| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

悪魔と人間

作者:新島幸治
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第十八の罪

 
前書き
補足、ちなみにみなさん芽吹が帰るの遅いと思いますよね、ちなみ芽吹の家から教会までの距離は信号に捕まらなければバイクで十分くらいですが、ベルが方向音痴なため行方不明になり帰りは殆ど捜索だった。ちなみにベルは六丁目の公園で発見されました 

 
冗談のつもりでいったらその一言が時々まさかの的中で、後々大惨事につながる。そして今とある場所でその大惨事が起きていた。
「なんで知ってるのよ」
「えっ?」
「えっ?じゃないわよなんで私がカップラーメンしか食べてないの知ってるのよ」
と赤い顔している花宮にマモン達もさすがに驚きすぎて声が出なかった。だが、花宮も別の意味で驚いていたというより恥ずかしかった。花宮は料理というか家事全般はまったくの駄目で、特に料理は壊滅的で、本来ならパートナーである小森(本当は小林、花宮も間違えている)がいないとだめなのだが、今小林は不慮の事故にあい入院中のため、大津宮にも代わりのパートナーを用意しといたらと言われたが、自分のパートナーは小西(又間違えている本当は小林)だけで十分といい、取らなかった。だが小囃子(本当は小林)がいないと今まで戦い以外経験してこなかった花宮にとってインスタント食品でもできるかできないかという状態のため、この一週間中、成功したのは21回中僅か回で残りの15回は全てUFОの水きりで失敗している。がしかしこういうのは友人にバレると大抵は笑って終わるのが、オチだが今回は違う。なにせ花宮は自分の欠点がバレたうえしかも敵にバレたとなるとなるとこの上ない屈辱だった。花宮は恥ずかしさのあまりついに目から涙を流してしまい、それに戸惑うマモン
「うわーんしくしくどうせ私なんて」
「いやなんで泣く、つか泣くな俺が何かしたかに見えるだろう」
と後ろから女三名に冷ややかな視線で見られ、早く騒ぎを鎮静化しようとし、麻婆豆腐の入れた皿を花宮に渡し
「ほら食えよ、これ食ってさっさと落ち着け」
「うん」
と花宮は何の躊躇なく普通に食べ始めた。そしてマモンは気になった事を聞く
「旨いか」
と質問をすると花宮は蓮華を置き
「美味しかった、はっ」
とその言葉にマモンはほっとした顔をしてそれを見て。我に返った花宮は、すぐに皿を置き。焦った顔で
「別にただ置いてあったから食べただけなんだから、普通なら食べないんだからね」
と言ったとき、全員、花宮をツンデレだなと思った。だがマモンは
「もう食べちゃったからいいじゃないか今は敵とか味方かと関係なく食おうぜ話はその後だ」
と言うとマモンは再び食事に戻る。花宮も言おうと思ったがこの所、まともなもの食べてないせいか食欲に逆らえず結局そのまま食事を続けた。
「というわけだ。わかったか芽吹」
「そうだったのか、でもマモン」
「何だ」
「いやこれ麻婆豆腐だったんだ俺、てっきりミートパスタかと」
と言うとマモンは気になって芽吹の皿を見ると皿の上に確かに麻婆豆腐は乗っていた。だが麻婆豆腐の下にあるのは、何故かご飯ではなくパスタだった。
「中華なのに何故パスタ、そこに炊飯器あるだろつかいつのまに茹でたそれ」
と炊飯器を指差しながら、驚きを隠せないマモンに芽吹はハハハと笑いながら
「いやマモン、それは気にするな俺はただ普通に米は嫌いなだけだ」
と凄い真面目な顔で言う芽吹にマモンは
「好き嫌いをするな、麻婆豆腐はご飯にかけるものだぞ。中華で麺にかけていいのはあんかけだけだ」
と半分怒り気味なマモンに
「堅過ぎだぞマモン、今世界は新しい何かを求めているんだこの麻婆豆腐とパスタこれがもしかしたら世界を救う何かになるかもしれないんだぞ」
とフォークを向け、謎の意見を言う芽吹だが、マモンは
「なるか、つかそんなので世界救われたら、今までそのため散っていた人たちの犠牲はどうなるんだよ」
とそんな事にも思いっきり反論するマモンに、おする花宮、他の大罪者も見てるかと思いきや普通にご飯食べてて芽吹とマモンの論争に聞く耳持っていなかった。
「ごちそうさま、マモンこれ台所に持ってちゃうね」
「あーあー頼む、だから芽吹パスタは普通中華には使わないし、つかパスタはイタリアンで十分だろ!」
おまけにその間にレヴィは食べ終わり食器や誰も手を付けてない器持って台所に行きそのまま二階の自分の部屋に行ってしまった。実はこの論争よくあることでこないだは芽吹が寒い寒い言ってる中、アイスを食べてるのが原因で起きたりと最初面白見てたマモン以外の七つの大罪も次第に飽きていった。そして夜、芽吹らの夕飯は、マモンが特売で取ったひき肉を使ったハンバーグだった。一方、花宮はマモンからもらった麻婆豆腐を夕飯にした後、報告書を書いていた。
報告書内容
[桜花市へ潜入して早数日きてすぐに七つの大罪及び芽吹渡を発見したしかも潜伏するはずだったアパートの大家だったため私生活も監視でできたのはかなりいい報告だ存じています。後この桜花市予想以上に謎が多く今日七つの大罪を尾行している際にも、怪我をするなどここの住人は暴力的な人が多い。今回の報告で特に重要な報告します。一つ目は七つの大罪以外の悪魔の確認、しかもそれは138年前に絶滅したと思われた悪魔でかつて欧州の悪魔の三大勢力の一角だった、吸血鬼の生き残りがいた事、今その吸血鬼は人間と契約しエクソシストは倒す程の兵でおまけに契約者も桜花市の覇者の一人であり強さもおそらく普通に支部幹部以上の力だと思われる。そして二つ目は七つの大罪だが、奴らは力を腕輪に封印されてるため普段人の姿をしているが、さすがに最強の悪魔と云われるだけあって人の姿をしていてもやはり身体能力などの力は普通の人を凌駕しているメンバーは男四人と女三名である。そして三つ目は七つの大罪の契約者でありおそらく七区者の一人である芽吹渡だ。この男、七つの大罪をまるで華麗に琴をの弦くかの様に力を使えるあげく、悪魔の力を使ってない生身でも、私の攻撃を素手で止めてるなど、まだ他にも隠している様子で今見た限りの実力でもおそらく支部を統括する支部長と互角に張り合える感じている。以上の事などを含め今後もしかしたら桜花市自体が悪魔の巣窟だったら、我々救済と張り合える程の戦力は確実にあると思うので、すぐに監視対象を七つの大罪だけではなく桜花市を監視対象に追加したほうがいいと核心しています。
エクソシスト〈救済〉東ユーラシア+オセアニア(仮)東京支部第二隊副隊長、花宮薫]
これを見た大津宮は急いで何かにうごきだした 
 

 
後書き
マモンが料理をし始めたきっかけ、芽吹が麺料理しか作らないから

芽吹一派の寝具
芽吹、一階事務所のソファー マモン、布団 ルシ、ベッド ベルとファー、押入れの中
アス、ベッド レヴィ、ベッドになる椅子 サタン、布団

実は最近、異世界系にはまっていて、いつか芽吹もそう所に行かすよう考えています 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