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『闘詩』

作者:零那
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『雷』


脳内に響く
鈍い痛み
君と僕の出逢い

不安定過ぎて
僕が僕を望んだ
想いが重なる

世間を知り
己を知る
機能しない
無価値な存在
改めて
気付かされる

生かされ
続けるなら
せめて大人に
なりたくて
生き急いだ
滑稽な程
足掻き続けた

そんな僕を
今では
少し痛む位に
思い返せる

雷が堕ち
僕が宿った日
葛藤のハジマリを...

 
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