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リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~

作者:setuna
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第五話 全員集合(笑)

 
前書き
これから、この作品について大輔達に語ってもらいます。
太一達には少しキツイかも。
遼「リリカルアドベンチャー、始まるぜ」
 

 
大輔「え~、この度、皆に集まってもらったのは他でもない…」

アリシア「急にどうしたのお兄ちゃん?」

プロットモン[ああ、最新作、“奇跡と優しさの軌跡”が始動したからよね?]

ツカイモン[あまりにも今更な気もするが…]

なのは「気にしたら負けだよ、気にしたら。」

ユーノ「基本的な話は前作と変わらないようだけど、ルカの性格とキャラの扱いがかなり変わるみたいだね」

アリサ「ああ、それ何となく分かるわ。今まで賢のパートナーデジモンは頑なにピコデビモンだったのに、今作ではワームモンだし」

ワームモン[僕が賢ちゃんのパートナーじゃ、駄目なの…?]

すずか「あ、そういうわけじゃないんだよワームモン。作者さんも悩みに悩んでピコデビモンからワームモンにしたんだから、全く駄目ってわけじゃないの」

ルカ「そうですね、基本的な僕の性格には変化はありませんが、毒舌(一定の人物に対して)が追加されたくらいでしょうか」

フレイモン[頼むから毒舌鬼畜にならないでくれよ…?]

ルカ「それは作者に言って下さい」

スバル「私の出番も増えるかな?」

ルカ「どうでしょうか?まあ、リメイクするんだから出番が増えるのを期待してもいいと思いますよ」

ティアナ「まあ、私達はメインキャラとして出られるんだからいいじゃない」

遼「そういうことだな。今まで、過去作の治の回想でしか出られなかった俺がメインキャラとして抜粋されたんだからな」

賢「遼さんがメインキャラになったから、一部のキャラがメインキャラから脇役に降格しましたがね。」

ドルモン[俺もモノドラモンとミレニアモンのデータの再構成体の成長期として遼のパートナーデジモンに抜粋されたし。]

アグモン(S)[あれ?じゃあ、リインフォースのパートナーはどうなるんだ?]

リインフォース「今までパートナーとしていたドルモンがいなくなるとは寂しいが…新たなパートナーが何なのか楽しみにしている」

シャウトモン[まあ、大体予想はつくけどよ]

ヴィータ「そういえば、ヒカリはヒロインから脇役に降格したよな…。可哀相に」

シグナム「そう言ってやるな…ではこれにて解散」

【待てい!!】

大輔「ん?」

ギルモン[ああっ!!?]

はやて「あ、あんたらは!!?」

ギンガ「何でここに…?」

ルカ「どうしたんですか?……ああ、メインキャラとヒロインから脇役に降格した太一さん、ヤマトさん、タケルさん、ヒカリさんとその他の方達じゃありませんか」

【ぐっ!!】

ヤマト「お、お前…今のは傷ついたぞ…」

ルカ「それは大変ですね♪」

太一「笑いながら言うな!!全然大変そうだと思ってねえだろお前!!」

ルカ「まあ、それはそれとして、あなた達はこの作品に何か不満でも?」

ヤマト「ありまくりだ!!何で今までの作品でメインキャラだった俺達がここに来て今更脇役になるんだよ!!」

ルカ「メインキャラねえ…殆ど脇役に近かったくせに何を言うやら…」

ヤマト「!!」

ルカ「闇の書編が終わったら一気に空気化したあなたが、メインキャラだと思う人は何人いるでしょうねえ…」

ヤマト「空気化…!!?」

タケル「じ、じゃあ、僕はどうなの!?大輔君とは同い年だし、結構出番も多いのに!!」

ルカ「ああ、パートナーが噛ませ犬のタケルさんじゃありませんか」

タケル「噛ませ…!!?」

パタモン[!!?]

