ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~
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コラボ編:ハロウィーン祭り:混沌の滅殺者とクィンテッド・ヒーロー
前書き
……何か、ダークの奴がチートなのでチート×五で対応してみる。
ライト「アクト、ライト、スノー、サナ、俺か………」
では、本編をどうぞ!!
「強制融合!!」
ライトが言うと、近くにいたライト(漆黒)、サナ、スノー、そしてアクトがライトに吸い込まれ、白い空間に放り込まれる。
すると、ライトの装備が変わり、鎧はモード雷光皇に、両腕には盾を、背には片手剣が装備され、両手にはグリップを握っていた。
「モード“五雷皇”ってとこか?」
『じゃねーよ!!』
すると、ライトが叫ぶ。
『いきなり外部融合使うなよ!!』
『ううっ……融合するならライト(漆黒)が良かった……』
『あ、ロード君だ♪』
『あ、スノーだ♪』
『……俺は何故巻き込まれたんだ?』
頭の中で皆が好き勝手に動く。それは当たり前だ。外部融合は中で人格が融合するのに対し、融合した人物は一時的にライトの身体にそのまま融合されるのだ。
つまり、人格が増えると言う意味ではなく、力を共有するためだけの融合に過ぎない。
但し、相性が良ければ絶大は力を発揮するが。
「お前らうるせぇ!!」
『『お前が言うな!!』』
しかし、残念ながら、今回は無理矢理過ぎたので、意思が通じあっていなかった。
「ライト?お前か次は」
「ああ。悪いけど、勝たせてもらうぜ」
ライトはデュエル申請をダークに送る。すると、ダークは全損モードを選択し、カウントがスタートする。
『おい!!俺に身体を渡せ!!』
「黙れライト。お前は一度俺にやられてるんだから諦めろ」
『ぐ………っ』
カウントがゼロになり、ダークがユニコーン・チャージで突進してくる。
『ライト、双盾を使え!!』
アクトが言うと、守りを固める。
すると、ユニコーン・チャージを盾が防ぎ、そして、ダークにダメージが反射する。
「おお!?」
『これが双盾のスキルだ。盾で弾く、受け止めるをやると、相手に防御無視の反射ダメージ、そして、こちら側のダメージを無効にする』
「通りでダークが欲しがる訳だ」
『喰わせたりしたくないからな。あれを喰らわれるとあちらも強くなる。どうするつもりだ?』
「もちろん………スキルを使わず勝つ!!」
ライトはそう宣言すると、王者の信託を発動。
『ライト君、それは?』
「王者の信託。これで奴のスキルを先読みする」
『可能なの?』
「スノー、終わったら後で殺す」
『何で!?』
ライトはそう言うと、盾を後ろに戻し、サウンド・デスサイズを取り出す。
そして、そのまま一気にダークに叩き付ける。
「くっ………!!」
すると、ダークの立つ位置からクレーターが出来上がり、ライトはダークに弾かれて降りる。
『『すげぇ!!』』
「舐めるな。俺は全てを狩り尽くす狩人だ!!さぁ、ダーク。貴様の定めを、俺が決めてやろう!!」
「ほう… …なら、お前の定めは俺が決めよう。全員、スキルを喰わせてもらう!!」
すると、ダークは右手の太刀だけを光らせ、突進してくる。
『ちょ、来たぁああああ!!』
「黙ってろロード!!サナ、これってどう使えば良いんだ!?」
『え?えっと、トリガー起動って言えば……』
「トリガー起動!!」
すると、太刀がライトにぶつかる前に、右手の盾が攻撃を防ぐ。
『初手からレイガスト!?』
『汎用性高いからな~』
「おおおおおおおっ!!」
ライトはレイガストの盾で太刀を上に弾くと、真っ正面に出す。
「スラスターオン!!」
そして、レイガストごとダークを押し、吹き飛ばす。
『スラスター機能まで把握………凄い』
『なぁ、どうやって解ったんだ!?』
「記憶かな?」
『……ああ、アレか』
ライト(漆黒)はそれを言うと、解ったかの様に黙った。
『あ、そう言えば双盾装備時に他の武器で防ぐと壊れるぞ?』
『あ、これってトリオンで出来てるから大丈夫』
「だから頭の中で次々言うな!!アステロイド!!」
左手でキューブ状の弾を出すと、立ち上がったダークに放つ。
「無駄だ、螺旋!!」
ダークは螺旋を放つと、アステロイドの弾丸は真正面の物は消え去り、その他は全てダークに直撃した。
『うわ、容赦無い』
サナが言うと、ライト、ライト(漆黒)、アクトは口を揃えて言う。
「『『これが狩人と言うものだ』』」
『アクト君、君はそもそも狩人でも何でも無いでしょ』
ロードのツッコミが入ると、ガラガラ……と音をたててダークが起き上がる。
「……ダメージ加算無しか?」
『いや、よく見ろライト』
アクトに言われ、HPバーを見ると、二割ほど削られていた。
「たった二割!?」
『あいつ、途中から絶対喰った奴使って逆転されそうだよなー』
「『『『フラグ止めて!?』』』」
そう言うと、ダークが爆発を起こして突進してくる。
「いきなりゼツのか!!」
『ライト、アッシュとカロン!!』
「おうよ!!」
ライト(漆黒)の指示に従うと、アッシュとカロンを呼び出す。
「ごめんな、ご主人じゃ無くて。でも、あいつに借りを返したいだろ?」
すると、言葉が解ったのか、アッシュとカロンは突進する。
「さて、<雷皇の行進>!!」
おもむろにマイクを取り出すと、何故か千本桜を歌い始めたライト。
