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『自分:第1章』

作者:零那
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『涙』

カラオケ再開。
犬っころは、泣き過ぎて鼻声になってた。
再開1曲目は何故か『最後の雨』

零那がアユ好きなんは知ってる。
間奏中に入れてた。
歌ってくれるんやと思ったら違うかった。
マイク渡された。
酔ってるから別にいっか...
でも、アユの詩は反映し過ぎて共感し過ぎる。
だから感情が抑えれん。
辛い苦しいイタミ、想いが歌にまんま出てしまう。
『A Song for××』
『Powder Snow』
連続で歌って、何故か犬っころ大号泣...

『なんか、ごめん...泣くほど零那の音痴は聞くに耐えんかった?』

『アユじゃなくて零那さんの詩です!心がめっちゃ動く!無駄に巧い人の歌聴くより断然好きです!!』

『あはは!音痴には変わりないし』

犬っころが落ち着いて暫く歌い続ける。
で、勝手にアユを入れられては歌わされる。
その度に泣かれる。
なんか零那が悪い事して泣かしよるみたい...

店長とは合間でメールしてる。
心配してくれてるのが解る。

飲んで歌って泣いて、叫んで騒いで発散しまくった。
凄く楽しく過ごした。
ユウや、いつもの友達との時間とはまた違う意味で、大切な時間になった。

 
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