SAОに転生しまーす。
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第2話
「来たぜ・・・」
俺は今剣の世界に来た。
俺はこの剣の世界に来た感動で叫び声をあげそうになったがそんな恥ずかしいことが俺にできるわけないのでその感動は心の奥にしまっておいた。
「よし、βテストのやつらはこの町の一番安い武器屋にいくだろうから俺も行くか。
俺はその武器屋に目指して走る。
βテストの時にちゃんと道を覚えておいてよかったーと思いながら走っていると
「すーいませーん!」
どこからか声がするので止まって周りをみるけれど誰もいない。
「えっ、こわっ。」
結構お化け系が苦手な俺はその場から逃げるように走ろうとするが
「ちょっと、あなたをよんでるんですよ!無視するなんてひどくないですか⁉」
そう声がして後ろを向くと高校生ぐらい?の身長でショートヘアの可愛い女性がいた。
「おわっ!いきなりなんだよ!」
「いきなりじゃないですよ!βテスターの人かな?と思って声かけて止まったと思ったらいきなり走り出してひどくないですか?」
「ごめん、ごめん一応聞くけどなんで俺がβテスターだと思ったの?」
「あっ、はい。あの場所からすぐに走っていきましたからもしかしたら?と思いまして。」
「あの・・・もしβテスターならレクチャーお願いしてもいいですか?」
まぁこれも人助けだから教えるくらいいけるか。
「よし、わかった俺はメロン、教えられることなら教えるよ。」
「わたしはシリカです。ご指導よろしくお願いします。」
「じゃあよろしくな、シリカ。」
おれはシリカにパーティ申請をしてシリカはそれを受け入れて自分のHPゲージの下にシリカのHPゲージが表示された。
「これから俺は一番安い武器屋に行こうと思っている、だから走ってたんだよね。」
「なるほど、じゃあそこに行きましょう!」
「よし、いこー!」
武器屋で俺は片手剣を買い、シリカは短剣を買った。
そして今始まりの町付近の平原にいる。
「よし、今からMobと戦うけどОk?」
「はい!Оkです、よろしくです!」
シリカはもう誰がみてもわくわくしていることが分かるぐらいテンションがあがっていた。
「じゃあ、まず俺がソードスキルを見せるからみていてね。」
「はい、おねがいです!」
俺は足元に落ちている小石を拾いそれを近くにいたフレイジーボアに投げ当てた。
そしたらフレイジーボアが鼻息を荒くしながら突っ込んできた。
「じゃあ見ててねー」
俺はソードスキルの一つスラントの構えをすると剣が輝き始めた。
「おーいしょっと!」
俺が放ったソードスキルがフレイジーボアに当たりフレイジーボアのHPは全損してポリゴンの破片となって消えた。
「じゃあこんな感じねー!」
「すごいですよメロンさん!なんかすごいです!」
「シリカもやればすぐできるよ。がんばろー!」
「よし、わたしもやってみます!」
15分後・・・
「とぉぉぉぉりゃぁぁぁ!」
シリカが放ったソードスキルはフレイジーボアに当たりポリゴン片になって消えた。
「すごいなぁー」
俺は1時間ぐらいかかってコツをつかんだのに・・・
「やりましたよ!メロンさん!」
目の前ではシリカが初勝利で喜んでいる。
「よっしゃあ!俺も負けてらんないぜ!」
そうしてレベリング兼ソードスキルの練習をして俺は3レべ、シリカは2レべまであがった。
「そういえばまだシリカは残れるのか?」
時間を見てみると17時20分だった。
「あ、もうこんな時間なんですね、この世界本当に楽しくてすごいですよね。」
「そうだよなぁ、なんか現実と勘違いするぐらいすごいよねー」
「私もそう思います。あ、そろそろ落ちますね。」
「おう、わかったー」
「あの・・・明日も会えますか?」
「明日は違う町でクエストを受けようと思っているけど・・・来る?」
「はい!明日の16時30分に東門前で待ち合わせでどうですか?」
「わかった、じゃあ明日な。」
「また明日ー。」
そしてログアウトしようとするが何故かシリカはなにかを探している。
「どうしたんだシリカ?」
「いや、メロンさん、ログアウトボタンってどこにあるんですか?」
「メニューの一番下にあるよ?」
「そんなわけないしょー」
俺はそういいながらメニューの一番下をみるが・・・
「ログアウトボタンがないぞ⁉」
「だからそういってるじゃないですか!」
「GMコールはした?」
「やってますけど応答が全然ありません!」
「落ち着け、こんなミス運営側が見逃すわけないからすぐに強制ログアウトさせるだろ」
たぶんこれからなにかが始まるだろう。原作知識は消されていることは覚えているのでそれは分かる。
そんなことを思っている時に・・・
リンゴーン・・・リンゴーン・・・
「メロンさん⁉これは?」
「これは運営側からの強制転移だ!」
俺たちは青い光に包まれてどっかに転移させられた。
後書き
そろそろアカメが斬るのやつを入れていこうと思います。
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