東方喪戦苦
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~十八幕~招かれざる客
前書き
う「一応、幾兄と狂夜兄呼んで来て~」
「あ~いよ」
俺は彼女の胸元に飛び込む。
匂いを滅茶苦茶嗅ぐ、残り香も残らない程度まで。
「スーハースーハースーハー」
顔を見て俺の顔が思わず緩んだ。
多分、エロオヤジ見たいな顔してんだろうな。
??「お、お~い骸?」
何で俺の名前知ってるんだろ?
まぁいいや!
まだ、俺の息は荒く自分では見えんが、目が逝ってるっぽい
彼女は、俺を突然抱き締めた。
何だ?一目惚れって奴か?それとも、俺のルパンダイブの返事か?
そう思うと、俺のマグナムが暴れだそうとした。
すると、彼女は俺の首を締めた。全然痛くないし苦しくも無い。
これも、プレイの一環かな?しかも菜々と話してるし!
ありのままの俺を受け止めてくれ~!
色々な所に、頬ずりした。
菜「ご飯作るっていってるから、邪魔しちゃ駄目だよぉ!」
俺の腕を引っ張って来る
「邪魔するなぁ!離せ!俺の愛は永遠なんだよ!」
菜「う~、ごめん!ドクロっち!」
俺の頭の中に大量の全裸のガチムチなお兄さん達が俺に押し寄せてきた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺はその場で絶叫した。
「菜々ぁ、テメェ···変な記憶造りやがったなぁ······」
俺は、あまりのショックに気を失ってしまった。
ーーーーーーーーーー
?「うりゃぁぁぁぁぁ!」
?「せい!」
見知らぬ男性と女性が空を飛びながら戦っている
「女の方、何か見たことある気が·····」
それに男にも見覚えが····
男は、成人に見え、女性は、それと同い年に見えた。
男「おらぁ!」
男は手かをつきだした。
すると、女性を鉄の檻が隔離する。男が手を握ると、檻は爆発した
だが女性は無傷、しかし女性の目から涙が流れた。
男「何泣いてんだよ!?狂っちまったのか!?」
男は、女性を睨み付ける。
女「ゴメンね······守れなくて···バイバイ、もし、万が一私を覚えていて、次に合う事が出来たなら····今度は、仲良くできたらいいね··」
女性は、涙ながらに笑顔を見せた。
『記憶と能力を無くす』
女「“追放”!」
男性は、その場から姿を消した。
そして、女性の背後から青年が現れた
「あいつ!····葉川!」
裕「仕方ないさ···これが、世界の『秩序』を守る為なんだ」
ーーーーーーーーーー
「ッ!!変な夢だったぁ~」
頭を掻きながら立ち上がり、お姉さんの所に飛び込んでいく
「お姉さ~ん、付き合ってくださ~い!」
又もやルパンダイブしたが、今度は罵られた。
豚やら肉やらと言ってくる。
これで俺が喜ぶとでも思っているのだろうか?
SMプレイは、初めてなのかな?素人さんなのかな?
そんな所が実にたまらん!
「そんな事より腹減った!」
姉「そこにご飯が置いてあるハズだよ?ついでに買い物行ってくるからね~♪」
「はぁ~い!」
俺は、テーブルに用意されている筈の料理を見たが、どれも皿しかなく、食べられていた。
「誰かに食われたーーー!!」
菜「どうしたの~?」
バスタオル一枚巻いて俺の目の前にあらわれた。
「いや、俺の飯知らね?」
バスタオル姿の事は当然の如くスルーした。
菜「それ、残り物かと思って、私とアゲハちゃんで食べちゃったよ~?
それより、このバスタオル姿をどうも思わないの?」
「あぁん?姉ちゃんのバスタオル姿で見飽きたよ!」
菜「へぇ~!お姉さん居たんだ!」
「もういいもん!早くお着替えして外にでなさい!」
そうして、俺の飯を食った、アゲハと菜々を外に連れ出した。
ア「何の用ですか?急に呼び出して」
「お前らァ、俺の飯食いやがってェ!」
菜「後ろ····」
「えっ?何だって?」
ア「骸さん!後ろ!」
「へ?」
俺が後ろを見ると、見覚えがある顔が見えた。
仮面をした、あの男····
「Boss!」
B「久しぶりだな····アゲハ」
ア「··········」
アゲハはBossと目を会わせようとしない。
菜々が耳打ちで聞いてくる
菜「誰?あれ?」
「ずる賢い野郎だ、気を付けろよ····」
B「骸ぉ、お前の力を貰いに来た」
「?意味わかんねぇ事抜かしてんじゃねぇぞ!」
B「ハツ、頼むぞ」
ハ「はいはい、分かったよ。『加速』させる!」
そう言って。Bossの肩をハツがさわる。
B「殺しはしない、安心しろ」
Bossの姿が消えた
「うがっ!」
俺の体に、無数の切り傷ができた。
B「ハツ、タツ、女は頼んだ」
ハツ&タツ「了解」
ア「来い!」
菜「アゲハちゃん····さっきと別人見たいな顔付きになってる···目の色も変わってるし··」
タ「痛くないから、安心してね~」
タツの両腕が、菜々とアゲハの顔全体に巻き付いて、締め上げる。
菜「くっ·····うああぁ」
ア「んんくっ」
二人は、顔に張り付いた物を引き剥がそうとする。
菜々(なに?これ?怖い、どうしてこんな動きが出来るの?)
菜々とアゲハは、極限の恐怖に襲われながら、気を失った。
タ「僕とハツはねぇ、液体で出来てるんだよ、だから人間では出来ない無い事がいとも容易く出来るんだ」
ハツ「タツ、もう一匹居るよ、そこに」
指を指した先には、星花が居た。
「まちやがれ····星花ちゃんには、手出し指せねぇぞ!」
体全体が痛いが、立ち上がった。
B「俺の相手してくれるんじゃなかったのか?」
Bossは、俺の頭を持ち、膝蹴りを二回放った。
俺の鼻の骨が折れた気がした。
B「みっともないなぁ、鼻血が出ているぞ?」
「余計な世話だぜ」
B「とどめだな」
Bossは、亜空間の入り口を作り、柱を出してきた。
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!」
柱が額に当たった。が俺は、走るのを止めなかった。
B「クソ!しぶとい奴だな!」
柱の数は増えていき、直撃するたび、骨が折れていった。
「うりゃぁぁぁぁ!」
俺の拳が、Bossの頬を捉えた
Bossは、宙を舞い、倒れた。
「次は、テメーらの·····番だ···ぜ····!」
俺の目の前が霞む、まだ星花ちゃんが居るってのに····倒れちゃ···駄目なのに
力が入らねぇ
「·········星花ちゃん」
To be continud
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