千年の魂.
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第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第四話 《☆がん☆Qクン》
前書き
千魂ターイム‼︎‼︎‼︎
眼球くん・・・全身が目で包まれている、とてつもなく恐ろしい、この世のものとは思えない
一般のダグラスとは、違い、回復能力がはるかに劣っている、その代わり、現実離れの、パワー、スピードを誇る
眼球くんは、旋毛などの弱点は、無いが、しかし、ある程度ダメージを与えれば眼球くんは木にかわる
迅「カインッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
迅は、吹き飛ばされたカインの名を叫ぶが、肝心なカインの姿は見えず、見えるのは、激しく宙にまう砂埃だけだ
眼球モンスター「ヴギャギャガギャヴギャギャガギャヴギャギャガギャ」
迅は、カインの方を見ていたが、眼球モンスターは、すぐさま迅の横を駆け抜け、いや、どうやって動いているのか、もはや分からない速さで通り過ぎ、カインを飛ばした方向に向かって行った、眼球モンスターが通り過ぎた後の地面は、まるで隕石が落ちたかのようにえぐれていた
迅「くっ!」
迅たちは、眼球モンスターの桁外れの強さに恐れながらも、眼球モンスターとカインの行った方に行こうと走り出す
しかし、
ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオオォォオォォォォォオオォォォォォォオオオォォォォォォォオオオオオオオオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
かなり離れているはずの、カインと眼球モンスターの場所から、衝撃波が届いた、そして、衝撃波の次にやってきたのはやはり飛ばされたスピードが速すぎて体制を立て直せないカインだった
迅は、カインが目に入った瞬間受け止めるのは不可能と考えカインの身体を避けようとする、しかし、それも、かなわない、500メートルはあったであろうカインと迅の距離は、1秒経たない間になくなり、カインと迅の身体が激しくめり込むように衝突する
空音「迅くん‼︎」
空音の声も聞こえぬうちに、空音は見えなくなる、まだ、意識のある迅が、体制を立て直そうとするが、なかなかスピードが落ちない、そこで、迅は無理矢理、自分たちの進行方向に向かって風を放ち、スピードを落とし体制を立て直し着地した
しかし、着地した場所は、カインと衝突した場所から1kmは、離れていた
迅は、カインの意識があるのを確認して地面に捨てた
迅「思いのほか、大丈夫そうだな」
カインは、しっかりと着地する
そして、息を整えながら言う
カイン「大丈夫だって?
お前、この状況でよくそんなこと言えるな、あいつの動き見たろ?
あいつは、普通のダグラスとは、訳が違うぞ、、、」
迅は、苦笑いして言って
迅「バカ野郎、冗談だよ
相変わらず、頭の悪りぃ奴だ」
カインはその時、息を整え終え、両手剣を片手でしっかりと握り言った
カイン「頭が、悪りぃのは、俺だけじゃねぇ、お前と、、、ダグラスもな」
そう言って、カインは、迅の方に視線を向ける
迅はその視線を受けて、閃いたような顔になり頷いた
迅「なるほど、そういうことか、、、」
そう言うと、迅も剣を抜き両手剣をしっかりと逆手で構える
迅「《銀河の幻想》!」
カイン「《炎の覚醒者》!」
迅が、銀河のエネルギーに包まれて、カインは、炎のオーラに身を包む
そこに、眼球モンスターが勢いよく飛び込んでくる、が、もちろん、迅とカインは、それを目で見ることはできない
眼球モンスター「ヴギャギャガギャヴギャギャガギャヴギャギャガギャ」
迅とカインは、何も見ずにただ自分がいた場所から少しずれた後、自分がいた場所に剣をしっかり固定した
そこに眼球モンスターが迷わず突撃する、迅とカインは、剣に手ごたえが来た瞬間、一気に剣を前へと振り切った
一瞬、空気の振動がなくなった
眼球モンスターが迅たちの剣を通り過ぎ、その衝撃波が地面を半径100メートル地下へ向かって10メートルほどえぐる
ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオオォォオォォォォォオオォォォォォォオオオォォォォォォォオオオオオオオオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
迅&カイン「こいつらに知性は、無い‼︎」
迅は、剣を下ろし、一回上に投げた後、逆手にキャッチして鞘に収めた
カインは、剣を勢いよく地面に突き刺す
その後ろには、真っ二つに切られた眼球モンスターが倒れている
迅とカインは、そのことを確認すると貫と空音が待つ方へ走り出した
*
迅とカインが、貫と空音のもとに着いた
空音は、すぐに迅のもとに駆け寄る
空音「迅くん!大丈夫⁉︎」
迅は、空音の肩に右手を乗せ、もう片方の手の親指を立て後ろのカインを指差しながら応えた
迅「あぁ、俺は、大丈夫だが、そこの聖騎士さんは、結構きついっぽいぜ?」
空音は、無関心な顔になって言った
空音「そう、なら良かった」
カインが、苦笑いしながら空音に恐る恐る言った
カイン「あれ?空音さ〜ん?
