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魔法使いと優しい少女

作者:末武克之
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第6話 光輝く剣

 
前書き
モデルはエクスカリバーです。 

 
-狼牙-


俺は隼が破壊された1週間後く能美と一緒に刀を買いに行った。

狼牙「遅いなあいつ。」

俺はケータイの時計を見た。

ゆたか「すみません。遅れました!」

そう言って能美はゴスロリ衣装を着て来た。
狼牙「スゲー!!」
俺はそう言った。

能美は俺のバイクの後ろに乗った。

俺達は俺の知り合いの刃物店向かった。


〜隣街〜


俺は知り合いの刃物店を訪れた。

刃物店に入ろうとした瞬間強力な殺気を感じた。

?「コラー!!」
いきなり店から声が聞こえた。

すると何かがこっちに向かって飛んできた。

俺は片手を前に突き出して風の盾を創り出した。
飛んできたのはでかい斧だった。

俺はそれを見て少し驚いた。


ゆたか「な、ななな何でこんな物騒な物が!」

そう能美は俺に聞いてきた。

狼牙「たぶんこんな事ができるのは…。」
俺は店の中から出てきた男を見て言おうとした。
?「おや?お前神山狼牙か?」

そう言って出てきたのはこの刃物店の店長のギーロストと呼ばれている男だった。

狼牙「よう。久しぶりだな。」

俺はそう言った。
ゆたか「ねぇ、神山君あの人は?」

能美は俺に聞いてきた。
狼牙「ああ。あいつはギーロスト。この店の店長だ。」

俺はそう能美に言った。
ゆたか「へぇ〜。」
能美はギーロストをじっと見た。

狼牙「ギーロスト!頼んでた武器完成したか?」
俺はそうギーロストに聞いた。

ギーロスト「おお!完成してるぜ。」

俺と能美は店に入った。
中には妖刀以上にヤバイ邪剣と呼ばれる剣がいくつかある。

邪剣は邪神の力が入っている剣で相手の皮膚にかすっだけで相手の体を不死の病で蝕んでいく。

ギーロスト「お〜い。狼牙!こっちだぞ。」

そうギーロストは言った。
狼牙「ああ。」
俺はギーロストが待っている部屋に向かった。

部屋には木箱を置いたギーロストはそれを開けた。
中には赤と黒が混じりあった剣が入っていた。
俺はそれを持った。

俺が持った瞬間剣が光始めた。



〜?〜


目を開けると巨大な狼が俺の前に立っていた。
?「神山狼牙。」
狼は俺の名前を呼んだ。
狼牙「何だお前は?」
俺は聞いた。
?「ワシはフェンリル!貴様の中の守護獣だ。」
そうフェンリルは言った。
狼牙「その俺の中に居る守護獣が俺に何かようか?」
俺はそう聞いた。
フェンリル「貴様にはまだ与えていない力がある。」
そうフェンリルは言って右目から優しい光を俺に渡した。

その光は俺の中にとけ込んだ。



〜現実世界〜


俺は光が消えた瞬間俺は元居た場所に立っていた。
ゆたか「神山君?大丈夫?」
そう能美は聞いてきた。
狼牙「ああ。」
俺は剣を片手に持ちながらそう言った。

ギーロスト「とりあえずその剣はお前さんに託そう。」

そうギーロストは言った。
狼牙「ああ。悪いな。」
俺はそう言って剣を背負った。

ギーロスト「おい!その剣の名前を知ってるか?」
そうギーロストは聞いた。
狼牙「さぁな。」
俺は剣を見て言った。
ギーロスト「そいつの名前はシャイニングザンバー!あらゆるアンデットモンスターを切り裂く守護の聖剣だ。」

