戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第十話 一戸大尉!日舞は日本起源!その八
「ただし、アコギな相手とわかったらだ」
「踏み倒すんですか、その時は」
「その借金を」
「相手に全員医者を送ることだ」
KGBの隠語である、わからない読者さんは検索して調べてみよう。
「私は臓器売買はしないがな」
「それやったらもうネタじゃ済まないですからね」
「ギャグコメディー小説の範疇超えてますよ」
「だからそれはですね」
「幾ら何でも」
「それはしない」
絶対にというのだ、悪田部ですら。
「この作品はあくまで健全な娯楽小説だからな」
「はい、作者が青少年の教育の為っていうお題目を掲げてですね」
「好き勝手に書いている作品ですよね」
「アニメ化、それに大ヒットを狙っている」
「野心溢れる作品ですね」
「そうだ、そうした作品だからな」
外面は教育小説なのだ、この作品は。
「純文学だ」
「森鴎外が書いている様な」
「そうしたハイクオリティですね」
「その通りだ、ただ森鴎外は人間としてはな」
森林太郎、本名であり素顔である彼はというと。
「陸軍軍医総監、中将待遇まで達したエリート中のエリートだったが」
「確かあれですよね」
「偉そうでしかも権威主義で」
「しかも頑固で」
「ファザコンでマザコンだったんですね」
「日露戦争でも海軍の脚気の治療法をあくまで認めなかった」
必死に脚気菌を探していたのだ、そしてその結果。
「多くの脚気での死者を出した」
「結構以上に屑ですね」
「というか人間として最低なんじゃ」
「うちの作者もネタにしてきてますけれど」
「夏目漱石ですら可愛げがあるレベルですね」
「偉大な作家が人格者とは限らない」
悪田部はこの格言を出した、今出来た格言だ。
「そして駄作作家が人格者とも限らない」
「それまんまうちの作者ですね」
「これ書いてる作者ですよね」
「昔から性格悪いって周りにも言われてて」
「リアルで最低って言われたことも何度かありましたね」
「友達いないって言われたことも」
実際にあった、そうしたことも。
「ありましたね」
「何ていうか本当に」
「性格は森鴎外以上の屑ですね」
「森鴎外は確かに人間としては駄目だった」
少なくとも偉人ではない、学研のまんが日本偉人全集だったと思うがそういう手の本に彼も載っていたがだ。
「しかし作者はだ」
「森鴎外以上の屑ですね」
「あの鴎外以上に」
「最早屑道を極めた」
「そうしう奴なんですね」
「卑劣で残忍で陰湿で執念深い」
この四つの要素が揃っているというのだ。
「これだけ揃えば。わかるな」
「そのどれもがかなりのものですしね」
「特に執念深さが」
「高校時代のことずっと根に持ってますし」
「凄いですよね」
「腐っている」
その性根がというのだ。
「まさにな」
「仮面ライダーのあるキャラそっくりですよね」
「555の」
「あの二号ライダーの」
「あいつみたいですよね」
「全く同じ性格だ」
そう言っていいというのだ。
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