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最終D×D

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初めての家賊

 
前書き
久しぶりの投稿です。
長くなりました。 

 
前回から1月たった。
俺様は世界中を回りながら玖渚機関を作るために滞空回線(アンダーライン)をばらまいて旅をしながらその合間に玖渚機関の人員をさがしていた。
ある日俺様を転生させた神様が手紙を送ってきた。内容はこんなものだ。

「久しぶりじゃのぉ、実はお主の服を返る能力じゃがのう神器(セイクリットギア)にしたんじゃ。
名前は裏世界の者達という名前じゃ。ではじゃあのう。」

今俺様は森の中を走っている。
何故かというと初めての家賊を勧誘するためだ。
なぜそうゆう考えになったかというと。
ある日、滞空回線(アンダーライン)をばらまきながら歩いていると、
落ち着かないというか言葉に表せないような感覚が現れて、
考えると一つしか理由がなくそれに気がついて全力で走っているからだ。
これは恐らく零崎に覚醒した人がいるからだ。
そう考えると、笑い声が出てきた。

「げらげらげらげらげらげらげらげら!!!」

と笑いながら俺様はどんなやつかなぁと思いながら走っていた。
走っていると光が見えてきて森の出口だと気がつき、森を抜けると家があって、立ち止まり、

「ここか?」

と言いながら、家の前にいくと。
家の前に三つの亡骸があった。
一つ目の亡骸はカラスの羽を持っている男が死んでいてそいつは堕天使だなと思いながら、他を亡骸を確認をすると。
その堕天使の亡骸の近くに銀髪の男の子が気絶していて、恐らくその銀髪の男の子の母親と父親の死後からあまり時間がたってない、ついさっきに恐らく堕天使に殺された亡骸があった。
俺様はその家族の家に入っていき、包帯などをさがしていくと、恐らく転生前で言うところの住民票を見つけその家族の名前を一つ一つじっくり丁寧に名前を覚えていった。
父親の名前と母親の名前は書いてあったが男の子の名前はなかった。
俺様はまあいいと言って絵本園樹(えもとそのき)の技術で銀髪の男の子を治療していき、その男の子が起きる前に亡骸を埋めるために外にでて行き俺様は男の子の両親に向かっていって。
男の子の両親の亡骸を丁寧に検分しながら考察をした。

「堕天使の光の矢で一突きか。
まあ恐らくどちらかが悪魔か堕天使か、天使はないだろう。天使は堕天使になるからな。
それか神器(セイクリットギア)が原因で可能性を奪われた哀れな一般人のどちらかかな。
まあいい。」

そうして俺様は真剣な顔をして男の子の両親の亡骸に向けて祈る様に手を合わせて目をつぶり、そのまま一分くらい経ったあと、俺様は男の子の両親の亡骸に向けてこう言った。

「あなた達が今まで彼を育ててくれてありがとうございます。」

そう言って俺様は亡骸に背を向けた。

銀髪の男の子の日常は崩壊した。
それは誰のせいでもない。
しかし今までの日常に入れたのはあなた方御二人のお陰だ。
それはだけは変わらない。

「あなた方はその事を誇っていい。
俺様はあなた方御二人をいつまで経っても尊敬します。
あなた方は満点の『合格』です。
あなた方は誇っていいだからここから先は俺様に任せろ。
あなた方御二人の大切な『家族』は俺様の弟は俺様が必ず守ります。」

そう亡骸にいい俺様は穴を掘って埋め終わり彼のいる部屋に戻った。
とりあえず起きるまで待つか。

                 1時間後

「・・・・んっ、ここは?」

「起きたか?」

「えっとあんた誰だ?」

まあ当たり前の事を聞いてきたが今その態勢がおかしい。
声をかけた瞬間に床にまな板と一緒においてあった包丁をつかんで、俺様に人間離れした速さで向かってきて、俺様に刺さる前に腕をつかんだその態勢で固まっている。
やはり零崎になっているな。

「俺様は零崎燈識って言うんだが。あと家族は弔っておいたぞ。」
「ありがとございます。俺は・・・」
「自分が自分じゃなくなってしまったかのような違和感があって自分が自分じゃない感じかな。
まあそのせいで今の自分の名前を名乗っていいのかわからないんだな?」

「・・・・・」

答えはない。しかし確かに包丁を握る腕の力は強くなった。

「まあなんだ、俺様は少しばかり嬉しくてなんて言えばいいのかわからん。
だから簡潔に言わせてもらう。」

緊張していたので、一回息を吸って、口を開いた。

「俺様の弟にならんか?」

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SIDE???

