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パズル&ドラゴンズ ~Sundara Alabēlā Lā'iṭa Pānī lilī ~

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登場人物紹介

 
前書き
いちおう、登場人物をさらっと紹介しておきます。
といっても、この二人だけですが。
それ以外のキャラは後々。 

 

『神戸 智己』 (かんべ ともみ)

 主人公。
 男。
 身長170センチ後半程度の中肉中背。
 強面で目つきが悪く、見た目で損をすることが多々ある。
 好物はドリンク系全般。特に、とある人物の影響でガス入りミネラルウォーターを愛飲する。
 
 ある日突然、己が死んだことを『カミサマ』より告げられ『元の世界での蘇生』の条件として、人気ソーシャルゲームである『パズル&ドラゴンズ』によく似た世界へと送り込まれ異世界での冒険を強いられることになる。サブカルチャーに対してそこそこの造詣を示すが、異世界において自分がファンタジー体験(命がけ)をするという現在の境遇はあまり歓迎していない。

 自他ともに認める『減らず口』。
 「話せば分かる」が信条であり、「言葉が話せる相手ならば、例え神が相手だろうがやりこめられる」と自負し、時には挑発し怒らせ、時にはおだて持ち上げ、時には情に訴えお涙頂戴と、舌先三寸を地で行き、話術で相手を『落とす』。
 パズルによるモンスターの魔導補佐はおろか、魔力の類を扱う事すら彼自身単独ではロクにできないなど魔導に関しては全くの無能だが、持ち前の話術と生き汚さ、ダーティ仕立てのケンカ殺法でもって魔導の徒と渡り合う。 
 また、サブカルチャーに比較的明るいことから、カーリーを始めモンスターたちに様々な『輸入技』を使わせたがる傾向にある。

 何かと理屈を並べ立て素直に認めようとしないが、本来は無益に血が流れることを嫌い、争いを好まない思考の持ち主。「話せば分かる」という彼の信条も、無血で済むなら可能な限り穏便に争いを収めたい、といった彼の潜在的な意識によったところがままある。
 しかし、自らに降りかかる危険が回避不能だとひと度認識したら最後、相手を徹底的に潰すことを躊躇しない非情さも併せ持っている。
 
 異世界に飛ばされるまでの自らの人生を、「語るところのない、取るに足らないもの」だったとしつつも、『生きること』それ自体にはひどく固執し、病的なまでの『死』への恐怖を抱えているなど、どこか破綻した生命観を持つ。
 そんな彼が、どうして死ぬに至ったのかは本人も覚えていないため不明。
 現在、目下のところ絶賛異世界探索中。


 

 『秘女神・カーリー』 (ひめがみ・かーりー)
 
 主人公である神戸の相棒。
 時々ヒロイン。
 女。
 好物は日本のカレーとライチ。
 インド神話においては凶暴にして残虐な戦いの女神であり、だいぶグロ勇ましいルックスの持ち主のはずだが、パズドラの世界においてはふんわり系女神なルックスにクラスチェンジしている。

 はじまりの塔をクリアした神戸が最初のレアガチャで出会った、唯一無二の『相棒』。
 花のような可憐な雰囲気を纏う美しき女神。立ち振る舞いこそ基本的に上品だが、戦いの女神の本分である好戦的でアクティブな気質も持ち合わせており、それが原因でしばしば神戸を振り回す、我侭な一面もある。
 
 パズドラのゲーム本編においては、フェス限の神タイプという激レア枠であり、多色系最強クラスの強さの持ち主。
 その強さはこの世界においても例外ではなく、他の神タイプをすら圧倒する絶対的な力を誇り、秘めたるポテンシャルは計り知れない。
 しかし、パズルによる魔導補佐がロクにできない神戸の影響からか、現状大幅な弱体化を余儀なくされており、本来の実力を発揮することができていない。
 
 当初は神戸の能力に不満を見せていたが、だんだんと彼の取る『枠にとらわれない戦い方』に対し、理解を示していく。

 神戸との契約のせいか、彼と知識の共有が少なからず為されており、彼のマニアックなネタに対しツッコミを入れることができるこの作品の良心。

 あまりにも異質で強大な潜在能力を秘めていることや、パズドラの住人でありながらこの異世界についての知識に乏しく、にも関わらず神戸が異世界に送り込まれた経緯そのものは理解していることなど、その存在には謎が多い。

<技>

 【五色の秘術】
 カーリーの固有スキル。
 場の魔力のエレメントを火・水・木・光・闇の全ての属性で満たす。
 全ての属性の顕現は全ての『可能性』の顕現であり、全属性のエレメントで満ちた戦場は、カーリーが真の力を十全に発揮することができる彼女の独壇場となる。
 どんなに絶望的な状況であっても超克し、逆転の目を生み出し打開する力を秘めたカーリーの切り札。
 
 【四源の掌】
 カーリーのリーダースキル。
 火・水・闇・光の四色のエレメントを四つの掌にそれぞれ集め、膨大な魔力に変換するカーリーの最大にして最強の技。
 発動には四色の属性が必要であり、術者の魔導補佐によるアシストが不可欠。 
 発動してしまえばそれだけで戦いの終止符を打つに足る大技中の大技だが、彼女が本来の実力を発揮できていない現状では、練度不足な神戸の魔導補佐と、仲間のモンスターたちの支援を受け、ようやく発動することが可能になる。
 
 ・【四源の掌・閑花素琴】
 『四源の掌』で生み出された絶大な魔力を、極大の閃光に変え照射する技。ビッグバンか○はめ波やマスター○パーク、ジェノサ○ドブレイヴァー並びに○動砲のようなものだと思ってくれればそれでOK。
 閑花素琴という名前は、「撃てば最後、残るは沈黙のみ」といった意味で神戸が皮肉を込めて名付けた。

 【神聖魔法】
 神戸の趣味でカーリーが使用する(させられている)、タクティクスオウガ由来の輸入技。
 ・スピリットサージ…光の矢を撃ち出す。
 ・ジャッジメント…落雷のごとく光を打ち落とす。
 ・ヘブンリージャッジ…光の禁呪。原作のような除霊効果はない。
 ・シャイニングアタッチ…光の付呪(エンチャント)。

 現在、神聖魔法繋がりでティアーズ・トゥ・ティアラの「カンディド」を覚えさせようと神戸が奮闘中。 
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