そうギーロストは言った。
狼牙「そうかシャイニングザンバーか…俺らしい剣だ。」

俺はそう言ってシャイニングザンバーを見た。

ギーロスト「あ!嬢ちゃん!ちょっといいかい。」
ギーロストは能美に話し掛けてきた。

ゆたか「はい。」
能美は振り向いた。
ギーロスト「こいつを渡しておこう。」

そうギーロストは言った。

ギーロストは能美に何か渡した。

能美はそれを受け取った。
それは雷の様な色をした宝石だった。

〜夜の校舎〜


俺達はアンデットモンスターの封印するためにシャイニングザンバーを片手に持ちながら辺りを見た。
エヴィ「おい。狼牙。」
エヴィは俺に話し掛けてきた。

狼牙「どうした?」
俺はエヴィの方を向いた。
エヴィ「新しい剣を手に入れたのか?」

そうエヴィは聞いてきた。

狼牙「ああ。隼が砕け散ったからな。」

そう俺は言ってアンデットモンスターを探していた。
ドドドドド。
するといきなり地響きがした。

俺達はグランドを見るとバカでかい蟹のモンスターが出てきた。

ゆたか「神山君!あれなに?」

そう能美は聞いてきた。
狼牙「あれは!デスクラブだな。」

そう俺は言った。
エヴィ「早く奴を倒すぞ!」

そうエヴィは言った。
狼牙「ああ。」
俺達は外に出た。


〜グランド〜


俺はシャイニングザンバーを両手に持って攻撃を仕掛けた。

デスクラブはそれを右手のハサミで受け止めた。
鉄粋はデスクラブの右腕を蹴り技でへし折った。
しかしデスクラブは何事もなかったかのように腕が再生した。

能美は虎龍砲にカードを二枚スキャンした。

ゆたか「サンダースピアー!リザードスラッシュ!サンダースラッシャー!!」
能美がトリガーを引いた瞬間雷の斬撃のエネルギー弾がデスクラブに直撃した。
デスクラブの体は真っ二つになった。

俺はデスクラブに近づいた。


するとデスクラブの体がまた再生した。

俺はシャイニングザンバーにエネルギーを注ぎ込んで全力で振り下ろした。
その瞬間強力なエネルギー破がデスクラブに直撃した。

デスクラブのボディは跡形もなく消えた。
俺はシャイニングザンバーを鞘に戻した。

ゆたか「やったの?」
そう能美は聞いてきた。
狼牙「さぁな。」
俺はそう言ってデスクラブの近くに近づいた。
するとデスクラブはまた再生した。

俺は一度離れてシャイニングザンバーに炎の魔法を注ぎ込んだ。

デスクラブの両腕を神速の早さで切り捨てた。
するとデスクラブの腕は再生せずに消滅した。
狼牙「能美!弱点は火だ!!」

俺はそう能美に言った。
ゆたか「うん。」
能美は虎龍砲のトリガーを引いた。

強力なエネルギー弾がデスクラブに直撃した。
デスクラブはフラつきながら能美に攻撃をしようとした。

するとエヴィは能美を抱き抱えてデスクラブの攻撃を交した。

俺はシャイニングザンバーに双竜の力を注ぎ込んだ瞬間シャイニングザンバーの形が大剣から二つの剣に変わった。

俺は二つの両手に持ちデスクラブにゼロ距離で高速で切った。

速く、もっと速く!音速を越える程の速さで!!

狼牙「ストライクブレイクスクリュー!!」

体を回転してデスクラブの体を斬り続けた。

俺は剣を地面に突き刺して回転を止めた。

俺は目を回したみたいで少しフラついた。

ゆたか「神山くん!大丈夫?」

そう能美は聞いてきた。
狼牙「ああ。まさかもう夏のアンデットモンスターが出現するとはな。」
俺はそう言って双剣に魔力を止めた瞬間シャイニングザンバーに戻った。
俺はデスクラブが倒れた場所に落ちていたアンデットモンスターカードを収集した。

カードの能力名は再生強化と呼ばれるカードだった。
鉄粋「おい。狼牙!夏のアンデットモンスターが出現した理由は解るか?」
そう鉄粋は聞いてきた。
狼牙「ん?確か夏のアンデットモンスターって6月〜9月までだっけ?」
俺はそう鉄粋に聞いた。
鉄粋「ああ。今は5月31日だ。」

そう鉄粋は日にちを言った。

狼牙「つまりヤバイな。」
俺は夏の能力を発動するために夏休みに特訓をしようと考えた。

俺達はその後それぞれ自分の家帰宅することにした。

狼牙「能美!」
俺はヘルメットを能美に渡した。

ゆたか「いつもごめんね。神山くん。」

そう能美は言った。

俺は能美を家まで送って行った。


その後俺はいつもの様に木の上で眠っていた。

明日から夏のアンデットモンスターが多く出現するに違いない。

俺はシャイニングザンバーを上手く使えるようになるために夏の強化特訓をしようと思う。



続く 
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