遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
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エピソード4 〜入学試験デュエル〜
前書き
デイビッド・ラブをどうにかして登場させたいと思う今日この頃。
(なんだこの手札は?)
↓
「オイオイ、これじゃあMeの勝ちじゃないか!」
負けフラグを建てておきながら、それをへし折った遊戯王シリーズでは珍しい人物
『紫苑さ〜ん、朝ですよ〜。今日入試ですよね。起きなくていいんですか?』
未だにスヤスヤと眠っている紫苑に声をかける
え?私は誰だ?
自己紹介まだでしたね。私は【ガーディアン・エアトス】の精霊で、今のマスターである紫苑さんからはエアって呼ばれてます。以前は、ラフェールに憑いて、伝説のデュエリストの遊戯さんとかとバトってました。あの時は色々大変でしたね。
闇堕ちするわ、マスターが死にそうになるわ。けど、今ではいい思い出ですよ。
『しっかし、マスターの寝顔、本当に可愛いですね…』
つんつんと頬を突こうするが、実体がないためすり抜けてしまう。
『く、悔しく…ただ見ているだけでおあずけなんて!こんなことならマスターに実体化させて貰えばよかった……そして、実体化したら、ベットに潜り込んであんなことやこんなことを。グフフ…』
「何やってんですか!?エアトスさん!!」
いろいろOUTな妄想をしていたらマナが乱入してきた。
『邪マナ…なんのよう?』
「邪マナ!?やめて、その明らかに悪意のこもった呼びかた!!てか、エアトスこそ何してんですか!?」
『キャーキャーワーワーうるさいよ。ただマスターの寝顔鑑賞しながら、いけない妄想に浸ってるだけです〜』
「確信犯!!??まぁ確かに紫苑さんの寝顔は反則級に可愛いけど…それより居たなら起こしてくれてもいいじゃん」
「お前ら、うるさいよ……静かに寝かせてよ…」
ゴシゴシと目を擦りながら、起き上がる。
はだけたパジャマから見える白い肌はなんとも扇情的で欲情心を刺激する
(う、これは何とも色気が…)
「おい、エア…おまえ今、ナニカンガエテタ?」
『心を読まないで!?』
にっこりと笑いながらエアトスに話しかける
「紫苑さん……目が笑ってないです」
◆
『デュエルアカデミアの入試って、実技でデュエルもするですよね?何のデッキ使うんですか?』
朝ごはんを食べていると、唐突にエアトスが訪ねてきた。
「ん〜、特には決まって無いぞ。普通にビートダウンかな」
決まっていないと言った瞬間、目を輝かせるエアトス
『じゃ、じゃあ…私を使ってくれませんか?』
「ヤダ」
『即答!?』
「おまえ使うと周りからの視線が鬱陶しいじゃん。プロ戦じゃないならあんま使いたくないんだけど……」
『そこをなんとか!!!』
地面に頭を擦り付けて土下座する。そして、その頭を踏みつける。
・・・・・マナが
『ってイタイイタイイタイイタイイタイ!!頭踏まないで!?おまえかよ!せめて、紫苑さんに踏まれたいわ!』
こいつ、だんだん思考が危険になってる!?
そして、マナが怖い!
