銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
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真実の話とその先には
「今回訪ねた本当の理由はね。多分、エリアA管理本部長は言っていないことがあるんだよ。それも重要なこと。」
本部長の夏村未来は言っていないことがある。
と言っているが、彼女等にはとうていわからない事である。
銀河鉄道管理局はジェイル・スカリエッティーを引き渡すように言っていただけだが特に変な点は無かったはず。
「考えているところ悪いのですが、何故私たちがジェイル・スカリエッティーを引き渡してほしいか知っていますか?」
それを聞き、フェイトは感ずいたのか
「ジェイル・スカリエッティーを回収して銀河鉄道管理局は何か罰を与える可能性がある。」
「そう。未来は私にも黙っておくつもりだったみたいなんだけど、私がだなをこねたら案外素直に教えてくれたんだ。はやて二等空佐のは聞いていませんよね?この事は多分黙っているつもりだと思うから。」
「そうやな。私はなんも聞いてないんし、それに未来君は私たちと協力関係にあるんやからそんなことしないと思ってたんやけど。」
「あの人は隠し事が多いですからね。例えばあの人が孤児院を営業していることとか。その孤児院では銀河鉄道管理局短期学習プログラムをしているとか。」
「魔導師資格昇級審査や乗務員試験、SDF、SPG入隊試験、鉄道整備資格試験、階級昇級試験等があってそれの試験委員長もやっていますね。」
アリシアとリニスに聞いたところ色々と凄いことをしているのが分かった。
「そう言えば今年、魔導師資格昇級審査の結果で一級魔導師になった子供が三人エリアA本部に入社しましたね。」
「一級魔導師っていうのは時空管理局でやどのくらいの人たちなの?」
「一級がSSオーバー以上、二級はAAA以上、三級はA以上です。ここだけの話なんですが、エリアA管理本部にある魔導警備隊、通称MP。これにいるのは一級と二級の魔導師だけなんです。」
「そんな魔導師がいっぱいいる隊があるんか。でもそんなに大きいならリミッター付けんと危険ちゃうんか?」
「私たちが作っているデバイスは高魔力にも体様出来ますから大丈夫です。」
デバイスで魔力制御が出来るものはミッドチルダには存在しないからすごい技術にかわりないと思っていたが
「そんなの結構前に出来た技術ですけど。」
「そうなんか。私たちに教えてほしいんやけど?」
「多分無理ですね。話を戻しますが未来は隠し事が多いです。」
話が脱線していまった。
「これは私の仮説なんですが銀河鉄道管理局はジェイル・スカリエッティーを処分すると思います。」
「何でそうなると思うの?」
「フェイト、そんなことも分からないんですか。」
リニスは微妙に涙目になりながら
「問題を起こした人は組織から消されるんですから。」
「だから未来はあなた方に協力を要請したんですよ。これでも私たちに協力してもらえますか?」
そんな質問は普通に
「そんならなおさら協力させて貰うで。」
「私も協力させて。」
「ありがとう、はやて二等空佐、フェイト。それではお母さんが心配するから帰るね。白い魔導師にもヨロシク。」
と言い残し帰って行こうとすると
「アリシア、生きてて良かったって母さんに伝えといて。」
「分かった。」
今度こそ帰っていった。
駅に着き、そして017(アテネ)に乗りプレシアの待つヴァルキュリーに帰った。
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