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緋弾のアリア  異端者にして転生者

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イ・ウー編
吸血伯爵と因縁
  第十一弾 武偵殺しの再登場

魔剣(デュランダル)との騒動から何週間かがたった。

俺はいつもの日課で強襲科にいた。

そしてまた今日も

「そいつは俺のだぞ!」

「違う!渡せ!」

また銃弾が飛び交う。りんごジュースだけでいつもこれだ

「仕方ないか。」

俺は飛び交う銃弾の中に入っていく

まずAKS-74Uを乱射してる奴をCQCで武装解除をしてその次にまだ抵抗の意思を見せるので投げる。

同様にもう一人も投げる。

「そこになおれ。」

「「すいませんでした。」」

「もう二度とするな。あといちいち散らかすな。」

「「はい。」」

「戻って続けな。」

そうして二人を解放する

「相変わらず見事な手際ね。」

「伊達でやってるわけではないからな。」

「それにしてもあの一瞬で怪我ひとつさせないなんてアンタにしかできないわね。」

「コツさえつかめば簡単だ。」

「アリア先輩ー!」

遠くから一年生が声をかけてくる。アリアの戦妹 間宮あかりだ。Eランクらしいがな。

「って...執行部長の...ベジット....先輩。」

「間宮お前が脳内で何を考えてるのは分かる。完全な誤解だが。」

「!」(心読まれた!?)

「俺は超偵だが読心はできないから安心しろ。」

「ってそんなことは今はどうでもいいんですよ!アリア先輩、蘭豹が呼んでます。」

「今行くわ。」

アリアとあかりが離れていったのと同時にまた別の人物がこっちに来る。

「ベジット先輩。」

「比留間か。どうした?」

こいつは比留間花蓮。俺の戦妹だ。

「いえ、先輩が強襲科にいるのが久しぶりだったんで。」

「そうか、割といる気がするぞ。それが俺の仕事だしな。」

「ご苦労様です。」

「このぐらいできないとSランクが泣くからな。」(実際はRランクだが。これは極秘だからな。)

「それじゃぁ私も行かせてもらいます。」

「がんばってこい。」

「はい。」

花蓮も行く

(これで三日は戦えるわ。)

実は花蓮はベジット中毒者である。



「強襲科の奴らは粗暴な奴らばかりだが悪い奴ではないんだがな...。」

意味もなくそう呟いてみる

そうこれはいつもと何も変わらない日常の風景なんだ。銃弾が飛び交うのが日常なのはこの武偵高だけなんだがな。

何もない日はすばらしい。俺はそう理解している。そうして、まさにその通りだからな。

今日このまま訓練が無事に終わるという安心感は薄れ始めたが。やはりそこは原作を知るもの。

新たなるやな予感を感じていた。

そして予想通りだった

アリアがこっちに向かってきた

キンジがどこかへ消えたということを伝えた

俺は直感が働く。

そう理子が戻ってきた

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案の定ハニートラップに引っかかっているキンジだった

またアリアが暴れた。理子もアリアも戦おうとしたが一旦仲介に入る

「で?ベジットあんた止めて何がしたかったの?」

「待て。お前を罪人にはしたくはいない。」

「どういことだ?ベジット。」

「あくまで推測だが理子は4月の事件については何の責任がもうないはずだ。」

「え?」

「司法取引、だろう。理子。」

「ピンポーン。さっすがジット君。」

「センスがない呼び方はやめろ。」

「えーいいじゃん!」

「大体お前は昔から....俺のことを何だと思ってる。」ブツブツ

「とりあえず、一旦話を戻すか。」

「ああそうだな。理子、お前は何をしにきた?4月のようなことだったら一瞬で鎮圧させてもらうが。」

「怖いー!そんなんじゃないよ。ただキー君をもらいにきただけだよ。」

「はぁ!?何言ってんの!?キンジはアタシのパートナーよ!」

また暴れそうになる

「ちょっと黙れ。」

一発拳が入る

「ねぇ....皆、理子と一緒に泥棒しよ?」

「「は.......?」」

アリアとキンジは口をそろえてそう言う

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翌日2年A組に理子が帰ってきたらしい。







また胃痛の原因が増えた 
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