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FAIRY TAIL -大地の物語-

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竜と戦姫 4

奴の一言でモンスター達は一斉にガリアとスズハに向かい、襲い掛かる。

一方ガリアは焦ることなく至って冷静で目を閉じ、深呼吸をした…

スズハはただ黙って腰に指している刀の柄を手に添え構える。

最初に狼型のモンスター『ワイドウルフ』が先陣にガリア達に襲い掛かる。

「…お前らには恨みはないが…邪魔すんじゃねぇ!!」

ガリアにあっさり一蹴されてしまった。

ワイドウルフの頬を横蹴りでぶっ飛ばす。

「スズハ!悪いがここ頼む!俺はあの性根の腐った奴が心底気に入らねぇ!だから、ぶっ飛ばしてくる!」

そう言ってガリアは居場所のわからない傍観者を倒しに向かいくるモンスター達を蹴散らしながら走り去っていった。

取り残されたスズハは走り去っていったガリアを目で見送りながら溜め息を一つ溢した。

「ガリア・クライム、確かにここは任された…しかし…」

と言い残した後襲い来るワイドウルフを一瞬に数匹を切り伏せた。

「この程度のモンスター如き、私の敵ではないと思います」

涼しげにそう言って見せた。



―――ガリア―――

ガリアは向きい来るモンスターを凪ぎ払いがむしゃらに傍観者を探していた。

「チッ、これじゃあキリがねぇ…」

段々と苛立ちを見せ始めるガリア…

『あれ?もしかして君一人で僕を追いかけてきたのかい?それはそれは…ただ僕は君よりもあの可愛い子が良かったな。彼女中々の美人だろ?彼女なら追いかけられてもいいなって思ったのに…君じゃ幻滅だ』

彼の一言一言に怒りを覚えるガリアは視線がする先に睨み付けた。

「いちいちうるせぇよ…姿も見せずにピーチクパーチクうるせぇ…てめぇの皮肉には聞きあきた。俺はお前が気に入らねぇ。自分の娯楽に人に迷惑掛けようが構わねぇような野郎には少し扱きが必要だよなぁ!」

『は?』

ガリアは大きく息を吸い込み視線がする先に向かって怒りの一撃を撃ち放つ!

「『地竜の咆哮』」

『なあ!?』

口から大量の土石流が視線がする先に向かって撃ち放たれた。

木々は薙ぎ倒され、操られていたモンスター達を飲み込み、視線がする先に向かって流れ行く。

怒り任せにブレスをしたお陰で息切れをするガリア…しかし、少しばかり森を壊すと言うやりすぎであったが…

「や、やったか?」

しかし、周りのモンスター達は此方を向いて敵意を現している。

「いや…一時はどうなるかと思ったよ」

ガリアの後ろから声がする。聞き覚えのあるあの聞いているだけで心底不快にさせるあの声…

「まだ生きてやがったか」

ガリアが振り向くと木の太めの枝の上で顎に手を当てて挑発的な視線でガリアを見ていた…ストレート金髪の男だった。

「まあよくもやってくれたとでも言っておこうか。ご褒美に僕の名前でも教えてあげるよ。僕の名前はシューベン、まぁ、一応、君の名前も…いや、いいや。君よりも彼女の名前が気になるからね」

「おお、そうかよ。元よりお前なんぞに名乗る名はねぇよ。あと、アイツの名前も教えてやんねぇ」

「そうか、それは困った…が君を倒してからでもそれは遅くはないだろ?」

不適な笑みで笑うシューベン。

「こい、僕の忠実な(しもべ)

そして、指を鳴らすと彼の後ろから大きな震動と共に大きな影がガリアの目の前に現れる。

ガリアはそれを見て苦笑いを浮かべる。

「おいおい、それは冗談だろ?」

ガリアの目の前に現れたのは全長20mはあろうデカイ猿型のモンスター『バルカン』だった。

 
 

 
後書き
クマモトサン!

出来る限りの週一ペースで頑張っていきます!

ここで少し補足です。


ガリアのブレスは最初、グレイに放った時 (なんページか忘れましたが)巨大な岩石と書いていますが今回ブレスを放った時は大量の土石流がの表現になっていますが間違いではありません。

ガリアのブレスは自分なりにいくつかレパートリーがあると考えています。

岩石単体で飛ばせたり、今回のような土石流として飛ばせたりといくつかのものに分けれるという設定です

もう一度言いますが間違いではありません!悪しからず…

今回はこんな感じで終わらせて頂きます。

また感想や誤字脱字の指摘等あればよろしくお願いいたしますm(。_。)m

またこれからもよろしくお願いいたしますm(。_。)m 
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