インフィニット・ストラトス大和の戦い
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五話
前回のあらすじ
「そうですか。なら......お別れですわね!」
セシリアはスターライトMkⅢを構え、俺の左肩目掛けて引き金を引いた。スターライトMkⅢから放たれたレーザーは寸分の狂いもなく俺の左肩に命中するはずだった。しかし、銃口の向きと視線の位置から狙いを読んでいた俺はは半身をそらすことでその一撃を回避した。
「避けた!?」
今の一撃によっぽどの自信があったのか、避けられたことにセシリアは動揺を隠せない。対して俺は思ったように動けていないことに違和感を感じていた。
(初期設定の所為で鈍い)
俺は装備一覧を確認すると片手についてるソードと内蔵されているビーム兵器とビームサーベルだけ。俺はソードを展開した
「中距離のあいつと近距離の俺は相性最悪か」
「何をブツブツと!」
セシリアから再び引き金が引かれた
ドカン!
「っ…当たるとキツいな」
「まだまだいきますわよ!」
セシリアがこちらに銃口を向けている
「面白い!」
試合が始まって10分
「ハァ……ハァ……ハァ…」
俺はエクシアの機動力のおかげで回避ができているが相手はまだ切り札を隠しているような気がする
「切り札を隠している必要は無いぜ」
「しにたいようですわね。よろしくてよ、行きなさい『ブルーティアーズ』」
セシリアの一言で四機のピットが飛び出してきた
「なるほどそれが切り札か」
「これであなたとお別れですわ」
「ふん…‥寝言は寝ていえ」
キュインッ!キュインッ!キュインッ!キュインッ!
4つのピットからの同時射撃
「あぶね!」
ピットからの射撃を避けたが…‥
ドカン!
「ぐっ………」
4つのうち一機が後ろからの攻撃には対処できなかった
(今のままだと負けるな。なら、どうする?ピットの破壊を優先に行動するか?それとも本体を叩くか?)
そんなことを考えていると再びピットからの射撃された
キュインッ!
「ち……」
(どうする?隙をみて攻撃するか)
開始から27分
「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」
ピットの破壊には2個成功したがセシリアの奴未だに余裕らしい、多分まだ奥の手があるのだろう。
「これから本気でいくよ!」
俺はソードにしセシリアに突っ込む
「残念でしたわね。『ブルーティアーズ』は六機ありましてよ」
「なぁ!?」
ピットからはレーザーではなくミサイルだった
どっかん!
ミサイルが命中し煙が立ち込む
「バカが機体に救われたな」
「なぁ!」
煙が晴れ俺は平然と立っていた
「ファーストシフト(第一形態移行)そんな、初期設定の状態で戦っていたなんて」
「さあ、第二ラウンドだ」
続く
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