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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光

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愚かな代表候補生

閃輝は教室に戻って暫くしてから。箒が戻ってきた顔は若干青ざめながら席に着いた、そのまま授業は始まった
山田先生は教科書を見ながら授業を進めている。。閃輝はこれ以上の技術を持っているにとりの所で指導を受けたので
まるで問題は無かった。ただ椅子から転げ落ちるのを我慢し落ちてくる目蓋を必死に上げていた。
要するに退屈なだけである。授業が終わり閃輝は席に着いたまま右手で凄まじい勢いで鉛筆を回していた。
その閃輝に近づく女子が一人

「貴方、よろしいですか?」

明らかに閃輝を下に見ているように上から物を言った

「・・・なんだ・・・確かセシリア・オルコットだったな」

閃輝は目だけを動かして金髪の少女を見定めるように見た

「なんなんですの!?そのお返事と言葉遣いは!?わたくしに話しかけられる、これだけでも途轍もなく光栄なのですから。
それに相応しい態度で、対応するという事が必要ではないのですか?」

セシリアは一旦、手を口にやり言った、それを見て閃輝は心底気分が悪くなった

「お前のような奴に相応の態度だと?笑わせるな」
「な!?貴方わたくしの事を!!」

セシリアは怒りを覚え閃輝の机に力強く手を叩きつける

「・・・煩い女だ・・・消えろ・・・」

閃輝は怒りを混ぜ合わせた殺気をセシリアだけが感じるようにぶつけた

「ひっ!・・・い、今の所は引いて差し上げますわ!覚えてらっしゃい!!」

セシリアはあまりの冷たく鋭い殺気に冷や汗を欠き自分の席に戻っていた

「二度と来るな・・・」

閃輝はセシリアの、相手を見下した態度にとても不機嫌になっていた。そんな中、千冬と山田先生が教室に入ってきた。

「実は、再来週に開催されるクラス対抗戦に参加する代表者を決めようと思うんですけど、推薦したい者がいましたら
手を上げて言って下さいね」

休み時間が終わり授業が始まり、麻耶が中が言った

「はい!霧雨君を推薦します!」
「わたしも!」

女子が推薦したのは閃輝、閃輝にとっては予想通り過ぎる展開である。世界で唯一ISを動かした閃輝が戦う所を見てみたいという心からだ。

「推薦者は霧雨だな?ほかにいないか?」
「納得いきませんわ!!!」

バァン!!!
机を強く叩いたのはセシリア・オルコットだった

「このような選出などわたくしは認めませんわ!
このような無粋な男が代表者など恥曝しですわ! 
このわたくしに!このセシリア・オルコットにそのような
男に負けたという屈辱を味わえとおっしゃるのですか!?」

閃輝はセシリアの言葉の一つ一つで更に不機嫌になっていく

「だいたいわたくしにとっては、このような文化的に後進的な国で暮らす事自体が私にとっては耐え難い事なのですわ」
「ほう、ではISを開発した日本は後進的と言うのだな」

閃輝は立ち上がりながら言った。セシリアは閃輝の方に振り返った

「何なんですか貴方は!?」
「それはこちらの台詞だ、馬鹿者。ISを開発したのは日本人 篠ノ之 束だ
それを後進的と言うのか?はっこれだから女というのは・・・」
「貴方!わたくしを馬鹿にするのですか!!?」

セシリアは更に強く机を叩き大声を出し閃輝を威嚇する
が閃輝は全く動じない

「そもそもこの世界で優れているのは女ではない。ISだ
ISの性能があるからこそ女の地位はある。ISが使えない女はただの女だ。それに俺もISを使える・・・」

閃輝は右腕を上げて指にはめた指輪が見えるようにセシリアに向けた
セシリアは指にはめれた指輪を見て驚愕した

「そ、それはもしや専用機!?貴方専用機持ちだったんですの!!?」
「・・・俺の力が知りたいのなら見せても良いぞ・・・決闘をする度胸があるのならな」

閃輝はワザと挑発するような言い方をした
その言葉はものの見事にセシリアの怒りを誘発した

「もう許しませんわ!!いいでしょう!わたくしと貴方の力の差を思い知らせて上げますわ!!
決闘ですわ!!」

閃輝は決闘を言葉を聞き逃さなかった
その時閃輝は口元を上げて笑った

「いいだろう・・・見せてやるよ・・・死の恐怖を・・・」

その時の閃輝の顔は酷く恐ろしいものであり千冬でさえも寒気がした 
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