すると、ライトの身体にオーラが纏う。
『おお……!すっげぇ!!』
『ALOの僕みたいだね♪』
「まぁ、そうとも言うかな?」
そして、背にある片手剣二刀流を取り出すと、ダークに<ヴォーパルブレイク>を放つ。
「………オオオオッ!!」
アッシュとカロンに翻弄されていたダークはライトの接近を気付かず、ヴォーパルブレイクを喰らう。
『殺ったか!?』
「いや……避けられたな」
ライトがそう言うと、ダークはすぐに起き上がる。流石滅殺者、反応速度が速い。
「こりゃ、勝ち目本当に在るのか解らねぇなぁ………」
『『フラグ!?』』
『落ち着け二人とも』
ライト(漆黒)とスノーが言うと、サウンド・デスサイズと片手剣をサウンド・デスサイズに酷似したものを持つと、構える。
『鎌二刀流!!』
『………』
すると、ライト(漆黒)は何故か眼を剃らした。
「さぁ、ここからは俺のショータイムだ♪行くぜ、ロード」
『アイアイサー♪』
すると、ロードが精神体となりライトに完全融合、ライトロードとなる。
「『さあ、ショーの開幕だ!!』」
エコー掛かった声で言うと、ライトロードはサウンド・デスサイズを持ったままアステロイドを低速でばらまく。
そして、そのまま左のサウンド・デスサイズを持ったままスコーピオンを展開すると、蹴りつける。
『ちょ、何!?何してるの!?』
「『良いから落ち着け、サナ。かわいい顔が台無しだ』」
『……ああ、もう完全にロードの人格が混ざってる』
『……普段の僕もあんなのだなぁ』
スノーとライト(漆黒)が言うと、ライトロードが指を鳴らす。
すると、低速で動いていたアステロイドは、通常の速度に戻り、ダークを取り囲んで狙う。
「うぉっ!」
「『逃がさない♪』」
更に、追い討ちとばかりサウンド・デスサイズ二刀流の遠投。因みに回収様に伸縮自在に改造済み。後で直せます。
「<フレアストリーム>ッ!」
途端、ダークが焔のタイヤをアステロイドにヒットさせ、辺りのアステロイドごと殲滅した。
「『うわ、やり方が酷い』」
『……つくづく思うけど、かなり使いこなしてね?』
『だね』
「『ま、狩人は狩りに飢えてるからこの程度のピンチ、燃えるねぇ♪』」
サウンド・デスサイズを引き戻し、元の形に戻すと、ダークが突っ込んでくる。
「爆炎・焔斬加速!!」
すると、信託にようやく出番が来る。
『攻撃予測/連続剣技 技名<爆炎・焔斬加速> 脅威度三十』
「『<ライトニングバルス>!!』」
『『『え?』』』
途端、辺りが眩い光に包まれ、ダークは吹き飛ぶ。
光が収まると、ダークは眼を押さえていた。
「あ………ぐっ………眼を潰して来たか………ッ!」
「『わぁ、意外なほど効果てきめん♪』」
『『『いや、これラ○ュ○』』』
三人同時に言うと、ライトロードは肩に双盾を装備し、スライド部を下ろして爪と尻尾を出し、サウンド・デスサイズ二刀流を両手に持ち、アステロイドを二つ展開する。
「『さぁ、これで終幕だ♪』」
眼の見えてないダークにアステロイド全弾をばらまくと、囲むように配置、そして、サウンド・デスサイズを伸ばすと、振るう。
「『<ダンシング・ハント・フィーバー>♪』」
鎌を自由自在操り、右へ左へとダークを吹き飛ばし、中央に配置すると、指を鳴らす。
「グォオオオオオ!!」
ダークに全弾命中したのを確認すると、その落下地点に位置し、盾を構えてジャンプする。
「『シールドバッシュ♪』」
落下してきたダークに対し、盾をぶつけると壁に向かって吹き飛ばす。
「『あ、それもう一丁♪』」
爆発的速度でダークに迫ると、左でもう一度シールドバッシュを放つ。
壁と盾に挟まれたダークは、スタンをする。
「『さて、今のうちに止めを刺そうか♪』」
『………キャラ、迷走してないか?』
『………と言うか、何で初めて使うものをここまで使えるの?』
『………こっちの世界では、ライト君達が死神って言われそう』
それぞれが言うと、ライトロードは最後の一撃を放とうとしていた。
「『これでお仕舞いだ♪<ディザスターバニッシャー&ディザスターアイディーン>♪』」
そして、ダークが爆発に巻き込まれ、凍る。
「『か~ら~の~♪<雷撃ノ業>♪』」
雷の連撃が凍ったダークを容赦なく削り、塵とした。
「『ふう♪狩り終了♪』」
そして、ライトロードはそう言うと、スノー、ライト(漆黒)、サナ、アクトを外に出す。
「『さて、これでチート物は居ないね♪』」
「「「「俺達(私達)から見ればあれの方がチートの様なんだか」」」」
「『そうだね♪』」
ライトロードはそう言うと、
「はっ!……あれ、何で俺アフロ頭!?」
「いっててて………何で身体中痛ぇんだ……?」
そこに気絶してたリンとゼツが起き上がり、復活した。
「「あれ、お前ら何してるの?」」
それを聞くと、ライト達は笑った。
「「???」」
唯一、何も知らない二人は首をかしげて考え込んでしまった。
後書き
ようやくアクト君とスノー君の(能力)出番来た………。
ライト「と言うか、サナのスキル、あれで良いのか?」
多分……俺、レイガストとアステロイドしか知らないから……うーん、ちゃんと勉強してアマツ狩りに備えよう。
と言うわけで、ようやくハロウィーン祭りが終了しつつ空気になりそうです。アマツ狩り、それぞれのアマツがどうなるのかは楽しみにしてて下さい!!
ミヤビ「では、次回もお楽」
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