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FAIRY TAIL ~ニートな転生者の物語~

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ニート、命を救う。 その2

 
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sideウル



  デリオラがリオンたちに向かって攻撃を仕掛けてきたから私が絶対氷結(アイスドシェル)

  で、デリオラを封じようとしたまさにその瞬間、謎の男が現れた。

  その男に絶対氷結(アイスドシシェル)を止められたと思えば今度は男が土の中から

  鉱石で出来た巨大な壁を作り上げ、リオンたちを守った。

「あ、あんた何者?」

「俺は一条風雅だ、風雅って呼んでくれ」

  そう言って風雅と名乗る男は簡単な自己紹介をしてきた・・・って、

「ゴメンだけど、今はそういう時じゃないのっ!戦えるなら手伝って!」

「元からそのつもりだぜ!」

  それはありがたいわね・・


  sideニート


  
  ヨッシャ!!ウルにカッコ良いとこ見せれたぜ!

「油断したとはいえ、俺の拳を受け止めるなんて貴様何者だ!?」

  ・・・ん?これ、デリオラかな?うんデカイね♪

「さっきも言ったけど、俺は一条風雅だ」

  人の話聞いとけよクソ野郎

「まァ誰だっていい、問題はそこじゃない」

「この俺の拳を止めたという事だぁ!」

「そんなン知った事かよっ!」

  その言葉をきっかけに俺は錬金術で銀の槍を錬成し、ウルは魔法の準備を、

  そしてデリオラは今にも俺たちに襲いかかろうとしている。

「来るわよっ!」

  ウルが言葉を言い放った瞬間俺は全力で横に跳んだ、デリオラが魔力の塊を

  飛ばしてきたからだ。
  
「てか、幾らゼレフ書とか言ってもこの強さは反則だろっ!!」

  イヤだってね!?、全力で横に跳んだから避けれたものの、もし当たってたら

  確実に骨すら残らないよっ!?さすがに反則だよねっ!?

  まぁ、俺も大概だとは思うけど・・・

「風雅!コイツどうするの!?」

「策はある、だけど少しだけ隙が欲しい、頼めるか?」

「何とかやってみせるわっ!」

 ウルが囮をやってくれるのなら何とかなるかもな・・・・




   sideウル


  さっきはああ言ったけど、正直1人じゃきついわね、でもっ!

「アイスメイク 槍騎兵(ランス)!!」

  これはあたしが使える造形魔法のうちの一つ、武器や物体の造形に特化した

  静のアイスメイク

「ぬぐぅぅぅ!!」

「まだよっ!アイスメイク白虎(スノータイガー)!!」

  これがもう一つの造形魔法、生物を模した動のアイスメイク

「人間風情が舐めるなぁ!!」

  デリオラはウルの魔法を受けたが、平然とした様子で逆にウルに反撃してきた。だがしかし、

「くっ、アイスメイク(シールド)!」

  とっさにウルがアイスメイクで盾を出現させてなんとか持ち堪えた。

「こ、このままじゃ・・・」

  風雅はまだなの?もう魔力も残ってない。

「ん、如何した人間・・あ~あそうか、もう魔力が尽きたのか?」

「さぁ、如何かしらね?」

「それはそうと、さっきからあの男の姿が見えんな、いったい何をしようとしてるんだ?」

  もう、限界よ・・・。

「お前が探しているのは俺の事か?」

  やっと、来たのね・・・・


 side out



side ニート

「それはそうと、さっきからあの男の姿が見えんな、いったい何をしようとしてるんだ?」

「お前が探しているのは俺の事か?」

 思っていたよりも、時間をかけてしまったけど遂に完成した。俺の“切り札”が・・・。

 


 
 

 
後書き
戦闘描写って難しいですね 
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