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『雨詩』

作者:零那
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『苦痛』


大事な貴女を失った時
あの時は
哀しく優しく泣いてる
貴女の様な雨だった
幼かった僕の
雨の綺麗な思い出は
どんどん醜く
哀しい想いに
塗り潰されてく
『悲しみは
雨が流してくれる』
そんな言葉を耳にする
けれど僕にとっては
『雨は苦痛と憎しみと
悲しみを連れてくる』
そうゆうものだった
そして今も雨は
苦痛でしかない


 
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