「わかった…使えばいいんだろ」
『生贄とかトレード・インの素材とかやめてくださいね。ちゃんとデッキのエースとして使ってくださいよ』
「っち」
『舌打ち!?え?えぇ?ちゃんと使ってくださいよ!』
「へいへい……わかったよ。」
さて、エアトスがエースとなると次元帝か?けど、エアトス出す前に決着が尽きそうだがらな。そういえば、アレがあったな。ちょっと展開は遅いけど大丈夫か
◆
「うわぁぁぁぁぁぁ!!遅れるぅぅぅぅぅ!」
周りを行き交う人たちは何事かと此方を見ているがそれすらも無視して走り続ける人物が約二名。
「お?あんたもデュエルアカデミアの入試受けるのか?俺は遊城十代、よろしくな」
「ん?あぁ、俺は叢雲紫苑、よろしく。って、自己紹介している場合じゃない!急げ!」
信号で足止めを食らい、同じ境遇である二人は信号が青に変わるとまた走り出す。それをなんども繰り返し
◆
「「着いたーーー!!!」」
やっとのことで目的地に着いた二人は肩で息をしていた。途中、ツンツン頭の人にぶつかって、十代が「ラッキーカードだ」とか言って何か渡されたりしていた。
「ちょっと待ったぁぁぁぁ!受験番号110番の遊城十代だ。まだ大丈夫ですよね?」
「え〜と、受験番号0番ってあってますか?叢雲紫苑です。交通機関の遅れで遅刻しました。」
「!?あぁ、君か推薦生徒というのは、早く中に入りたまえ。」
受付の黒服の一瞬迷ったようだが理由が理由なので受付を済まして会場へと通してくれた。それと0番という言葉に結構驚いていた。
中に入るとすごい熱気に包まれており、デュエルはまだ残っており、生贄召喚をしただけで歓声が上がり、プレイングミスをすると嘲笑の言葉が飛び交う。
「これは結構ひどいぞ…リバースモンスターを攻撃表示で出すなよ…」
下手をすれば小学生でもしないようなミスが普通に発生しており、誰もそこにつっこまない。ただ嗤うだけ。ミスはこの場の独特の雰囲気と緊張のせいかもしれないがそれでも目に余るものがある。
「なんか…心配になってきたぞ。あんまり目立たないようにしよう」
◆
「ラストだ!【E・HERO フレアウィングマン】で【古代の機械巨人】を攻撃!《スカイクレパーシュート》!!」
「まんまみーや!?負けてしまったのーね!?」
デュエルを観戦しているとちょうど十代が顔面白塗りで独特なデュエルディスクを使用している試験官に勝ったところだった。
その人物について、黒服の人に尋ねると実技の最高責任官のクロノス・デ・メディチという名前らしい。
「古代の機械か。よく勝てたな。下手したらあの人本気で潰しにかかってたぞ。」
「君が最後だ。早く行きたまえ」
黒服の男に促されて、デュエルフィールドへと上がっていくと観客席から男ども歓声があがる。
絶対、俺の容姿見て可愛いとか思ってるだろ!あいつら
『ホモがたくさん居ますね〜。まぁ、遠くから見たら絶対男とはバレないような容姿ですけど…あっ!近くで見てもバレないか』
「喧嘩売ってる?」
『スンマセンでした!このデュエル、精一杯努力するので黒いオーラを振りまくのはやめてください」
速攻土下座をするエアトス。もう精霊としての威厳がないな
◆
「受験番号0番の叢雲 紫苑です。よろしくお願いします。」
「ヌググ、ドロップアウトボーイに負けて悔しいのーね。この子に買って汚名を挽回するノーね。」
ハンカチを歯噛みしながら唸る。
それで教師が務まるのかよ!?
「八つ当たりとか勘弁です。あと、挽回するのは名誉であって、汚名は返上するものですよ」
「うるさいノーね。ごほん、ではデュエルを始めるノーね。準備はオーケーですーか、シニョーラ紫苑?」
「準備はできてますよ。あと、俺はシニョーラではなく、
シニョールだ!」
「マンマミーヤ!!??男だったのですーか?それは失礼したノーね。では、気を取り直して、デュエルなノーね。」
「デュエル」
紫苑LP4000 クロノスLP4000
「先行は譲るノーね。」
「どうも。俺のターンドロー。これって…」
手札を確認すると、何故か一ターン目からエアトスのカードが…
『頑張りましたよ、ほんと。1ターン目から手札にくるようにするのは』
おまえの仕業か!!だいたい1ターン目からおまえはいらん!他のキーパーツが揃ってねーんだよ!
