インフィニット・ストラトス大和の戦い
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30話
簪がヤマトに告白するほんの数分前シャルロットが飲み物を買うと言って屋台の方に消えてからすぐ
『お待たせ』
ヤマトと簪が見える草村に六人の影とシャルロットがいた
『いいタイミングでしたわ』
『どうなるか楽しみだわ』
『そうだな』
『あの二人は何をしているのだ?』
『これ、バレたら大変だぞ!』
『だから隠れてるのよ』
六人は鈴、セシリア、箒、ラウラ、一夏そして簪の姉で更識家当主楯無だ
『私のことどうおもってる?』
『始まったわよ』
『どうって?』
『あちゃー鈍感だわ』
『女としてどうおもってるてこと!』
『好きだよ、女として君が好きだよ』
『本当?』
『うん、本当』
『あの子顔赤くなってるわね』
『あんなのいわれたら好きになっちゃうわね』
『顔赤いけど大丈夫?』
『だ、大丈夫だから』
『今のは減点かな』
覚悟を決めた簪がヤマトに話しかける
『ねえ、ヤマト』
『ん?』
『ここからが本番ですわ』
『そうだね』
『勇気を出しなさい簪ちゃん』
上からセシリア、シャルロット、楯無の順番だ
『私……ヤマトのこと……好き…だから…』
『だから?』
『頑張って簪ちゃん』
『私とつきあってください』
『言いましたわ』
『言ったな』
『これで断ったらお姉さん怒るよ』
『楯無さん、もう少し静かに!』
『僕でなんかでいいの?』
『え………』
その言葉に全員驚いていた。
『僕は自分の復讐のために罪もない人たちを殺した。そんな僕で本当にいい……』
ヤマトの声が途中で途切れ唇には簪の唇が合わさっている
『あら、簪ちゃん大胆』
『たぶんヤマトの話を聞いてもその気持ちは揺らがなかったんだよ』
『あっキス終わったよ』
『ヤマトじゃなきゃだめなの!ヤマトがいいの!』
『あのこあんなの恥ずかしいのよく言えるわね』
『恋する乙女だからできることなんじゃあないかな』
『わかったよ。僕で良ければよろしく簪』
『うん、ヤマト』
『また、キスしたよ』
『二人とも大胆ですわ』
どぉーん!
『彼等を祝ってるみたい』
『そうですわね、おめでとうございます。ヤマトさん、簪さん』
『お姉さんうれしい!』
『おめでとうヤマト』
『よくわからんがめでたいんだな』
完全に取り残されてるラウラであった
『さて、私達はここで引き上げますか』
『これ以上はまずいですわ』
『逃げられると思ったか?』
『え…………』
全員で神社を見るがすでに二人の姿がない
『後ろだ』
全員で後ろを向くとダブルオーライザーのヤマトとフリーダムの簪がいた
「いつから気づいていたの?」
「姉さんが飲み物買いに行ったときから」
「最初からじゃあない」
どうしよう逃げ切るのは不可能だよな
「そっちこそ最初からいたから一緒じゃないか……さて、君たちには選択肢を与えよう」
「選択肢?」
これなら逃げきれるかも
「一つ動けない状態で俺と簪のフルバーストを喰らうか。二つ織斑先生に報告されるか。三つ生身でISの俺と簪を相手にするか。四つ今ここで服を焼かれて恥ずかしい状態で帰宅するかどれか選びな」
前言撤回まともな選択肢なんて無いじゃない!
「制限まで三十秒」
はや!ここは私だけでも逃げるしかないわ
「あとここから逃げようとした奴には四つ目以外すべて行う、もちろん答えなかったら四つ目も加えてすべて行うがな」
「二番でお願いできるかしら?」
え、セシリア何行ってるのよ
「私も二番で」
「僕も二番で」
「俺も二番だ」
「私も二番でたのむ」
「私も二番だ」
楯無意外の全員が二番を選択。
「お姉さんも二番でお願いするわ」
「と言ってるが簪どうする?」
それ聞いてはいけないわよ
「お姉ちゃんとあいつ意外はそれで良いわ、でも二人には1ヶ月制服チェンジをプラス」
え!それいろんな意味でやばいわよ!
「なるほどわかった。そういうことであとは頼みました。《織斑先生》?」
「ほう、プライベートを覗き見かよし、これから一週間私が直々に指導してやる覚悟しておけ」
七人は発狂したのは必然である
続く
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