鈴仙の生活日記
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鈴仙の生活日記 1ページ目
前書き
本編入ります~。
鈴仙と妖夢が会って話し始めるシーンです。
「休み…ですか…?」
あまりに突然なことで私は聞き返してしまった。
休み、なんて何時ぶりだろう…
「最近は優曇華よく頑張ってくれてるから…たまには休暇を、と思ってね。」
永琳は笑いながら鈴仙に言った。
それに対し鈴仙は、
「ありがとうございます…♪」
と言い、笑顔で部屋を出ていった。
鈴仙は出かける準備をした。
~2日後 休み1日目~
(……どこへ向かえばいいのやら…)
鈴仙は心の中でそんなことを思いつつ竹林を進んでいく。
てゐの罠を避けながら。
(私が出かけると聞いて急いで仕掛けたものだろう…てゐにしては分かりやすい罠だな…)
てゐの罠はいつもはこんなに分かりやすい物じゃない。
よほど急いでいたんだろう。
そんなにもして私を罠にかけたいんだろうか?
「はぁ…」
ようやく竹林を抜け一息つく鈴仙。
「何処へ行こう…」
竹林の中を超えてもどこへ行こうかなんて、考えはまとまらなかった。
そんなことを考えていると遠くの方に妖夢が通るのが見えた。
鈴仙は声をかけた
「おーい…妖夢~!」
敬語を使わないで話せる、数少ない仲間だ。
邪魔でなければ付いていこうと思っていた。
……しかし、この日の妖夢は何かが違った。
いや、妖夢ではなかった。
私は駆け寄り妖夢に声をかけた。
「ねえ妖夢?何処へ行くの?」
「…………誰…?」
「え?」
妖夢は、私の顔を見てそういった。
記憶喪失…というのなら真っ先に永遠亭に来ているはずだ。
「…用がないなら去ってもらえる?それとも消える?」
…………妖夢じゃない。
「貴方は誰ですか…?」
「人に聞くときは自分から名乗るのが礼儀よ。」
「…………鈴仙・優曇華院・イナバです。」
「ああ……永遠亭の玉兎ね。」
妖夢…一体どうしたんだろう…
「私の名前は…夜弥。一時的にこの剣士の体を借りてるわ…」
「……! 妖夢は…無事なんですか…?」
「さあね…それはそうと……私のことを知ってしまった以上…始末するわ。」
「そっちから言ってきたんでしょうに…!」
私はそう思いつつ臨戦態勢を取った。
静寂が流れる。
勝負はいきなり鈴仙が銃を撃ったことで始まった。
後書き
下手くそな小説を最後まで読んで下さりありがとうございます。
よかったらコメント残してください。今後の参考にします。
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