俺、結構やばい怪我してんだけど?平気で10kmぐらいぶっ飛ばされたりしたんだけど?」
空音は、適当に笑顔で応えた
空音「そう、それなら、死んだおじいちゃんに宜しくね」
カインは、苦笑いを続けて応える
カイン「勝手に殺さないで、うん、マジで、そうゆうのいけないと思うね、うん」
空音は、優しく突っ込むカインに容赦無い一言を小声で言った
空音「うるせぇな、ごちゃごちゃ言うなよ、それでも男かよ、そんなのでよく、聖騎士とか名乗ったもんだよ、ったく、、、、、、、死ね」
カインは、途端に一瞬身体が固まった、そして、固まりが解けた瞬間地面に崩れて座りこんだ
そして、貫に泣きつく
カイン「あぁ、もうダメ、もう、たちあがれねぇよ、俺の心は深いキズを負っちまったよ、どうすんのこれ?え?どうすんの?
ねぇ、貫、《助けて》」
貫は、何か公式のようなものに合わせるように言った
貫「《当たり前だぁぁぁぁぁああ‼︎‼︎》
と、でも言って欲しいのかこのやろう‼︎
空音に、コケにされたからって、突っ込みにまでぼけさせんじゃねぇよ‼︎
それに、今のぜってぇもろパクリだろ‼︎」
そう言っている貫は、気がついていない、《当たり前だ》の《ぁ》の数があれとは違うことに
貫「いや、何、こっそり、パクってませんよアピールしてんだよ‼︎アウトなんだよアウト‼︎いろんな意味でアウト‼︎‼︎」
そんなこんなやっているうちにカインは、息を引き取っていた
カイン「殺すなあぁぁぁぁぁぁぁあ!!
なんだ、今の⁉︎作者まで俺を排除してぇのか‼︎‼︎‼︎自分で生み出したものを自分で壊す!何が楽しんだ!え⁉︎教えてくれよ⁉︎」
そんな、やりとりを見ながら迅は思った
迅「、、、、、、、そろそろ、帰るか、、、」
空音「、、、、、、、、えぇ」
迅と空音は、スタコラと《バルスン》に向かって歩き出した
*
リヴァイア「まさか、四人で眼球くんを倒すとは、、、、合格どころか、兵長クラスだぞ、、、」
リヴァイアとエレダンは、驚きの表情で迅とカインを見ている
エレダン「一応、四人とはいえ、戦ったのは二人だけなんだな?」
迅が返事をする
迅「まぁな、眼球くんは2人でやった」
その瞬間リヴァイアは、
団長であるエレダンに提案をした
リヴァイア「こいつら面倒は俺の班で見させてくれねぇか?
特別作戦班には、こういう奴が後、二、三人欲しいと思ってたんだ」
エレダンは、少し考えて言った
エレダン「いいだろう、しかし、あまり班の人数が増えると連携がとりづらくなるぞ」
リヴァイアは、迷わず答える
リヴァイア「わかった、それなら、貫を、エレダンのそばに置いといて、作戦担当にしよう」
それを聞いた迅とカインが、貫を見下すように言った
迅「ありゃ、かわいそうに」
カイン「戦力外通告受けちゃった」
貫は、バカにした笑い声を出している、迅とカインに言った
貫「誰が戦力外通告じゃ‼︎普通、団長の近くにいる奴が強いに決まってんだろ‼︎」
それを聞いた迅とカインは、首をかしげる
そこにエレダンが口を挟む
エレダン「それは、違う、貫
俺は、班の指揮官ではなくあくまで団の指揮官だ、あまり前線に出ることはない、つまり、あまり戦力は、求められない、求められるのは、冷静に状況をよみ、的確な指示を出すことだ」
それを聞いた迅は笑って言った
迅「おいおい、団長さん、勘違いしてんじゃねぇのか?そこの奴(貫)ができんのは、《うるさい突っ込み》だけだぜ?」
それを聞いたエレダンは、否定せずに言った
エレダン「仕方ないだろ、貫の、置き場がないのだよ」
エレダンがとうとう本当のことを言い、迅とカインは、地面に倒れこんで笑っていた
そして、貫は
貫「ちょっと、出てくる」
貫は、何も話さなくなった(笑)
そして、廊下に出る
貫「ちくしょおぉぉぉぉぉおおおぉおおおおお!」
貫の叫びが、廊下に響きわたる
その中でも、部屋の中から、迅とカインの笑い声は聞こえてくる
*
その後、柵外に小さな森ができたらしい、
貫が、暴れたせいで
そして、その暴れたのが認められ、貫も、特別作戦班に入れてもらえることとなった
迅「以外と、貫って強えんだよな」
カイン「俺、突っ込みじゃなくて良かったぜ、、、、」
後書き
貫の突っ込みの辛さを実感した、迅とカイン
これを機に少しは、真面目になるのか?
To be continued、、、、
次回、《翼撃兵団出陣》
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