「どうしたノーね?手札事故でスーか?」
「はぁ、手札から【サイバー・ラーヴァ】を守備表示で召喚。さらにカードを一枚伏せて、永続魔法【強欲なかけら】を発動してターンエンドです。」
【サイバー・ラーヴァ】 ☆1 DEF600
「ワタシのターン、ドローなノーね。手札から【トロイホース】を召喚するノーね。さらーに、魔法カード【二重召喚】を発動して、このターンもう一度召喚できるノーね。場の【トロイホース】を生贄に【古代の機械巨人】を召喚するノーね。」
【古代の機械巨人】 ☆8 ATK3000
ゴゴゴという音を立てながら、天井につきそうなほど巨大な機械巨人が登場する。
1ターン目でエースか。さすがだよななんて呑気に構えている紫苑。
だが、周りからはあいつ終わったななどと声が聞こえてくる。
「バトルなノーね。いけ、【古代の機械巨人】でラーヴァに攻撃!アルティメット・パウンド!」
紫苑LP4000→4000
「な、なんでライフが減ってないのーね!?」
それくらいわかろうか!
ほんとに教師!?
「ラーヴァは攻撃対象にされた時、このターン発生する戦闘ダメージは全て0になります。もちろんゴーレムの貫通ダメージも例外じゃありません。さらにラーヴァは破壊されるとデッキから同名モンスターを特殊召喚できます。二体目のラーヴァを守備表示で特殊召喚します」
「くっ、こざかしいのーね。カードを二枚伏せてターンエンドなノーね」
紫苑
LP4000
手札3枚
魔法・罠:伏せ1枚
【強欲なかけら】
場:
【サイバー・ラーヴァ】☆1DEF600
クロノス
LP4000
手札1枚
魔法・罠:伏せ2枚
場
【古代の機械巨人】☆8 ATK3000
「俺のターン、ドロー。この時【強欲なかけら】にカウンターがひとつのります。
何もせずにターンエンドです。」
「ワタシのターンドロー。手札から【強欲な壺】を発動して、2枚ドロー。さらに、【古代の機械兵士】を召喚するノーね。バトル、ソルジャーとゴーレムで攻撃するノーね。どーせ、ラーヴァの効果でダメージは通らないノーね。だけーど、これで次のターンに邪魔する輩はいなくなったノーね。メインフェイズ2で手札を一枚捨てて、魔法カード【古代の採掘機】を発動するノーね。これはワタシの場に【古代のと名のつくモンスターが表側表示で存在する時に手札を一枚捨てて発動できるノーね。効果でデッキから【命削りの宝札】をセットするノーね。ただし、このターンは発動することはできないノーね。これでターンエンドなノーね。」
上手いな。手札を結構消費しているのにそれを回復する手段をちゃんと用意している。まぁ、伏せカードがバレてる時点でサイクロンとかで割られる可能性があるんだけど、それも折り込み済みかな?
紫苑
LP4000
手札4枚
魔法・罠2枚
場無し
クロノス
LP4000
手札無し
魔法・罠伏せ3枚
(命削りの宝札)
場
【古代の機会巨人】☆8 ATK3000
【古代の機械兵士】☆4 ATK1300
「ドロー。これでかけらに二つのカウンターが溜まったのでこれを墓地に送り2枚ドローします。さらに手札から速攻魔法【サイクロン】を発動して、さっきセットした【命削りの宝札】を破壊します。」
「やらせないノーね。カウンタートラップ【魔宮の賄賂】を発動!サイクロンを発動を無効・破壊するのーね。その後、紫苑はカードを1枚引くノーね」
太ったゴブリンが俺の元までくると小判を渡してくる。よ!太っ腹!
「ご馳走様です。手札から【サイバー・ヴァリー】を召喚して、さらに【機械複製術】をヴァリーに対して発動。デッキから2体の同名モンスターを特殊召喚します。手札から永続魔法【未来融合 フューチャー・フュージョン】を発動してエクストラデッキから【キメラテック・オーバー・ドラゴン】を選択。サイバー・ドラゴンと他の機械族8体を墓地に送り、2ターン後のスタンバイフェイズにキメラテックが融合召喚されます。これでターンエンドです。」
「ワタシのターン、ドローするノーね。まずセットしておいた命削りの宝札を発動するノーね。手札が五枚になるようにドローして、5ターン後のエンドフェイズに全て手札を墓地に送るノーね。まさに命を削るノーね」
いや、5ターン後とか終わってるから!全く命削らねぇェ!
