でいいわよね?」
「構いません。上級悪魔たる者、女王を傍らに置くのは常ですので・・・」
「ヤマト、その・・・また、明日の部活で会いましょう」
リアスはグレイフィアと共に魔法陣に消えていった。
「これはグレモリー眷属の一大事だな」
まあ明日話があるから詳しくきくかな
続く
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