ルカ「敗北率100%のセラフィモンではネタとして使えても、シリアスな展開では扱いづらいでしょうねえ。ドミニモンならまだ扱いが違ったかもしれませんが…まあ、それ以前に」

タケル「へ?」

ルカ「あなた作者から嫌われてますもんね♪」

タケル「げふっ!!?」

ヤマト「タケルが再起不能!?」

ヒカリ「あ、あの…」

ルカ「はい?」

ヒカリ「私は一応ヒロインとして、大輔君を支えたりしたんですけど…」

ルカ「ああ、あれは話の都合です。もし闇の書編の後にデジタルワールド行けば、リインフォースさんも02編でついて来るから、あの時のヒカリさんはリインフォースさんの代役みたいなもんです」

ヒカリ「代役…!?」

ルカ「名付けて代役ヒロイン☆あ、もしくは添え物ヒロインでもいいですよ?」

ヒカリ「添え物…ヒロイン…!!」

太一「何でだよ!!02は俺達皆の物語だろ!!?」

ルカ「…最終的には大輔さんと賢さん以外は目立たず、半ば空気となり、仲間は野次を飛ばすだけの物語に成り果てましたが?」

太一「げふう!!」

ルカ「まあ、あのグダグダ感は無印の正式な続編としてしまったから…でしょうね」

はやて「まあまあ、少しでもいい思いをさせようと、うちらはここに集ったんや…だから…」

「ちょっと待った~!!」

全員【!?】

「私を忘れてもらっては困るわ!!」

賢「あ、あなたは!!?」

ワームモン[眼鏡の人!!]

京「違うわよ!!京よ!!井ノ上み・や・こっ!!!!」

ルカ「何だ。お笑い要員兼トラブルメーカーの京さんじゃありませんか」

京「はうっ!!?酷いわよルカ君!!」

ノーヴェ「それに伊織も一緒だぜ?」

ルカ「ええ、伊織君。お久しぶりですね」

伊織「はい。まだ本編では会っていませんけど」

ギンガ「それ言っちゃ駄目だよ」

京「あの~…」

大輔「ブイモン、次の予定は?」

ブイモン[次の予定?えっと…]

京「私、無視されてる…!!と、とにかく!!」

全員【?】

京「脇役なんて真っ平御免よ!!私はメインキャラのあんた達に…特にオリジナルキャラクターのルカ君と大輔と賢君とフェイトちゃんを除いて作者のお気に入りキャラのはやてちゃんに断固抗議するわ!!」

はやて「ちょいとちょいと、うちの人気ぶりに嫉妬しとるんか?いやあ、我ながら罪深い女やわあ」

伊織「京さん、オリジナルキャラクターとはいえルカさんはアットノベルス時代から出演しているベテランなんですから、もう少し礼儀を…」

京「向こうのルカ君とここのルカ君は別人でしょ!!」

チビモン[一応、基本設定は踏襲してるんだけどね…]