意味がわからない。
恐らく誰でも思うだろう。
覚えているのは。
遊んでいると現れた男に父さんに何かを言って手に光の矢を作り出して俺に向かって投げてきて。
そのあとに、父さんと母さんが俺をかばってお腹に光の矢が刺さって殺された。
近づいて男がこの異端児がといって光の矢を作り出して
俺は生きるのを放棄した。
そして世界が反転した。
そして最後に覚えているのは。
父さんと母さんを殺した男の倒れた姿だった。。


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「・・・・んっ?ここは?」
「起きたか?」

声が聞こえた方向を向いたらおかしな髪の色をした俺より大きい人がいた。

「えっとあんた誰だ?」

そう問いかけただけなのに気付くといつも母さんが使っている包丁を持ってあの人に刺そうとしていた。

おかしい今までこんな事は一度もなかった。
どうしてこうなったのかと考えようとすると。

「俺様は零崎燈識って言うんだが。あと家族は弔っておいたぞ。」
「ありがとございます。俺は・・・」

おかしい。
殺されかけた人間に自己紹介なんてするあの人に面食らった。
だけどその考えもあの人の言葉を聞いたらその気持ちも吹っ飛んだ。

「自分が自分じゃなくなってしまったかのような違和感があって自分が自分じゃない感じかな。
まあそのせいで今の自分の名前を名乗っていいのかわからないのかな?」

当たっていた、俺の状況を知っているのか。
知っていたら教えてほしい。

「まあなんだ、俺様は少しばかり嬉しくてなんて言えばいいのかわからん。
だから簡潔に言わせてもらう。」

一回息を吸って言葉はこう続いた。

「俺様の弟にならんか?」


どうゆうことだ?
名前を言えば落ち着くと思って名前を言った。

「銀次だ。」
「ん?」
「俺の名前・・」

包丁の握った手の力を弱めた。

「銀次か。ぎん。そうだな。」

何を考えているのか教えてほしい。

「零崎銀識これからはそう名乗ればいいな」

弟になるのは決まっているのかだがしっくりくるもともとの名前だと思うくらい。

「えっと燈識さん。」
「なんだ」
「俺はどうなったんだ?」
「殺人鬼になったね」

・・・・・・・えっ

「どうゆうことですか?」
「さっきの速さはすごかったな~」

そういえばあの男はどうしたんだ?

「俺を助けてくれたのか?」
「ちがうぞ、ここに来たとき銀識しか生きていなかったぞ」

名前確定か

「まあ、殺人鬼は孤独だから、家賊を作りたいと思っている。殺人鬼は友人も親友も恋人だって作ることができん。好敵手も指導者もましてや理解者なんていない。どこまでいっても一人きり、もはやそれは存在の否定だ。だからこそ俺様は家族を作りたい。そうやって家族で笑って死ねたら最高だろ?
だから。」

俺様の弟にならんか?

「燈識さん」
「なんだ?銀識」
「俺の兄貴にならんか」

父さん母さん心配しないでくださいこれからこの人と生きていきます。

「ならこれを渡しておく」

燈兄さんから懐中時計を渡された。
だから俺は聞いてみた。

「これは、なんですか?」
「これは家族の証だ。」
「ありがとうございます。燈兄さん」
「じゃあいくか銀識。」
「はい!燈兄さん。」


俺たち二人は森に向かって歩いていった。
 
 

 
後書き
裏世界の者達の読みを考えてくれませんか?
自分じゃ思い付かなかったのでお願いします。

気に入っていた双識のセリフを出しました。

次は主人公と銀識の設定ですので。 
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