| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『心詩』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『Just it』


今は目の前が
霞んだ侭で良い
見えないくらいで
調度いい

歩きながら現代を感じ
吐き気を感じる
それくらいが調度いい

歩きながら
目の前を流れる
濁った空気を
目をこすりながら
歩くくらいが調度いい

総てが見えたとき
感じる魅力は
今 歩く場所に
在るのかといったら
きっと絶対にない

目を凝らして
歩くくらいが調度いい


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