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SAO:孤独の剣聖

作者:けい。
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十六話

 
前書き
どんなことを書きたいか最初に考えるけど書いてる途中に忘れるので意味をなさないっていうね。

いつもは一つの物語にたいして1~2話程度で終わらしてたのに…

ま、いっか! 

 
 昼飯を終えた俺たちは、アスナの料理で儲けようとかちょっとした話で盛り上がった

 (くっくっく、気づいてんのかねぇ?体の距離が二人とも近いってことをさ)

 俺は度重なる二人のいちゃいちゃに苛立ちを通りこしその逆の見守るかという気持ちになっていた

 (いや~本当に上手くいった、だけどここまでいってなんでこいつら付き合ってないんだ?)

 傍から見ればただのカップルなのにと思っていると俺は鎧が擦れる音を聞き少しだけ警戒心を強める。キリトとアスナも気づいたのか瞬間的に距離を空け座りなおす

 「おお、キリトにジン!」

 訪れたのは風林火山のギルドマスタークラインとその数名だ

 「まだ生きてたか、クライン」

 (相変わらず素直じゃない)

 キリトが溜息づいてそう言うがクラインの姿を確認したとき力を抜いたのはわかっておりそれだけ信頼しているということでもあるのだろう

 するとアスナを見たクラインが急に動きを止める

 キリトがアスナを紹介するがずっと止まったままでありおかしいと思ったキリトが

 「おい、何とか言え。ラグってんのか?」

 と脇腹をつつく

 「こっ、こんにちは!く、く、クラインという者です24歳独身」

 変なことを口走るクラインをすぐさま俺とキリトがはたく

 (見た目で年の差を考えろ!)

 しかしギルドマスターに似たのか風林火山の残りの面々がアスナに我先にと自己紹介する。俺はその様子を見て諦めることにした

 しばらくキリトとクラインの様子を眺めたアスナが不意に笑い出し

 「こんにちは、しばらくはこの人達とパーティを組むのでよろしく」

 「達!?」

 そういうアスナの方を見るが知らん顔といったふうにこちらを見ない

 俺はアスナに、クラインはキリトに抗議を出すがある物音に気付く

 「キリト君。軍よ!」

 すぐさまそちらの方を見るがすでにこちらの方に一人歩みよってくる

 「私はアインクラッド解放軍所属、コーバッツ中佐だ」

 話を聞くとマップデータを持っているなら寄こせとそれが義務だと抜かしてくる。するとキリトがすぐにデータを渡してしまう

 そのあと2,3言交わすと部下を引き連れたコーバッツは行ってしまった

 「一応様子だけでも見に行くか…」

 その言葉に全員が頷く道中クラインがアスナにひっそりと話しかける

 「キリトのこと宜しく頼みます。口下手で、無愛想で、戦闘マニアのバカタレですが」

 その言葉にすぐ反応したキリトがクラインとじゃれあう

 (しかし、クラインにも負担を掛けちまってたかな…)

 俺はクラインにはじまりの街で話したことがクラインの負担になっちまってるんじゃないかと少し不安になったが

 「任されました」

 というアスナの声を聞き全員がキリトをにやにやとするのをみて

 (いまそんなこと考えても仕方ないか)

 と割り切る

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 道中嫌な予感がしながらもボス部屋の付近までつくと

 「ああぁぁぁあぁぁ…」

 間違いなく悲鳴をきいた、それもプレイヤーの

 同時に駈け出すが敏捷力の高い俺とキリトとアスナはクラインたちを引き離しボス部屋へと入る

 みると軍の連中がボスと戦っていた…いや、どちらかというとこれは戦っていたとは言えないほどに状況は悲惨だった

 「クリスタルを早く使え!」

 「だ…だめだ。クリスタルが使えない!」

 その言葉に俺たちは絶句する

 (転移無効化空間!?)

 最悪の戦場だと全員が感じていると

 「戦え!戦うんだ!全員突撃!」

 コーバッツが叫ぶ

 「やめろ!」

 キリトが叫ぶが聞こえておらず突撃していく

 ボスは雄叫びをあげ軍のうちの一人をすくい上げた

 コーバッツだ

 やつは最後に有り得ないといって飛散していった

 アスナがなにやら呟く

 「だめーッ!!」

 そして駆け出すそれを見た全員が抜剣し追いかける

 ボスは今までのやつらは一線を越える速さで攻撃をするのを身を以て経験した
 
 一度目の攻撃はアスナとキリトは若干のダメージを負いながらもなんとか全員無事だ

 「キリト!迷ってる時間はねぇぞ!!」

 流石にこの状況はまずく出し惜しみをしている場合ではないと感じた俺はキリトに叫ぶ。キリトもわかっているようで頷きだけで返す

 「時間は俺が稼いでやる!全身下がれ!!」

 前にいるやつら全員と入れ替わるように突っ込む

 (25層のときの時間稼ぎと比べればたかが数十秒…できないはずがない!)

 体を捻り、反らしボスの攻撃を避ける

 (それだけじゃあ駄目だろ!)

 自分に喝を入れリスクを上げる

 「おおッ!」

 躱す精度は落ちるが俺は攻撃を仕掛ける。ボスに2,3発入れたところで

 「いいぞ!!」

 と聞こえるあれの準備ができたのだろうあとは代わるだけ…だが

 (一撃だけなら直撃も構わない!!)

 そう判断した俺はそのまま10連撃ソードスキル・ノヴァ・アセンションそして6連撃ソードスキル・ファントム・レイブを続けざまに放つそのすべてを命中させボスのHPを大幅に減少させるが…

 ドン!!

 その後の硬直中ボスの直撃を受け俺は壁際まで吹っ飛ばされる

 「ジン!!」
 「ジン君!!」

 クラインとアスナは俺を心配した声を上げるがキリトは

 「うぉぉぉおおあああ!!」

 ボスへと向かいソードスキルを放つ。いつぞやのように一切の防御を考えずに

 「…ぁぁぁぁああああああ!!」
 「ゴァァァァアアア!!」

 ボスとキリトが叫ぶ次の瞬間

 パーン!!

 はじける音を聞きながらも俺は気を失う

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 しばらくして目を覚ますと目の前には野武士面の顔をみた

 「ジン!無茶しすぎだ!」

 クラインが心配したぞというと回復薬の瓶を渡してくる

 「んっん…ふぅ。まあ結果オーライだ」

 苦笑しながらそれを飲み終え視線を逸らすと丁度キリトも起きたのかアスナに抱きしめられていた。二人きりの空間の途中悪いとは思ったがそちらの方に向かうことにした

 今回の層のボスで出した死者は3名だそうだ

 こんなのは攻略とは言えないそうクラインがいう

 「そりゃそうとオメェさっきのはなんだったんだよ」

 やはりというかなんというか先ほどのキリトのスキル…”二刀流”へと話がいく

 (これでしばらくはキリトも俺と同じことになるだろう)

 前回俺がユニークスキルを出した時のことを思い出しながらキリトに頑張れよとだけ言っておく

 軍の生きてる連中は本部へと返し、クラインたちは次の層をアクティベートしに行き、残ったのは俺たち3人となったが

 (二人きりにさせてやるか…)

 俺はそっと部屋を出てマイハウスのあ22層コラルへと転移した


 
 

 
後書き
よし74層突破!次はヒースクリフ戦だけど主人公なんもしないよww

寝起きで書いてみたのでかなり文章めちゃくちゃだけどいつものことだからいいよね!!

最近気づいたけど他の人の作品と名前かぶっていた…仕方ないよね…つけやすい名前だし… 
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