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仮想空間の歌う少年

作者:ケンケン4
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23ー君を守る15発目

 
前書き
コラボが進まない?
はは…まだハロウィンまで時間あるし…。 (震え声)
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ! 

 
「あー…。もう少し生きたかったな…。」
「残念ながらここで…終わりだ…!」

僕はザザを睨みながら。おそらく最後の言葉を言い放った。













































「嘘だけど。」
「⁉︎」

その瞬間。遥か後方の岩山からシノンのへカートによる予測軌道線がザザを貫いた。その瞬間に爆音が後ろから響く。

「何⁉︎」

慌てて後ろに飛び退くザザ。おそらくへカートの弾を回避するために動いたのだろう。ザザの身体が予測軌道線から外れる。

「逃がすか‼︎」

僕はシノンの撃ったへカートの予測軌道線に大鎌の刃を咄嗟に入れる。
すると弾丸はその刃にあたりながら軌道がズレる。そして威力は弱まりながらもザザの右の太腿に当たる。
ザザの身体のHPが大きく減ると同時にバランスも崩れる。

「くっ⁉︎」
「このへカートの銃弾は強くなろうとするシノンの分‼︎」

僕はそのままザザに突っ込む。バランスを崩しながらもエストックでザザは反撃しようとする。
僕はその反撃しようとした瞬間。

「させない!これは僕に託してくれたキリトの分‼︎」

僕は左手の光剣でキリトがSAO時代によく使っていた『バーチカル・スクエア』の4連撃でエストックを持つ右腕を切断する。

「なんだと…⁉︎」

ザザはあまりにも速いカウンターに狼狽える。
そして僕は右手の大鎌を構え。

「最後だ!これは…あいつを守ると決めた未来への僕の想いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

僕はそのままSAO時代の裏の僕の必殺技『デスサイズオーバードライブ』の15連撃の乱舞を叩き込む。
死神の15連撃はザザの…死銃という名の偽りの死神のHPを容易く食い散らかした。

「まだだ…まだ終わらない…あの人が…!」

ザザはそう呟いて。倒れる。僕はその言葉を聞き一言。

「いや…もう終わりだよ…。あの城の幻想はこれにてfineだ。」

僕は倒れたザザにそう呟いた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「スノー!」

しばらくするとシノンが岩山から降りて来た。僕は笑顔でシノンを迎える。

「ありがと。助けてくれて。」
「当然でしょ?一緒に戦っていたんだから。」

シノンがニヤッとして返してきた。
僕は少し暗い顔で。

「あ、起きたらすぐに部屋行くよ。一応…侵入されてるから。心配だしね。」
「分かった。」

シノンはこくんと頷く。それにしても…。僕は決意共に以前から思っていた疑問を口にする。

「大丈夫。僕が守るよ。シノンも詩乃も。
…’’死”か…。」
「え?」

僕は首を捻ってシノンに説明する。

「スティーブンだと思ったじゃん?死銃の名前。でも違うんだよね。Sterben…ステルベンって読むんだよね。」
「それで?」
「ドイツ語で…医療の世界では”死”って意味なんだよ。」

いつか父さんが嫌そうに言っていた。忌々しい言葉。それがステルベンだった。

「なるほど…一応注意して置かないといけないわね…。」
「それだね。ところで…」

僕は少し疑問に思った事を口にする。

「いやこのBOB決勝戦って最後の1人まで決めるじゃん?僕達2人だとこのゲーム終わらないよね…?…うーんやっぱり僕優勝はあまり興味ないから切腹しようか?」
「しなくていいから!それについては考えてあるわ。」

そう言うとシノンは僕に抱きついてきた。これ、TV映ってるんだよね。む、むー…恥ずかしい…。
僕は恥ずかしさを隠す様に顔をそらしながら。

「…?シノン?」
「あのね。置き土産グレネードって知ってる?」
「置き土産グレネード?」

シノンはまるでいたずらする子供の様な顔で僕を見て。

「あのね。スノーは知らないと思うから説明は省くけど…。まずこれを持って。」
「?」

僕はシノンから丸い…ボールの様な物を渡された。

「これ、BOBの時に渡そうと思って一個用意しておいたの。」
「へえー…⁉︎」

シノンから渡された物を確認すると…ピンが抜いてあるプラズマグレネードだった。

「にゃっ⁉︎」
「ダメ!」

僕は慌てて反射でどっかに投げ飛ばそうとすると。シノンが笑いながら腕を掴んで抱きしめる力を強くする。
光が2人を包み込む。

「にゃ〜…。まさかこんな感じとは
でも大好きだよ!シノン!」
「私も!スノーの事大好き!」

笑いながら2人のHPは0になった。

BOB優勝

スノードロップ&シノン


























































「朝田さん。つーかまえた。」
「⁉︎」

現実世界に帰った私の前にいたのはーーー
その瞬間。死銃の片割れの1人が分かると同時に何かハンカチの様なもので口を押さえられて意識が飛んでしまった。
















































「しーの…?…⁉︎」

僕は現実世界から周りを確認しつつ帰って赤いパーカーを羽織って詩乃の部屋に行くと詩乃が居なかった。
残るのは手紙のみ。

『朝田さんは僕の物だ。
雪宮君。返して欲しかったらこの場所に1人で来て。』

地図と共に。この筆跡は見た事がある。そうーーー

「新川君か⁉︎」

そうだ。確か僕と一緒で医者の息子だったはず。つまり…。

「ステルベンの言葉の意味も容易に知ることができる…!」

そうすると死銃の1人は新川君…!…おそらく赤眼のザザもいるだろうな…。
僕は部屋を出て、原付で地図に記された場所へと向かい始めた。
 
 

 
後書き
コラボが書けない…。
スノー「うーん…大変だ。」
ハロウィンまで時間あるし…。
スノー「それで終わるパターンだよね?」
それな。
スノー「次回もよろしくお願いします!」 
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