超次元ゲイム ネプテューヌ ~異世界へ行くことになった~
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第2話 仲間との出会いそして冒険の始まり
「んん・・・ここは?」
俺が起き上がるとそこはだだっ広い草原が広がっていた。
「まぁとりあえず歩くか。」
背中に携えた剣、ソウルクラッシュ。そして、2丁拳銃の5-7をカチャカチャと鳴らしながら歩いていると。スライ○に犬の尻尾と顔と耳をつけたようなモンスターが現れた。
「うお!きめえ!スライ○じゃないだろこれ・・・にてるけど・・・・。ま、いいやぶった切るだけだ。」
軽く上から下へと一閃するだけでスライ○のようなものは、光となって消えてしまった。
スライ○のようなものを斬った後も同じモンスターが何体も出てきたので、蹴散らしながら進んでいくと森が見えてきた。
「すげえでっかい木だな。さながら巨大樹の森ってか!ナハハ!」
キャアアアアアアアア!
真也がのんきにバカなことを言って笑っている間に、女の子の悲鳴が聞こえてきた。
そのまま、真也は声がしたほうへと走って行った。
「ここらへんのはずなんだが・・・いた。なんであいつ、あの子たちを襲うとしてるんだ。」
「ヘッヘッヘ下っ端呼ばわりしてた割には、弱いじゃないか。女神候補生さん!」
下っ端と呼ばれているらしい緑髪のいけすかないネズミのようなローブをまとった女が茶色い髪の子、ピンク色の髪の子、淡い紫の髪の子に向かって言い放った。でも、まてよ女神候補生だって!?まずい助けにいかねえと。そう考えると、以外と自然に足は動いていた。
「おい、てめえ下っ端とかいったなどうせ、マジェコンヌの一員かなんかだろ。」
「だ、だれだてめえ!」
「ぶっ殺されてえのか早く消えろ。」
俺がドスの利いた声で下っ端を脅していると。後ろから女神候補生に話しかけられた。
「ま、まってください。言い方は悪いかもしれませんが、あなたみたいな一般人がかなう相手じゃありません!」
「女神候補生・・・といったなじゃあお前はねえちゃんを助けるために、ここに手掛かりを探しに来たんじゃないのかい。」
「な、なんでそれを・・・」
「いいからみときなって。行くぞ下っ端!」
「どいつもこいつも下っ端呼ばわりしやがって!剣も抜かずにどうした!アタイに素手で勝てると思ってるのか!そんななめた・・・・ゴガッ!?」
下っ端が何かを言おうとしたとき、目の前から一瞬で真也が消え、次の瞬間には下っ端の顔面に真也の拳が刺さっていた。
「ク、クソッ!こいつはやべえ。アタイは逃げるぜお前みたいなやつ相手にしてられっか。!お前の相手はこいつだ!フェンリル!」
下っ端がそう言い放つと、下っ端の持っていたディスクが輝き、次の瞬間、どでかいオオカミのようなモンスターが現れた。
「おい!下っ端まて!て、いねえし。」
すると、今度は茶色い髪の子が話しかけてきた。
「そいつは、フェンリルヴォルフ!危険種よ!気をつけて!」
「危険種?そいつはやべえやつってことか?」
「ええ、そうよ!」
「おもしれえ!やってやるよ!」
ゴガアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
フェンリルが雄叫びをあげると、周りから2、3匹のフェンリルが現れた。
「こいつは、殺しがいがあるってもんだ!ソオオオオオリャアアアアアアアアア!」
真也が雄叫びとともに一閃をいれていく。それも3匹同時相手に。
「てめえらこんなもんか!アァン!?」
「ゴガアアアアアアア!」
「よえぇよ!消えな!」
スバアアアアンという音とともにフェンリル最後の1匹が消滅した。
「ふう、終わった。大丈夫でしたか?お嬢さんたち?」
「ええ、助かったわ。」
「ありがとうございますです~助かったです~。」
「すいません、ありがとうございました。」
「いえいえ、どういたしまして。ところで、お嬢さんたちの名前を教えていただけると嬉しいのですが。」
「わたしはアイエフよ。それにしても、アンタそのしゃべり方気持ち悪いから、やめたほうがいいわよ。」
「わたしはコンパです~。」
「わたしはネプギアと言います。」
「俺は剣崎 真也だ。アイエフさんアンタなかなか毒舌だね。」
茶色い髪の子がアイエフ、ピンク色の髪の子がコンパ、淡い紫色の髪の子がネプギアだ。
「さて、自己紹介も終わったし。俺は行くよ。」
「そうですか・・・。今日は本当にありがとうございました。」
「いえいえ。じゃあバイ~。」
そう言って俺は元来た道を戻って行った。
これが、この冒険の仲間との出会いだった。
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