ハチャメチャな青鬼
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第3話
前書き
はい、今日の執筆。
ルイス達が2階へ逃げて、泰斗が玄関に戻ってきて。
ガチャガチャ。
「うーん・・・。やっぱり開かない。
外に出たとも考えにくいし・・・。
ぶち破ってみようかな」
そう言うと、泰斗は持っている棒―正確には、封印の札が巻かれた妖刀なのだが―で、ドアを思いっきり
突いてみた。
ガスンッ!
・・・。
「駄目だ。壊れない。
あいつの持ってた死の妖刀が欲しいな」
・・・詳しくは、省かせてもらいます。
と、泰斗は壊すのを諦めて、とりあえず2階に上がっていった。
「うーん・・・。なかなか開いてない」
呟きつつ、ドアノブを捻る。
ガチャ。
「あ、開いた」
「灼熱の双掌!」
「危ねっ!?」
泰斗がドアを開けると、待っていたように志玄が火球を放ってきた。
咄嗟に、妖刀で火球を殴る。
ポスン。
そんな音を立てて、妖刀に巻かれた札に火球が吸い込まれた。
「・・・その刀、何」
「いや、妖怪は封印できるの知ってたけどこれは予想外」
「・・・万能だな。その刀の札。霊夢の奴の札より強力なんじゃないか?」
「・・・霊夢って誰ですか」
上から順に、志玄、泰斗、ルイス、琴音の順番である。
と、その時。
ちゃっちゃちゃっちゃっちゃっちゃちゃっちゃ~♪
何故か音楽が聞こえてきた。
「この音楽・・・なんでしょう?」
「「「なんでだろう。全力で逃げる必要を感じた」」」
その直後、扉が開いて。
「ウホッ、いい男♪」
・・・青いツナギを来た、デカイ男が現れた。
「やらないか?」
「全力で断る!」
叫びつつ、ルイスはIS、デルタプラスを展開。
両手にビームガトリングガン、バインダーにメガマシンキャノンと3連ミサイルランチャーを展開。
そして、一斉に引き金を引いた。
「先生!?こいつに攻撃効かないんじゃあ・・・!」
「全裸の巨人は捕食者だが、こいつは勘で言えば違う!」
言っている間にも、トリガーを引く指は休めていない。
しばらく撃っていると、ハイパーセンサー ―まぁ超高性能センサーと思って欲しい。―で、
生体反応が消えたという表記が出た。
それを見て、ルイスはトリガーを引く指を止めた。
爆炎が晴れると、青いツナギの男は、全身が穴だらけになって倒れていた。
「とりあえず仕留めたか・・・」
ルイスがそう呟いた直後、ドアが開いた。
・・・現れたのは、先ほどにもあった、全裸の巨人。
「な、なんですかこいつ!?」
「捕食者だ!攻撃がどういう事か通用しねぇ、気をつけろ!」
ルイスが叫んだが、全裸の巨人は予想と反した行動をした。
青いツナギの男の死体を回収すると、部屋から出たのだ。
「・・・なんだったんだ?」
呟きつつ、ルイスはデルタプラスを格納した。
「なんか、あれを回収しただけでしたけど・・・」
「単に、あれが予想外に乱入して来たから排除しに来たんじゃぁ・・・」
[あ、納得しました]
「と、ともかく、このままだと埓があかないので、手分けして脱出手段を探しませんか?」
「そうだな。このままじゃあまた来られたら全滅だしな」
「じゃあ、1時間後にこの部屋で」
「そうしましょう」
やり取りを終え、ルイスがまず部屋を出ると。
目の前にいたのは、例の全裸の巨人。
「ファッ!?」
ルイスが、奇怪な声を上げたのを最後に、その巨人がルイスの頭に食らいついた。
そして、巨人が食らいつくのに下げた頭を上げた。
頭が巨人の口の中にあるルイスが、ジタバタしているが、その直後。
ルイスの体が動かなくなり、次いで頭の無くなった体が床に落ちた。
後書き
以上です。
ルイス君には退場して貰いました。
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