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東方喪戦苦

作者:鬼心
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~十五幕~白玉楼での団欒

 
前書き
う「なんも書くことねぇや」

「いきなりなんだよ!?」

 

 
「······きて」
誰かが体を乱暴に揺すってくる。
「う~ん、何だよ」
そう言って、寝返りを打った

「起きて!!ドクロっち!!」
この呼び方····
目を開けると案の定、菜々が立っていた

「うん?寝てたのか····おはよう菜々ちゃん」

菜「うん、おはよう♪じゃなくて起きてよ!」

俺は半ば強引に連れていかれた。

妖「あっ!骸さん、やっとお目覚めになられたんですね!」

そこでは妖夢ちゃんが夕飯の支度をしていた。

「ゴメンゴメン、思ったより爆睡しちゃったみたい」

まだ正直眠い、目蓋に重りが乗ったような感覚だ

幽「良い匂いねぇ」

幽々子様が何処からともなく現れた。

「うおぉ!ビックリしたぁ!」

今のでバッチリ目が覚めた

幽「あら?骸じゃない、ゆっくりしていきなさい」

「はい。んで紹介します。俺の隣に居るのが涼宮 菜々ですね」

菜「はっ·····初めましてぇ!涼宮 菜々っていいます!菜々ちゃんって呼んでください!」

ガッチガチじゃねえか!初対面弱すぎんだろ!

幽「そう、菜々ちゃんね? ところで菜々ちゃん...男は?」

菜「え?...えぇと、好きですよ?」

幽々子はまだまだね、と言う顔をしてから妖夢の方へ向き

幽「妖夢妖夢、ご飯よご飯。ご飯はまだかしら?」

妖「はい!もう用意は出来てますよ!」

すると妖夢は俺と菜々を机の椅子に座らせる
さりげなく隣を見た....

「·····なんで俺が菜々の隣なんすか?」

幽「あら?嫌だったかしら?」

やっぱり俺はこの人苦手だ···

「別に嫌って訳ではないんですけど···」

幽「嫌なら私の隣に座ってもいいわよ?」

「······遠慮しときます」

幽「あらそう?じゃあいいわ」
そう言った幽々子様は明らかに悪意のある笑みを浮かべていた。

妖「それじゃあ!」

幽&妖&菜&骸「いただきまぁ~す!!」


颯爽と皆が飯に食らいつく
特に幽々子様は別格だ

まぁ確かに妖夢の飯は旨いから同情するが



ふと思った、人里やこの冥界の外と冥界は時間差があるのか、と
だって、人里で妖夢に会ったとき、まだ朝だったよな?
確かに爆睡してたけどあんま時間経ってない気がするんだ
気づいたらもう夕食の時間だぜ?


「冥界と冥界の外って時間差があんのか?」

妖「はい、ありますよ? ざっと四時間ですね~」

「へ~ 四時間か。ん?...四時間!?」


今冥界では約7時
ってことは今冥界の外は3時?

なんか、時間を無駄にしてる気がする....



よし、飯食い終わったら出かけるか






To be continud




 
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