Ghost trick
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
守る為
ロビン「お帰りなさい二人共」
ナミ「ちょっと聞いてよ!私達、変な連中に絡まれたの!」
王宮に戻って来た二人を迎えるのは、記憶を無くした嘗ての海賊達と3人の海兵達だった。
ベポ「変な奴等?」
チョッパー「もしかして!怖い奴等か!?」
シャチ「この国にそんな物騒な奴居ねぇだろ(笑)」
と、ビクビク怯えるチョッパーにケラケラと笑うシャチ。
キラー「海賊がどうとか言ってたな」
モモンガ「海賊なんて、もう何年も前に滅んだだろ」
ナミ「何か私達に“俺だよ!”とか言われて」
ペンギン「ちょっとしたオレオレ詐欺じゃねーか」
二人の証言に、彼等は心配そうな顔をする。
たしぎ「何もされませんでしたか?」
ナミ「大丈夫よ。心配しないで」
―ガチャッ―
すると、扉を開けて入って来たのは料理人のサンジとムウマの二人だった。
『皆集まって何してんの?』
ヒナ「ナミとキラーが変な奴等に絡まれたのよ」
サンジ「何!?ナミさん!怪我とかしなかった!?」
ナミ「大丈夫よ」
大袈裟に心配をする彼に、ナミは苦笑いを浮かべる。
『どんな奴等だったの?』
キラー「海賊と名乗っていた」
『…そう。それは危険だね』
ベポ「どういう事?」
シャチ「んなの唯の脅しだろ?」
すると、彼女の言った一言に疑問を持つベポとシャチ。
『いや、もしかしたら反乱者かも知れない』
ナミ「…そう言えば、刀持ってる奴も居たわ」
チョッパー「ヤダーッ!!(涙)」
と、思い出す様に口にする物騒な発言に泣き叫ぶチョッパー。
ハンコック「おのれ男め!妾達の故郷を襲うとは!!」
カリファ「全くね。不潔だわ」
『兎に角、男8人は念の為国全体の警備に回った方が良いね』
エース「心配すんなムウマ。そんな奴等、俺達がぶっ飛ばしてやるよ!」
ルッチ「あぁ。この国は俺達の手で守る」
と、エース,ルッチ,サンジ,キラー,ヒート,シャチ,ペンギン,モモンガの8人が同意する。
『チョッパーは怪我人の手当てを優先して、残りの女5人とベポちゃんは王宮を守る』
チョッパー「分かった!」
たしぎ「この王宮には指一本触れさせません!!」
ナミ,ロビン,たしぎ,ヒナ,ハンコックの5人と,動物コンビも同意する。
『全ては…この国を守る為』
To be continued
ページ上へ戻る