東方最速記
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
紅魔館ルート
紅魔館でのお仕事体験
門番のお仕事体験 その2
前書き
荒木はイケメン設定
荒木「じゃぁ、食べるか」
美鈴「そうですね」
荒木&中国「「いただきます」」
美鈴「ちょっと!今、中国って書きましたね!」
バレたか
荒木「だれに話してるんだ?」
美鈴「中の人です」
荒木「誰だ?」
美鈴「そんなことはどうでもいいですよ、さあ食べましょうか」
荒木「そうだな」
美鈴「う~ん、いつもおいしいんですよ、このシュウマイが」
荒木「奥で電子レンジ使ってたけどな」
美鈴「.......えっ?咲夜さんの手作りじゃないんですか?」
荒木「....多分自分の気のせいだ」
美鈴「ですよね!そうですよね!」
荒木「ああ、そうであろう」
そういうことにしておこう
荒木「いつもここに立って、ぼーっとしているのか?」
美鈴「ちゃんと見張ってますよ、ぼーっとしながら」
荒木「睡眠時間は?」
美鈴「そりゃあもうたっぷり」
荒木「それはいい仕事だな」
美鈴「でも、ナイフがとんできますよ」
荒木「そりゃあすごいな」
美鈴「もう慣れましたけどね」
荒木「なれるのか、それ」
美鈴「ごちそうさまでした」
荒木「ごちそうさまでした」
美鈴「荒木さんは午前中ずっとここにいるんですよね?」
荒木「ああ、そのつもりだが」
美鈴「そうですか、じゃあ下級妖怪との戦闘手伝ってくださいね」
荒木「へ?」
美鈴「さっきも言ったように、下級妖怪がよってくるので」
美鈴「荒木さんがいるうちにここ周辺のを片づけておきたいんですよ」
荒木「門番が門から離れていいのか?」
美鈴「この時間帯なら黒白もこないので、1時間くらいなら平気だと思いますよ」
しかし、門番から門をとったら番なんだよな
荒木「そうなのか」
美鈴「じゃあさっそく、れっつごー」
美鈴が空へ飛び立つ
荒木「ちょ、まっ」
荒木もそれを追うように飛び立つ
数分ほど空を飛ぶと
美鈴「いましたよ!あれです!」
10~12匹の獣の集団が見えた
荒木「割とすぐ近くにいるのな」
美鈴「上から集中砲火して片づけますよ」
荒木「きたない、さすが門番きたない」
美鈴「あいつらが悪いんです、さあ早く!」
あれ?まだあいつらなんもしてなくね?
荒木「まぁいいか」
ドドドドドゴォ
美鈴と上からの集中砲火により
数は半分以上減ったが
2人に気が付いた残りの妖怪が
弾幕をうてるタイプらしく、すかさず反撃をする
美鈴「めんどくさいタイプでしたねぇ」
荒木「どうする?」
上空で弾幕を避けながら会話をする
幸いにも空は飛べないようだ
美鈴「低空飛行で一気にたたみかけましょうか」
荒木「む、わかった」
美鈴と平行に低空飛行を始め
地面すれすれを飛び、敵の背後をとる
そして、弾幕を放つ
美鈴「やりましたね!」
荒木「ああ...って、うおっ」
ナイフが目の前を通過した
そして、そのナイフは見事に美鈴の帽子に刺さった
美鈴「あうっ」
荒木「あれ?紙切れがついてるぞ?」
美鈴「はやく帰ってきなさい、ですって」
荒木「厨房から投げたのか?」
美鈴「そうみたいですね」
荒木「咲夜って人間だよな?」
美鈴「ええ、とても人間とは思えませんがね」
荒木「ともかく、はやく帰ったほうがいいよな」
美鈴「ええ、そうですね」
紅魔館に向かい飛び立つ
美鈴「でも、これで今日一日はゆっくりできます」
荒木「そうか、ならよかった」
荒木「しかし、いつまでナイフ刺したままなんだ?」
美鈴「あ、抜いてなかったですね」
荒木「抜こうか?」
美鈴「お願いします」
美鈴がこちらに頭を突き出す
帽子をとり、ナイフを抜いてやる
美鈴「ありがとうございます」
荒木「このナイフどうするか」
美鈴「貰ったらどうです?いざというときに役にたつかも」
荒木「そうだな」
美鈴「確か執事服の裏に仕舞っとく場所があったはず」
荒木「ん、ほんとだ」
内ポケットにナイフをしまう
荒木「執事服があるってことは、昔執事でもいたのか?」
美鈴「いえ、罰ゲームのコスプレ用です」
荒木「これコスプレなのか」
美鈴「咲夜さんが自分用とお嬢様用を作ったみたいですが、作りすぎたみたいですよ」
荒木「それにしてはサイズがぴったりなのだが」
美鈴「なんか5cm単位で20着くらい作ってた見たいですからねぇ」
荒木「すごいな...」
門の前まで来ると、咲夜がお弁当を持って立っていた
咲夜「美鈴、どこいってたの?」
ああ、これは怒ってるな
美鈴「えっと、妖怪退治に」
咲夜「寝てるよりはマシだけれど、あなたの仕事は門番よ」
美鈴「....はい」
咲夜「ほら、お弁当よ 荒木さんは中で食べて」
荒木「わかった」
咲夜「それと、そのナイフはあげるわ」
荒木「どうも」
後書き
感想などありましたら書き込んでやってくだせぇ
ページ上へ戻る