気分屋の初めての転生は織斑？

あと前の話で間違いを教えてもらい直しました

亡命機業→亡国機業



さて、今回は…うん、タイトルの通りですね

そろそろナターシャ達出せるかなー？
 

はぁ、疲れた…。


まさか千冬姉さん以外にも私を抱き枕にする人がいるとは
世界は広いなぁー



同年代では結構高い方なんですけどね
流石に長身組の大人には負けます…と言うかスッポリ、ピッタリサイズらしいんですよ
本人達が言ってました



まぁ、私が疲れてるのは一緒に寝た人のせいですけどね




「……………」フイ



「そろそろ、機嫌直して風琴ちゃん」



このセクハラ女、朝起きて動けたようで…


この朝に弱いランキング上位にいる私になかなか起きないって理由で鼻と口を塞がれて起きました
鼻は手で摘ままれ口はいちいち唇で……


中学生なのに今世のファーストキスとられましたよ

あーあ、せっかく清潔で行こうと思ったのに……




「………変態セクハラ魔女…」


……舌まで入れようとしたので噛んでやりましたけどね




「…その呼び名はやめて頂戴、まるで私がノンケまで襲う言い方じゃない」



「違うんですか？」


「貴方だって平気だったじゃない、ノンケではないでしょ？」


ぐぅ…、前世ではどっちもヤったけどさ




「否定はしないけどレズよりのバイだよ？」


「なら、いいじゃない！……なら今度オータムを連れて」


「ところでスコールさん…治したんで何でも言うこと聞いてくれますよね？」




スコールがなんか危ないこと言ってるので遮ります
向こうがなんか不満そうですけど関係無いですから






「……まあ、いいわ
それで風琴ちゃん何をして欲しいのかしら？

博士がとても面白そうな顔をして秘密と言ってたけど……」




駄兎めやっぱり分かってたな…

……今すぐ悪性ウイルスを送ってやる



「スコールさんちょっと待ってね

ルカ！」



《はいマスター…準備は出来ています。

このマスター特性悪性ウイルスを篠ノ之束に送ればいいんですね？》




「うん、あとメッセージに面倒な事を投げて来るなってヤっといて」


《了解…メッセージと共に悪性ウイルスを送りました》



「ありがと…で、して欲しい事なんだけどさ

















……亡国機業抜けてウチに来て」





むふふ、スコールさん結構驚いてますね
私的に亡国機業の上のじじぃ達が気に入らないんですよ
ウダウダしやがって自分達は動かん癖して国を取り戻すだ？ふざけんなだよ



面倒な事は嫌いだけどそれ以上に人を利用してのし上がろうなんて考える奴嫌いだし苦手だからさ


いっそのこと亡国機業崩壊させればいいじゃん！
ってなったわけなんだよ





「！！……風琴ちゃん本気？

亡国機業から私だけ抜けたとしても強敵よ？」




「誰がスコールさんだけって言ったんですか？

スコールさんの信用する人は全員こちらに来てくれていいですよ
こちらで保護出来ますから」




「……ふーん、保護ね…」




「ええ、スコールさんも知ってるでしょ？
〈Moebius〉
って言うISの会社」






〈Moebius〉
表ではごく普通のIS会社、裏では超高機密の軍事会社

そこの社長は実は私、副会長は勿論束さんだよ
社員は数年前に拾ったというか助け出したクロエ・クロニクルのみ



仕事はほとんどしてないけどAIがしてくれてるし安心
それに〈Moebius〉の事は政府の上層部も知らないよ？


だってバレたら面倒じゃないか！





「知ってるわこれでも裏の事は結構情報通なのよ……
…まさか、かしら？」


「くく、改めて自己紹介！

織斑風琴 中学生兼〈Moebius〉社長です」





うわっ、あのスコールさんも固まった…
…そこまで驚くとは思わなかった…





「……はっ！……え、本当に〈Moebius〉なの？」


「マジですね」


「ふぅ……なんか思いのほか納得出来たわ

天災の博士が言うくらいだものそうじゃなくちゃね！
じゃあ風琴ちゃん私は一旦帰らせてもらうわ、後日連絡するからその時に私達を保護して頂戴」



「了解です、どうせ電話の番号とか束さんから聞いてるんでしょ？」


「正解！じゃあ、また今度ね」







はぁー、さてと私は私で動きますかー


取り敢えずゲーセン無いかなー？
気分転換に太鼓の達人やりたいけどー、流石にアメリカは無いか






「ゲーセンは……お！あった！


ちょっとクレーンゲームでもしよっ！」





近くにゲーセンあって良かった
何のクレーンゲームしようかな？




あ！あれやってみよ
大好物のキットカットの大袋





確かアメリカだからセントだよね




チャリン



「よーし……前…ストップ！いい感じ

次は左に……ここかな？」



ウィーーーーン



おしっ！取った…落ちるな落ちるな……




ウィーーーーン
ドサッ






キットカットゲットだぜ！




朝食ってないし間食として食べよ



モグモグ



あーうま、ブラックサンダーの方が好きだけどさ無いみたいだし


あと一回あそこにあるチュッパチャップスの大袋？をやろ取りにくそうだけど



チャリン



ウィーーーーン





お！案外うまく掴めたよしそのまま……





ウィーーーーン



ドサッ




「なんか、どのクレーンゲームも呆気ないな…」




キットカット飽きたのでチュッパチャップスの袋の中からチェリー味でも食べますか
チェリー味結構好きなんですよー



このすっぱい甘いがいいね




「さてと、そろそろ千冬姉さん達に連絡を……」



メール着信数45件



「22件は千冬姉さんもう22件は一夏残り1件は束さんから………


………取り敢えず見よう…………見なければ良かった」






内容の全てはどうでもいいことしかも怖いくらいに元気か聞いて来てるよ約2名

束さんに関しては"ふぅーちゃん！？ちょっとこのウイルスなに！？うわっ本当になんなの、束さんの機密データが消滅してくんだけど！？しかも、除去のプログラム複雑すぎるよ。あれ？クイズ形式になった……え！待った残り3秒で答えないとデータ消えてくの！ちょっとぉーーーーー"



と、私のウイルスの愚痴でしたので無視しときましょうか。私的計算であと3日程で全て消える予定なので頑張ってください。








さてと、一夏の方は………"風姉一度でいい連絡をくれ千冬姉が"…

ここで最後のメールが途切れている。すまない一夏尊い犠牲になってくれ千冬姉さんの家族依存は今更だよ





で、問題の千冬姉さんだけど…"風琴厄介ごとに巻き込まれてないか？""飛行機のハイジャックにあってないだろうな？""アメリカに着いたら連絡してくれ""早く返信しろ""お願いだ！返信してくれ""こうなったらアメリカに、一夏邪魔するな"







うん………………任せたぞ一夏




私はもう家族離れするんだ！
あとのことは頼んだ料理も出来るだろうし問題は無い！


姉は自由にさせてもらう



「で、そんなことよりも………………………なんかつけられてるような…」






チラッと後ろを見たらいました。

金髪の女性…でもスコールとは雰囲気が違う





あ！……あの顔は…ナターシャ・ファイルス



でも、なんで？





 

スコール達の亡国機業抜けよう作戦開始です
これであとは亡国機業をボッコボコだぜ！

そして今回最後にちょこっと出ましたストーカーナターシャ


なんでストーカーですって？それは次話で…