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Ghost trick

作者:夜光蝶
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誘(いざな)い

ムウマの手によって飛ばされた各一味は、気が付くと甲板に倒れていた。

ルフィ「痛ってぇ…。おい、皆大丈夫か!」

ウソップ「…あ、あぁ。何とか…」

ゾロ「何だったんだ…一体」

と、続々と目を覚ます。

ブルック「あれ?サンジさん…その痣、どうしたんですか?」

サンジ「痣?」

サンジの首元にある蝶の様な形をした痣に指を指す。

チョッパー「ナミとロビンにも同じ痣が付いてるぞ!!」

ナミ「え!嘘!?」

と、慌てて探すと臍(ヘソ)の近くに同じ痣を見付けた。

ロビン「チョッパー、貴方の腕にも付いてるわ」

チョッパー「ホントだ!けど…何でルフィ達には付いてないんだ?」

そして、その痣は他の海賊達や海兵達にも診られた。

~その頃~

とある国々で―。

「お仕舞いだ…。この国は…」

「国王も王宮を捨てて逃げやがった!」

「誰か…助けてっ…!」

貧しい国や、戦争を繰り広げている国の国民達が、絶望に伏していた時…

『その願い、叶えてやろう』

躰を宙に浮かせ、不敵な笑みを見せるムウマが現れた。

『私の所に来ると良い。苦しみから解放してやる』

「ほ、本当ですか!!」

『約束しよう』

そして…

「貴女は……女神/救世主だ」

口を揃えて彼女に言った。

to be continued

 
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