「クロノス先生がカード効果でドローしたので永続罠【便乗】を発動。効果で二枚ドローします。またご馳走様です。」
「えぇい!手札から速攻魔法【サイクロン】を発動して、【未来融合ーフューチャー・フュージョン】を破壊するノーね。」
「通します」
いや、それ破壊しただけでドヤ顏とかやめて。しかも、周りの連中もため息がうるさい!
「これでキメラテックは封じたノーね。さらに手札から【古代の歯車】を召喚、さらにワタシも【機械複製術】を歯車に対して発動するノーね。」
【古代の歯車】☆2 ATK100
「さらに場のアンティーク・ギアと名のつくモンスター3体を生贄に捧げ、魔法カード【魔法の歯車】を発動!これは手札とデッキからそれぞれ一体ずつ【古代の機械巨人】を召喚条件を無視して特殊召喚できるノーね。私は3体の【古代の歯車】を生贄にして、2体の【古代の機械巨人】特殊召喚するノーね」
ゴーレム3体も並ぶと圧巻だな〜〜
『マスター、大丈夫ですか?勝てます?』
「問題無し!しかし、やっぱさすが実技最高責任者の肩書きは伊達じゃないか…」
「バトルなノーね!いけ!ゴーレムでヴァリーを攻撃!アルティメット・パウンド!」
あぁ、死んだな、あいつ
よく頑張ったよ。あの人にゴーレム3体も出させるとかすげーな
けど、結局1ダメージも与えてねーじゃん。耐えるだけなら俺にもできるぜ
等々外野がうるさい。これを巻き返したらどんな反応を示すのだろうか?
「ヴァリーの第一の効果発動!攻撃対象に選択されたこのカードをゲームから除外してバトルフェイズを強制終了させて、カードを一枚ドローします。」
「ぬぬぬ、小癪なノーね!ソルジャーを守備表示にして、カードを一枚伏せてターンエンドなのーね。」
紫苑
LP4000
手札7枚
魔法・罠伏せ1枚
永続罠【便乗】
場:【サイバー・ヴァリー】×2 ☆1 ATK0
クロノス
LP4000
手札1枚
魔法・罠伏せ2枚
場:
【古代の機械兵士】 ☆4 DEF1300
【古代の機械巨人】×3 ☆8 ATK3000
「さぁ、シニョール紫苑どうするノーね。手札ばかり増やしてもこの布陣は崩せないノーね。守ってばっかりだと試験には合格させてあげられないのーね。
(ワタシの伏せカードは【奈落の落とし穴】と【デストラクション・ジャマー】たとえ、強力なモンスターを出しても破壊。効果でゴーレム達を破壊しに来ても無効化なノーね。これでワタシの勝ちで汚名返上なノーね)」
「ドロー。さて、そろそろ動きますか。ヴァリーの第二の効果を発動。もう一体のヴァリーと一緒に除外してカードを2枚ドロー。やっときたよ!
いきます!墓地の機械族・光属性のモンスター全てを除外して
いでよ!最終殲滅兵器!【サイバーエルタニン】!!」
竜の顔を模した巨大な機械が突如出現する
「このカードの攻撃力はこのカードを特殊召喚する際に除外したカード×500になります。除外したのは15枚。よって、攻撃力は6000!」
【サイバー・エルタニン】 ☆10 ATK7500
クロノス先生のゴーレムや海馬社長のブルーアイズの攻撃力の2倍以上!
会場にどよめきが起こる。
「待ったなノーね!トラップカードオープン【奈落の落とし穴】なノーね!エルタニンには退場してもらうノーね」
出てきた早々時空の彼方に飛ばされる最終殲滅兵器(笑)ww
「だけど、エルタニンの特殊召喚は成立しているので効果は発動されます。
やれ、エルタニン!《コンステレイション・シージュ》」
消えていくさなか、エルタニンが目も眩むような強烈な閃光を放つ。そして、それが止むとクロノスの場に居た巨人軍団は跡形もなく消え去っていた。
それを見た観客が再びどよめき、クロノスは慌てる
「な、なんでなノーね!?【デストラクション・ジャマー】が発動しなかったノーね!?」
「エルタニンの除去効果は破壊じゃなくて、墓地に送る効果なんです。だから、モンスター破壊効果を無効化する【デストラクション・ジャマー】じゃ防げないんですね。せめて、【天罰】とかで効果そのものを無効にしないと。あと、その伏せって【デストラクション・ジャマー】でしたか、」
「し、しまったノーね!?」
せめて、演技かなにかしろよ!正直過ぎるぞこの人!
