千年の魂.
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第1シーズン 〜千年の謎〜
第五章 【終わりとは、新たな初まり】
戦火の中の炎
前書き
現在、最終決戦真っ只中
迅達は、勝てるのか⁉︎
儻矢「どうした、若いのそんなものか?」
儻矢は、左肩を抑えながら強がりの笑みを浮かべて言った
強がりと言えば強がりなのだが、別に儻矢が、弦と友に劣っているわけでは無い、むしろ二対一なのに互角と言うのは、どれだけ儻矢が強いのかが分かる
弦「しゃらくさいな、、、」
友「ともだ〜ち、、、嫌い」
弦は、本当に気だるさそうに、友は、いじける感じで言った普段儻矢には、ペコペコして敬語を使う二人だが操られている今は、タメ口をきいている
それを聞いて儻矢は、もちろん仕方ないと理解してはいるのだが、癪に障る
儻矢は、苦笑いを浮かべながら言った
儻矢「てめぇら、そんな口きいてただで済むと、、、、思うなよ‼︎‼︎‼︎」
儻矢は、喋り終わりながら弦と友に向かって走り出した
その速さは、左肩を負傷しているにもかかわらず、恐ろしいもので一瞬のうちに弦の後ろに立った
弦「なっ‼︎」
ドゴオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
弦が、後ろを振り向く間も無くものすごい爆音が、響き渡った
儻矢が、弦を、地面に思い切り叩きつけた音だ
弦は、しっかり地面に埋まって顔だけが出ている、儻矢は地面に埋まっている弦に向かって、悪魔の笑みを浮かべ
儻矢「そこで、待ってなボーリングのピンにしてやる」
そう言うと、儻矢は次は、友の元へ飛び出した儻矢のスピードが速すぎて姿は、もう見えない
儻矢は、友の真上に現れ、そのままおしつぶすように
友「ともだっ‼︎」
友は、何か言いかけたが最後まで喋ることはなかった
儻矢「必殺‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎GE☆N☆KO☆TU!!!!!!!!!!!」
ドボゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
儻矢のげんこつが、友の脳天にクリーヒットした
そして、何故か、上から押されて地面に埋まったと思われた友が
弦の埋まっている方へ真っ直ぐ猛スピードで転がり出した
友は、操られているのにもかかわらず悲鳴を上げる
それも、仕方ない、今、友の身体は、ありとあらゆる関節がおかしな方向へ曲がり完璧な円を作り上げている、それが、猛スピードで転がるのだから
友「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
友の進行方向の先にいる弦が、焦りまくる
顔を、振り回したりしてもがいているが身体は言うことを聞いてくれない、そう、今は、顔以外すべて土の中なのだから
弦は、目をつぶり人生について考えだしたのだった
そんなことをしているうちに友は、もうあと数mのところまで迫っている、
弦「こんな死に方やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
弦が、本音を大声で公開してしまった、しかし、そんな情けに儻矢は、止まらない
弦「あが‼︎‼︎‼︎‼︎」
弦が大きな口を開けて驚く、弦が見る、友の後ろにみえのは
儻矢「ファイア‼︎ハリケーン‼︎」
儻矢だった、儻矢は、左肩をかばいながらも、友を空高く上げ
あの超次元サッカーのように足にリアルの炎をまとい空中で何回転もして友を弦が埋まっているところへ思い切りシュートした
ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォオォォォオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
炎と砂煙で視界が悪くなっている
儻矢は、砂煙から左肩を抑えながら出てきて行った
儻矢「まだ、やるのか?若いの?」
バギュン‼︎ギュン‼︎
砂煙の中から友と弦が飛び出してきた、二人は先ほどとは比にならない速さで儻矢に迫りよる、二人の目は、赤から紫に変わりよりいっそう不気味になり、もう意識は、ほとんど無いようだ、まるで怒り狂う獣だ
儻矢は、余裕で二人の不意打ちに反応はしたが、片腕が使えない、相手が二体いるので流石の儻矢も、腕一本ですべての攻撃は、ガード出来ない
しばらく、ガードしていた儻矢だが限界が来たようだ
友が打った少し強めの蹴りを抑えた次の瞬間、弦の強烈な一撃が先程の傷を襲う
儻矢「ぐはっ‼︎っつー‼︎イテェなぁ‼︎」
いたって余裕そうな感じで喋る儻矢だが内心は、気が狂いそうな程痛がっている
例えるなら、撃たれたところを思いっきり蹴られた感じの痛みだろう
貫「それ、そのまんまじぁねぇかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
勢い良くシリアスムードをぶっ壊したのは、貫だった
貫「いやっ!お前だろ!なんでこのタイミングでボケかまして来やがるんだよ!しかも、ナレーションが‼︎」
自分の、任されていない戦いにまで首を突っ込んで突っ込みをするとは、なんと言うプロ精神だろうか、しかし
貫も今、戦っている最中だ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
迅「貫‼︎しっかり働け!突っ込みじゃ無くて戦う方で‼︎」
迅が旋の本気パンチを龍明と魁斗と協力して受け止めながら言った
旋のパンチは、ものすごい威力で、三人で抑えても足元が2mほど後ろに下がる
迅「こりゃ、やばいぜ、、、、」
後書き
儻矢が、左肩の傷で本調子じゃないのに次々と強くなる敵たち
儻矢は、大丈夫なのか?
迅達は、勝てるのか?!
次回、戦火の中のクレイジー‼︎
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