仮想空間の歌う少年
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
13ーリロード
前書き
相変わらずの超展開!文才無し!妄想乙!
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ、
BOB決勝当日。
「やってまいりました!BOB決勝戦!当日‼︎」
「黙りなさい。」
「くふっ‼︎」
見事な脇腹につつきがきました。痛い。
今、詩乃の家で朝食中。…最近思ったんだけどこれってほぼ同棲だよね…?
「いたた…」
「まったく…佳は…。」
僕達はとりあえず…朝食を食べると不意に詩乃が。
「というか何なの⁉︎あのキリトとか言う男⁉︎」
「んー…ああ。」
そういえばキリトに負けたんだっけ…?
キリトか…なんだろう…?なんて説明したらいいんだろう?ゲームが得意?それはわかってるしな…。
「んー…ああ!」
「?」
「僕の親友!」
「知ってるわよ‼︎どういう人物かってこと!」
えっ?あっそか!人物を紹介すればいいのね!僕は何時も通りの笑顔で、
「とりあえず可愛い女の子と仲良くなるね!」
「⁉︎」
「うーんと…それで僕の知る限りでは4人ほど落としてるね!自分はコミュ障とか言うけどね!」
「そんな奴に…負けたの…⁉︎」
あれ?キリトはとても分け隔てなく友達になれるということを強調したのに…?おかしいな…?なんか勘違いされてる?とてつもなく詩乃が怒っていらっしゃるんだが…?
「ま!いいか!」
「絶対撃ち抜くんだから…!」
ふと。詩乃が指で銃の形を作り。
打つ真似をした。僕はそれを見てポカーンとした後。
「…ふふ。」
「どうしたの?佳?」
詩乃が不思議そうな顔で見てくるが僕は笑いながらこう答えた。
「いーや?何でもない!ただキリトは詩乃に良い影響を与えてくれたみたいだね!」
「え?」
「いや?本当に何でもないよ?」
トラウマを気付かないうちに乗り越えかけているみたいだね?詩乃?
ん⁉︎まてよ…?
だけどこのままだと美少女攻略組のキリトに攻略されてしまう…!
それを阻止するためにとりあえず。
キリトの肩関節をグッキリ★行ってみようか!
そんな事を考えながら僕はトーストをかじり。この考えを内緒にしておく事にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
佳が朝食を食べて「ちょっと旅に出るね!」と言い。フラッと何処かに行ってしまった。
…相変わらず自由奔放ね…
私は気分転換に近くの公園に行くと。
「朝田さん…?」
という声がした。どうやら新川君だった。
「新川君どうしたの?」
「今日決勝でしょ?朝田さんの応援にきたんだ。そしたらたまたま朝田さんを見つけて…」
そう言って最初は私の話をしていたのだが。
「…朝田さん。雪宮君の事好きなの?」
「佳の事?…佳は好きよ。」
「ふーん…」
そう言うと新川君は。
「僕もね…朝田さんの事好きだよ。」
そう言って抱き締められた。
「朝田さん…」
「…‼︎」
この格好じゃどう見ても恋人同士に見られる。…それは…嫌。
「しん…かわ君。…やめて。」
「あ…!」
慌てて離れる新川君。誤魔化すように話を変えて。
「雪宮君が来てから…変わったよね。朝田さん。」
「そうかしら…?」
変わった?…いや…
「うん。…でも…」
「?」
「僕はクールな朝田さんが良かったな。…戻って欲しいな?…あと僕もそういうことだから…」
そう言うと新川君は少し赤くなって帰って行った。
私は1人。
「ごめんなさい。…私は…」
強くなりたい。変わりたい。そうすれば私はーーー
ーーー僕達が強くなればいいんだよ?ーーー
そんな佳の言葉が風に乗って聞こえた気がした。
僕はログインする病院に着くと。
「?」
「どうした?」
「…いや?なんか…それより和人!」
「?どうした?佳…痛ただただ!痛い‼︎」
僕は和人の肩関節をあり得ない方向に曲げようと努力していた。
「ねえねえ?和人!僕はね?とてつもなく嬉しいん…だ!」
ごぎっ!
「まじ!ギブ!ギブ!」
「ほらほらやめなさい!」
安岐さんが慌てて和人に助け舟をだす。僕は和人を離すと少し迷いながら。
「…すみません。安岐さん。今日は家でログインさせてもらいます。」
「⁉︎」
和人と安岐さんは驚いた顔をしている。
「なんで⁉︎」
和人はそう叫ぶ。
「守りたい奴がいるから。死銃がいると分かった以上僕はね…あいつのそばにいたいんだ。言葉に表すのが難しいな…」
「分かったわ…。」
安岐さんはそう言うと。僕の背中を叩き、
「言葉になってないけど。男が女の子守るのに理由はいらないわよね?」
「…分かった。」
そう言って。2人は僕を送り出してくれた。
「ありがとう。」
その言葉を言うと僕は病院の廊下を駆け出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…人使いが荒い。」
「ありがとう。」
僕は帰り道。いきなり詩乃に「ミネラルウォーター買ってきて!」
と電話がきて買ってきた。
「…まあいいけどさ。」
「ねえ?佳。」
詩乃が僕にいきなり詩乃に真面目な顔で。
「ねえ…佳。もしも私が違う人と付き合うっていったらどうする?」
うーん?そりゃ…。
「いいんじゃない?別に。」
「え?」
「いや。別に確かに僕、詩乃の事が好きだけど。詩乃が違う人好きなら仕方ないよ?束縛したくないしね。」
でも…と僕は付け加え。今の気持ちを伝える。
「でもね。僕は守りたいんだよね…詩乃の事。守るためには近くにないと…近くにいたいんだ。
だから…僕は詩乃の目線を…
奪っていくよ♪それが僕だから…♪」
そう言って僕は詩乃をぎゅーと抱き締めた。
「佳…!歌が…!」
「ん…⁉︎あ!…君が好きだよ♪」
歌える!なんでだろう…?
まさか…!
「なんで歌えるんだろう…」
詩乃が不思議そうな顔で見てくるが…
「僕は分かったよ!」
「何よ!」
「教えなーい!…んじゃそろそろログインしないと。」
僕は自分の部屋に戻る。 (ベランダから)僕は戻る時。
「…ありがとう…」
と聞こえない様に。そう言って僕は戻った。
言えるわけない。
まさか詩乃に気持ちを伝えるために歌ったのがトリガーだったなんて。
後書き
スノー「歌えるのって気持ちいい。最高!」
作者「ノリノリだね…。あ、次はコラボです!」
スノー「あ、リオン君待っててね!僕の愛が強い事を証明してみせる…!」
作者「残念ながら…ハチャメチャ展開にするつもりだけど?」
スノー「え?」
作者「うん。…とりあえず。」
スノー&作者「「次回もよろしくお願いします!」」
ページ上へ戻る