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日本の行く末

作者:鬼心
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作戦、スキンヴェノム

第四部隊、騎馬隊side
「結局何も吐かなかったっすね」

悠「そんなことよりさぁ!コードネーム欲しいよ!」
そう言いながら机をバンバンと叩く。

「いいですけど、どんなのがいいんですか?」

悠「じゃあ、昌太はマッスルか、ジョンか、ランボーか、メイトリックスどれかね!!」

昌「どれも同じ感じじゃねぇか···」

悠「なんでもいいの?じゃあランボーね!」

昌「あぁ!?じゃあお前はプレデターだ!」

悠「!?なら晞新はターミネーターね」

晞「俺は何でも構わん」
そういってコーヒーを飲む。

「じゃあ、楽はクロヒゲね」

楽「お前は、クラーケンな」

「はいよ」


第三部隊、レンジャー部隊side
装甲車に揺られながら砂漠の町を走る。
「この数でやれますかね?」

広「やらなきゃ死ぬだけだ」

今話してきたのは、松江 雄大。選抜射手(マークスマン)をやっている。

「俺は一度、奴らとやりましたよ。奴ら、命中率は極端に低いですが、こっちとは違い
イカれた宗教の一員です。全員が聖戦(ジハード)を掲げてます」

広「死を怖がらずに突っ込んでくる。か」
こいつは、神薙 蓮。俺と並ぶ、実力者だ。

「来たぞ!奴らだ!」
装甲車を運転していた運転手が、俺らに告げた。

広「あいつらを一人も逃がすな!全員あの世に送ってやれ、いいな!」

その一声で乗車していたチームのメンバーが頷いた。
全員が武器を取り、装甲車から降りる。
他の装甲車からも、続々と兵士達が降りる
ここは、砂漠の街ー故に何処から敵が出てくるかも分からない。
建物の屋上からの射撃には注意しなければならないが、我々の隠れる場所も豊富だ

雄「民間人です、どうしますか!?」
雄大が近くの家から、民間人を見つけた。

広「民間人は放っておけ!それよりも、静か過ぎるな···」
ヘリや、装甲車など派手に来たのに対して、全く敵が来ていない。
これはどう考えてもおかしい
レンジャーの兵士達も索敵をしているが、出てくるのは民間人ばかりで一向に敵が見当たらない

そんな時、一代の車がこちらに走ってきた。
レンジャー部隊の兵士がそれを止めて、話を始めた。

雄「···?何だ?」
雄大が、家の屋上を見てそう言った。

広「どうした?」

雄「屋上から何か見えた気がした···?」

その瞬間、レンジャー部隊の隊員が話していた車が大爆発した。
それを見ていた全員が混乱したが、一瞬で全員が理解した

広「自爆か!?」

蓮「そうみたいですね···!」
あの爆発が始まりの合図だったかのように、建物の屋上から伏兵が現れ銃撃された。
兵士達は物陰に隠れたが、何人かやられてしまった。

雄「クソッ!あの野郎共ナメやがって!ぶっ殺してやる!」
雄大が物陰から少し体を出して、一発の弾丸を敵の頭にぶち込んだ。

その弾丸が、レンジャーとイカれた信者共をヒートアップさせた。
あちらこちらで、銃撃の音が聞こえる

広「雄大はそのまま!蓮、お前は建物に潜んでいる敵をやれ!」

蓮「了解!」

いきなりの奇襲に一時は動揺したが、何とか態勢は立て直した

蓮「右奥の建物の屋上!RPG!」

蓮が一つの家を占拠して、見つけてくれた。

雄「クソッ!俺だと撃てねぇぞ!」

俺が何発か撃ち込んだが、隠れられた。

広「クソッ!」
そうこうしている内に、一発のRPGの弾頭が撃ち込まれた

「がぁぁぁ!」
レンジャーの兵士の足が吹き飛んだ。

「クソォ!今助けるからな!」

兵士が一人走ったが、まだ屋上に大量の兵士がいる。
案の定、二人共撃ち殺された。

雄「数が多すぎる!駄目だ」



 
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