「次いきます。魔法カード【アームズ・ホール】を発動。デッキトップを墓地に送り、デッキから【女神の聖剣ーエアトス】を手札に加えます。」
『ようやく、私の出番が来るようですね…長かったです』
アームズ・ホール発動と聞いて、外野どもが嘲笑する
曰く、プレイングミスだ
曰く、召喚権無しでどーやって勝つ
曰く、先にモンスターを召喚しておくべきだったな
普通ならそうなのだが、お前ら俺が手札に加えたカードから次になにが出てくるかわかるだろ…
それに最後のはありがちなミス。先通常召喚してしまうと召喚権破棄の制約に引っかかるのでアームズ・ホール自体が使用できなくなる。似たような効果を持つ強欲で謙虚な壺も先に特殊召喚を行うと使えない
「さて、俺の墓地にモンスターがいないことによって【ガーディアン・エアトス】特殊召喚できる!来い、エアトス!」
インディアンのような格好をした天使が舞い降りる
エアトスの登場とともに湧き上がる会場
エアトス可愛いーー
へそ丸出しがたまらん!!
エアトスたん…はぁはぁ…
『最後の人危険な気がする!?』
「手札から通常魔法【魂の解放】を二枚発動します。これで先生の墓地の
ゴーレム3体、歯車3体、トロいホース、ソルジャーと適当にあと2枚除外します。
さらに装備魔法【女神の聖剣ーエアトス】をエアトスに装備します。」
【ガーディアン・エアトス】 ☆8 ATK2500→3000
「魂の解放を発動していなけれーば、エアトスの効果でこのターンとどめがさせたノーね。」
「いや、終わりですよ。通常魔法【拘束解放波】発動!!装備魔法と先生の魔法・罠を全て破壊!」
『はぁぁぁぁ!せいやぁぁぁぁぁ!』
エアトスが気合一閃、聖剣を振るうと鎌鼬が出て伏せカードを切り刻む。その後、聖剣はひび割れ、崩れ去っていった。
「わざわざ装備魔法を破壊してどーするのーね?」
「これでいいんですよ。【女神の聖剣ーエアトス】第二の効果。このカードが墓地に送られた時、除外されているモンスター×500、エアトスの攻撃力を上昇させます。
計24枚のモンスターが除外されているので24×500で上昇する攻撃力は12000ポイント」
ガーディアン・エアトス ATK2500→145000
「やれ!エアトス!《精霊のオペラ》」
エアトスが歌を歌うと除外されていたモンスターたちが出てきて、クロノスを取り囲み、フルボッコにする。
なかなかに攻撃の仕方がえぐい…
「まんまみーやぁぁぁぁ!」
最後、ゴーレムの必殺右ストレートによって吹っ飛ばされていくクロノス
クロノスLP4000→10500
「・・・・・・・・目立ち過ぎた。」
デュエル終了を報せるブザーを聴きながら、一人紫苑は後悔するのだった。
◆
「あの子って、サイバー流なの?」
「いや、どうも違うな。しかし、面白いな。まだこんな逸材が残っていたとは。」
「あら、あなたはが他人に興味を持つなんて珍しいわね」
金髪の女性と黒マントを羽織った某サイバー流に目をつけられ…
「ねぇねぇ、見た?あの娘すごく強いね。」
「あのぼうや、面白いわね…」
ヒーロー使いの純真少女と藤色の髪をツインテールに結んだ妙に色気がある女性に目をつけられたのだった。
『これはまた一癖も二癖もありそうな人たちに目をつけられてますね〜。まぁ、私の知ったこっちゃないですけどね。』
それに気がついたエアトスはマスターの平和な学園生活は無理そうだと溜息を漏らすのだった。
後書き
クロノス先生強すぎじゃね!?他の二次創作では大抵ワンキルされてるような気がするクロノス先生がものすごく強くなってしまったと思う…
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