ルカ「向コウノ僕?ハテ、何ノ事デショウネ?(棒読み)」

はやて「ウン、サッパリ意味ガ分カラヘンワ~(超棒読み)」

空「凄い棒読み…」

はやて「とにかくや!!私が目立つのは、シリアスとギャグのストーリーを清い心で作者の思ったとおりに動いた結果なんや。」

全員【(清いって、どの口がそれを言うんじゃ…)】

はやて「京ちゃんはギャグでは動かしやすいんやろうけど、シリアスでは動かしづらいんやから仕方ないんや。これも運命やな」

ルカ「ええ、そうですよ。僕達だって好きで目立っているわけではありませんし。」

京「ぐぬぬぬぬ~…!!黙って聞いてれば!!好き勝手!!」

はやて「まあ、悩み相談は出来るはずや。八神はやてのお悩み相談~!!“私はシリアス、ギャグ何でもござれな美少女”八神はやて!!」

ルカ「何ですかそれは?」

はやて「何やっとるんやルカ君!!はよ自己紹介しい!!」

ルカ「…えー…隣の“美少女もとい、なんちゃって関西人のビジネス上のパートナー”、オリジナルキャラクターのルカ・ハラオウンです。以後お見知りおきを」

はやて「ノリ悪っ!!」

ヤマト「それにしてもこのうわっついた雰囲気は居心地悪すぎだぞ…」

ルカ「文句言うなら帰れ。あなた達の言いたいことはなんですか?」

太一「決まってんだろ!!俺達の扱いが今作品において良くないってことだ!!俺は無印の主人公なのに何で、いきなり脇役になるんだよ、他はともかく!!」

ヴィータ「ともかくとは何だ!!この爆発頭野郎!!」

ヒカリ「と、とにかく、ここで出来るだけの抗議をさせてもらいます!!」

ルカ「いえ、それでしたら、販促効果をアピールして広報辺りに話を通した方がいいですよ?」

シャマル「ちょっとルカ君!!」

シグナム「小学生未満の子供がいるのに生臭い話をするな!!!!」

タケル「とにかく、君達に悩み相談をしても時間の無駄になるだけだよ」

ノーヴェ「簡単に決め付けるなよ。もしかしたら力になれたかも…」

光子郎「僕達が目立ちたいと言ったらメインキャラの位置を僕達と代わってくれたんですか?」

ルカ「………………大人の事情がありまして」

はやて「そればっかりはどうにもならへんなあ…………」

ユーノ「ところではやて」

はやて「ん?何や?ユーノ君になのはちゃん?」

なのは「私も一言言いたい事があるの…」

ルカ「それは理解に苦しみますね。あなた達はアットノベルス時代の作品から現在にかけて、メインキャラとして活躍しています。立派な業績だと思うのですが」

太一「あの…アットノベルス時代のメインキャラなら俺達も、なんだけど…」

ルカ「そういえばそうでしたね。でもややこしくなるので、少し黙っていてくれませんか?」

はやて「で?何が不満なんや?」

ユーノ「…僕は、原作含めて自分の活躍に不満はない。けど一つだけ…扱いが希薄だということに不満があるんだ。」

はやて「あ、そう…」

ユーノ「僕は太一さん達ほどじゃないけど、少しずつじわじわと出番が減っていく。ツッコミ役だからボケがないと目立たないんだ。僕だってボケをかましてでも目立っていたかったのに…」

はやて「ふ、ふうん…」

ルカ「なるほど、それはかなり辛いですね。しかしあえてそれに触れますか…」

ユーノ「…僕も色々考えた上でのことなんだ…言わないでくれ」

すずか「………」

はやて「じ、じゃあなのはちゃんは?」

なのは「私、どうして戦闘面ではあまり活躍出来ないの?原作ではエースオブエースとまで言われてるのに、戦闘になれば影が薄く!!」

はやて「プロットモンの時はなのはちゃんのバトルスタイルに合ってなかった…そして相性が良さそうなテリアモンとコンビを組んだら影か薄くなったんやったな…」

なのは「私に合ったパートナーデジモンがいれば…」

大輔「だったら、ウォーグレイモンXとメタルガルルモンXをパートナーデジモンにすればいいだろ」

全員【!?】

大輔「不可能じゃないだろ?Vテイマーにだって、二体パートナーの奴がいるし。」

フェイト「ユニゾンエボリューションは?」

大輔「状況次第でパートナーデジモン交代で使い分けりゃあいいだろ。オメガモンXになれば問題ないだろうし」

なのは「オメガモンX…!!最強クラスのデジモンのパートナー!!」

賢「X抗体は?」

大輔「突然変異の変化で充分だろうが。今まで辛い思いをした分…お前は幸せになるべきなんだ…」

なのは「だ、大輔さーん!!」

アリサ「ちょ、なのは。あんた何大輔に抱き着いてんのよ!!」

リインフォース「お前にはスクライアがいるだろう!!」

アリシア「そうだよ!!」

フェイト「いいの?」

ユーノ「なのはの大輔さんに対する気持ちは兄弟愛みたいなものだしね」

遼「もし、タケルとかだったら?」

ユーノ「ぶっ殺す!!…なんちゃって♪」

全員【(本気だ…)】

大輔「ユーノに関しても、何か対策を考えておくよ」

ユーノ「お願いします」

なのは「これでユーノ君の希薄な印象を払拭出来ればいいね」

ユーノ「うん、そうなればいいな」

はやて「(どうやろうなあ…?)」

ルカ「(まあ…過度な期待は止しましょう……)」

なのは「どうしたの二人共?」

はやて「へ!?う、ううん!!何でもあらへん!!」

























大輔「よし、今日はこのくらいで解散にするか!!」

フェイト「それにしても今作品のルカは凄い毒舌だったね」

ルカ「基本的に大輔さん達はお人よしの部類に入る人達ばかりですからね。僕のような毒舌が必要になると思いますよ?アットノベルス時代で猛威を振るったカイザーモードの賢さんがいれば話は別だったでしょうが」

賢「…………」

ブイモン[まあ、カイザーモードの賢もかなりの毒舌だったからなあ…]

シャマル「アットノベルスのカイザーモード賢君の毒の部分がルカ君に継承されたと考えればいいのかしら?」

なのは「早くデジタルワールドに行かないかな~♪」

アリシア「パートナー候補が見つかって上機嫌だね」

遼「まあ、これからメインキャラ同士よろしくな」

リインフォース[ああ、ドルモンを任せたぞ]

大輔「よし、皆行くぜ?新しい話に!!」

全員【おう!!】 
 

 
後書き
会話だけ。
ルカが凄い腹黒に…。 
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