死亡フラグ立ってた俺は仕方なく死亡フラグ保険入ったけどなんかよくわからんことに巻き込まれ困っている
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第6話 ギフト
「あんたにはこの中から1人選んで踊ってもらう。」
「ンン〜。もちろんアタシだよね〜〜」
「変態君。僕とですよね。」
「いいえ、ワタクシとですわ。」
「ウチはそーいうのだりーからパスな」
な、なんでこんなことに.....
「変態君 信じてますよ...」
俺はこの言葉に後押しされライカとペアを組むことに決めた。
そうだよ、ただ踊るだけだし、なんとかなるだろ...
「へぇ、アンタ、ライカとペア組むんだ。変わってるね.,」
「ンン〜。帰ってきたらお仕置きだね。」
「ワタクシも手伝ってさしあげますわ。」
さ、先のことはあとで考えよう....
「到着いたしました。」
な、なんだよコレ。このでかい城は?!
「なに、ぼーっとしてるんですか。行きますよ。」
「あ、おう。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜その頃〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「おっ、やっと着いたか...」
「ところで、姫乃。ライカはダンスできるのですか??」
「あ、.....」
「ワタクシは責任は負いませんわよ。」
「ンン〜。アタシも〜。これは一族最大の赤っ恥だね..」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「だから、こうやって、こう!!! すごいずれてる」
「もう、飽きた。帰る」
「え、... まぁ、もう少し頑張ってみよう。な??」
「はぁ、。 いつからそんな偉くなったんですか?? 変態君。
それにしても変態君の手はあったかいですね。」
ライカの手は氷のように冷たかった。これがヴァンパイアなのだろうか..
〜〜〜〜〜〜〜〜〜その頃〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ほら。いわんこっちゃない。 ライカもう飽きてますよ」
「ンン〜。流石、我が道をいくライカって感じだね。」
「はぁ... これ以上やらかさないでくれよ...」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「疲れました。少し休憩しましょう。」
「あ、うん。わかったよ。」
「ところで、変態君。」
「僕とキスしたいでしょ??」
「ひ??」
「ねぇ、そうでしょ。」
「え?? 嫌、俺そんなことは考えて、な、い、けど...??」
「何照れてるんですか?? あーーーーもう。いいから。」
「なっ。」
なんの心の準備もなく俺はライカにキスされた。
「あれぇ。頰が赤くなってますよぉ〜??
やっぱりしたかったんじゃないですか?? キス。」
「........」
「人間のは退屈なものだと思ってましたけど
ホントいい。最高ですよ!!!
僕の最高のギフトに酔い潰れて下さい。 ね??
ハムッ!!!!」
「痛っ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜その頃〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ンン〜。ライカも大胆なことやっちゃうねぇ〜」
「全くですわ。」
「ヒヤヒヤさせやがってさぁ... 」
「帰ってきたらお仕置きだね(ですわ) 」
「うわっ、珍しくハモってやがる...」
後書き
次回は奏とですよ。
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