インフィニット・ストラトス大和の戦い
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25話
僕達は普通の高校と同じく夏休みを迎えました!ほとんどの生徒が実家に帰るけど僕達デュノア姉弟はもち帰る家なんてないので学園に残りました。
今は自室で簪さんとお茶を飲んでいます。
「夏祭り?」
「………うん」
簪さんが来たのは夏祭りのお誘いでした。
「……一緒にいこ?」
簪さんの誘いを断る理由は無いから
「勿論いい……」
コンコン
誰だよ!こんな時に来る人は……って姉さんか本音くらいか
「ちょと待ってね」
ガチャ
「あっヤマト」
ドアをあけると予想通り姉さんがいた。
「どうしたの姉さん?」
「これ……」
一枚のチラシ……簪さんが持ってきた夏祭りのチラシと全く同じチラシ
「(´ヘ`;)姉さんもか~」
「もって?」
「今ちょうど簪さんにもお誘いを受けたところなんだよ」
「そうなんだ」
この場合ひとりをけってひとりと行くのはまずいよな
「とりあえず上がって」
「うん」
部屋に入って簪さんの元に向かう
「待たせてごめんね」
「こんにちは」
「………うん」
さってと説明しますか
「姉さんが来たのは簪さんと同じで夏祭りにいこって話しなんだけどもし二人が良ければ三人で行かない?」
二人ともデートしたかったと思うけど仕方ないよね
「僕はいいけど……」
姉さんが簪さんの方を向く
「………私もいい」
ほっと一安心あっそういえば
「着物はあるのか?」
返事の予想はできてるけどね
「……実家にいくつかあるからヤマトに選んでほしい」
「…買わないと無いけど僕もヤマトに選んでほしい」
ですよね~ん?実家?
「簪さんの実家行くの?」
「……うん、夏休みの間きてほしい」
IS学園にいてもやること限られるしね
「わかった、姉さんは?」
「勿論行くよ」
「きまり、いこ」
こうして簪さんの実家に行くことになりました。
IS学園校門前
「遅いよ~」
簪さんを迎えに来ているとは聞いていたけど楯無さんもいくのかぁ~
「……乗って」
「あっ、うん」
自分の姉は無視なんだね、それにしても広いよねこの車。
「そういえば僕たちの服は?」
すぐに連れ出されたから服とか持ってきてないんだよね。
「……大丈夫」
なにが?
「更識家で個人に合わせ用意したから大丈夫よ」
楯無さん当主がそんなことして大丈夫なのか?
「浴衣は……」
「何百着用意してあるから好きなの選んでね」
おいおい、どんだけ金持ちなんだよ!
やべ、簪さんがご機嫌斜めになってるよ
「……エクシアは大丈夫?」
「え、ああ、エネルギーの消費は増えたけど戦えるよ」
簪さんなんとか機嫌なおしてくれたかな?
「ついたわよ」
車が止まり、外をみると豪邸が立っていた。
続く
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